昨年末に井川方面終電に間に合わず乗れなかった大井川鐡道井川線に再び乗りに行きました。
まずは新金谷で乗車券を購入。
これ、本線と井川線(現在は接岨峡温泉まで)と千頭~奥泉~寸又峡温泉の路線バスが2日間乗り放題で3900円とかなりお得な乗車券なんです。
今回乗車した新金谷~千頭~接阻峡温泉の普通運賃が往復で5060円なんで1日のみ&往復だけでも十分以上に元が取れちゃいます。
大鐡さん太っ腹ですなぁ・・・
千頭行の電車が来るまで駅前のプラザロコでお弁当を買いつつ、駅の売店で600円と少々お高いソフトクリームを頬張っていました
とっても濃厚!カップのラングドシャも最高です。
気温が高いとすぐに溶けてしまうので慌てて食べましたけど^^;
ホームから検車区の方を眺めると・・・
おや、奥に京阪旧3000系と西武E31形がいますねぇ。
確か家山の側線にいたはずですがどうしたんでしょうか?
それにしても1枚の写真内に旧客と京阪と西武の車両が写ってるとは凄いカオスな光景です(笑)
そうこうしてると千頭行普通に元近鉄の16000系がやってきたので乗車。
特急車らしい静粛性の高い快適な車内でお弁当を食べつつ千頭に向かいます。
(写真撮り忘れてたorz)
千頭で井川線に乗り換えます。
井川線は客車列車で運行されてるのですが、ディーゼル機関車は千頭方(麓川)に連結されるので井川方は運転台付客車が先頭になります。
そのため、客車間にはブレーキ菅の他に機関車制御用の線が引き通されています。
自分達が乗った客車はなんかレトロなボックスシートが並ぶ車内、銘板を見上げると・・・
なんと54年前の製造でした(゚д゚)!
あ、ちなみに客車は全車非冷房です。
なので、窓全開でした。
千頭を出て一駅目の川根両国を出ると車窓右手に井川線の車両基地が見えます。
ここから終点の接岨峡温泉までトンネルをくぐり森の中を右へ左へと蛇行しながらカミンズ製ディーゼルエンジンを吹かしながら列車はゆっくり上っていきます。
途中のアプトいちしろ駅ではディーゼル機関車の後部に更にアプト式の電気機関車を補機として連結します。
連結作業が流れるような早さで行われます。
ここでは停車時間は5分ほどあるので、連結作業を眺めたりトイレへ行ったりする人が多かったです。
それにしても、アプト式機関車でけぇ!!
ディーゼル機関車の2倍くらいはありそうな車高です。
ここから次の長島ダム駅までは90‰の超がつくような急勾配をアプト式電機機関車が押し上げながら進みます。
そして長島ダム駅に着く頃には巨大な長島ダムの堤体が見えます。
ここでアプト式機関車を切り離すのですが、ちょうど対向列車との待ち合わせだったのもあり、目の前でアプト式機関車を対向列車に付け替え作業してました。
ここからは再び、ディーゼル機関車が客車を押し上げていきます。
眼下には長島ダム建設によって水没した井川線の旧線が見えたりします。
ダム湖である接阻湖の湖畔にそって進み、奥大井湖上駅を過ぎると終点接岨峡温泉に着きました。
ここから先、井川までは現在土砂崩れの復旧作業で11月頃の運転再開となるようです。
線路に生えた草が不通になってからの経過年月を感じさせる光景でした・・・
接岨峡温泉で30分ほど停車して折り返し列車が今度は千頭方へと下っていきます。
長島ダム駅で再びアプト式機関車が今度はブレーキ役として連結されます。
エントランスでアプト式機関車に取り付けられた歯車と線路に設置されたラックレールが噛み合わさることで急勾配を上り下りできるようになります。
このトンネルを過ぎると90‰の勾配を今度は下り始めます。
軽便鉄道並の小ささとはいえ、5両の客車とディーゼル機関車を従えながら下る姿は頼もしく見えます。
アプトいちしろ駅から再びトンネルと森の中をウネウネと下って千頭へ帰ってきました。
ここから新金谷まで今度は南海ズームカーの20000系に乗車しました。
新金谷へ戻ってみると検車区の方ではトーマスとジェームスが入れ換え作業をしていました。
8月中はSL達もいつもより運用が多く組まれ、牽引両数も多い為とても忙しそうでした。
旧客の横では十和田観光鉄道からやってきた(東急)7200系も夕方の運用に備えてかパンタを上げて待機してました。
夕方の新金谷は私鉄車両やSL・旧客にソドー島鉄道の機関車もいる魔境と化してましたwww
さて、大鐡を1日楽しんだ後は
毎回恒例のさわやかでした(爆)
今回、デザートにバケツ氷なるものを頼んでみたのですが・・・
まさかのアイスピッチャーに氷盛られてる件wwwwwww
一人では食えず、友人とシェアしながらになりましたとさ(完)