先週、少しお話しましたが、
(こちらの最後の方です)
我がEOS20Dのファインダー。
AFで使うぶんには、何の問題もないのですが、
MFでピントが合わせられない(TT)
もちろん、
使い手(私)のせいも多分にあると思うのですが、
今やオールドレンズの方が、手持ちの数が多くなってしまいましたので、
MFの使い勝手向上は、
至上命題になっていました。
例によって、あちこち検索して回ると、ここにも先人の方々がおられましたw(°o°)w
あれこれ参考にしながら、フォーカシングスクリーンを交換してみることにしました。
さて、スクリーンですが、20Dはユーザー交換出来るようになっていないので、
純正交換スクリーンもありません。
社外市販品もあるようですが、結構なお値段です(汗)
そこで、他機種のを改造して流用ということになります。

手に入れたのは、こちら。
ニコンFE2用のB2スクリーン(全面マット)です。
これより新型のFM3用 B3がいいらしいのですが、安く手に入ったこれに。
先にK2(スプリット)を入手しましたが、スプリットはレンズによってはカゲになって見にくいので
実家のFE用で取っておく事に予定変更。(FEのKよりはいいだろう・・・と)
これ、定価で¥1800です。B3ならニコンダイレクトで新品が¥2800ちょい。
物色中に、色々見ましたが価格設定の高いのが多かったです。
B3が普通に買えるので希少価値のあるような物じゃ無いと思うんですがね~w
安いのが無いときは、B3新品の方がいいでしょうね。 参考までに。
それでは、20Dをバラしていきます。
といっても、ビス2本だけw

ミラー保護の為、紙を差し込んでます。
ミラーBOX上の見えるビス2本を抜き、カバーを外すと、スクリーンがカシャッと外れます。このビスが極端に固い場合もあるようです。

外れたスクリーン回りの部品。
スクリーンはミラー側から順に、
押さえ金具,フォーカシングスクリーン,シム,スクリーン(AFポイント),プリズム
となってます。
写っているのは、左から フォーカシングスクリーン,シム,押さえ金具,カバー
一番下のスクリーンを改造品と交換します。

B2スクリーンにマスキングテープを貼り、純正スクリーンから型どり。
ヤスリを使って、削り出していきます。(かなりゴミが出ます)

爪が何ヶ所かあり、削るのに難しいですが、無くてもOK(たぶんw)な爪もあります。
奥側真ん中はあっさり無し、直線に加工。
手前両側の爪は、間をそのまま残しました。
奥両脇の爪の、奥側(短い方)だけボディに嵌るので、きっちり作ります。
何度か純正スクリーン,カバーと合わせながら、削り出して完成。
切り粉がカメラ内に入らないよう、しっかり水洗いします。
スクリーンの
すりガラス状の方が上になるように、パーツを元通り組み立てて終了。
お~~っ!! 見やすい! ( ̄ー ̄)ニヤリ
何枚か撮ってみて、ピントのズレを確認します。
少しズレているので、シムを抜くと合うようになりました。
これで、ピンボケが無くなります! だといいなぁ(^^;)
おまけ
夕方、すこし試写に行ってきました。
EOS20D+FL35mm f2.5改
EOS20D+FL35mm f2.5改
EOS20D+FL35mm f2.5改
ゆっくりピントリングを回していくと、
あ、きたっ と、ピントが合う所がはっきり判ります。
以外に簡単なので(根気は少しいりますけど)オールドレンズファンの方、オススメですよ。
Posted at 2013/07/21 16:19:57 | |
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