EOS20D+Nikkor-S Auto 35mmF2.8
今日は試写画像から。
先日入手した、35mm F2.8

このように見事なカビレンズです ^▽^;
さっそく清掃に取りかかります。
この手のレンズは前玉側からバラすと、ごっそり抜けてくるみたいです。

ちょうどいいカニ目回しが無いので・・・
名盤にある切り欠きを『特製ミニタガネ』でコンコンします。

前玉ユニットが外れました。
このままでは、前玉の裏側は拭けないので

ホームセンターで入手の「ゴム戸当り45mm」に少し加工し『特製名盤回し』に変身。

こうやって名盤を回して抜くと、レンズが取り外せます。
前玉ユニットの後側も、ゴム手を使って回し外し、レンズを拭きました。
マウント側から後玉もバラし拭き上げましたが、省略。
今回のレンズには、後側にひさしのような出っ張りがあります。

こんな感じ。
ここが、マウントアダプターを介してEOSにつけると、ミラーBOXの縁に軽く接触してるみたいでした。

Aiマウントと比べるとこれくらい。
マウントの銀色の所から、Autoは7.5ミリ,Aiで3.5ミリ出てました。
これは、何の為に付いているのでしょう?
レンズの情報をボディに送るのか?光の反射を防ぐ目的か? 解りません。
まあ、古いタイプのニコンボディも無いし、わずかとはいえ中に当たるのは気になるので、
切っちゃえ!! (^▽^;)
マウントの側面からネジを3本外して、この黒いのだけにします。
金切り鋸で慎重にカット。アルミ素材なのでけっこう簡単。
ヤスリで仕上げて、つや消しのマーカーを塗って終了。

これでさっきの出面が4.5ミリになってます

マウントアダプターに付けると、こんな感じ。
電子接点とちょうどツライチくらいになりました。これならOK。

マウントをバラしたついでに、絞りレバーのベアリングをグリスUP。
今回、ヘリコイドは動きが良かったのでバラしませんでした。
元通り組み立てて完成!

ちょっとカニ爪が目立ちますね ;^_^ 外そうかな・・・?

わざと逆光にしてみました。白けてますね。

同じ状況で、手をフード代わりにかざして。
光の反射が写り込む(上の方の金色のモヤ)はどれも似たようなものですが、画面全体が白けてしまうのは古いレンズだからですかね?
フードを探さないといけませんね。
もちろん、ジャンクで  ̄∇ ̄
おしまい。
Posted at 2013/02/09 13:48:53 | |
トラックバック(0) | 日記