
今日テレビを見ていると、中国元切り上げのニュース、
経済評論家は2%程度だったので影響は少ないと一言、本当にそうでしょうか?
中国の友人は米国のウォルマートとビジネスをしています。価格は厳しく利益ぎりぎりのビジネスです。当初は良かったのですが、最近では工場を回転させる事が目的のビジネスになってしまっています。
順調な時はありがたい年間契約で商品を供給しています。
彼は、今日の発表で来年3月末までの契約残 5億円X8ヶ月 = 40億円の2%つまり8千万円の損が確定しました。
中国と日本の場合は・・・・・・
昨年度の貿易金額22兆円の2%と言う事は、4400億円の影響?そうではありません。一般市場に商品が届くまでには、平均3つ位の企業を経ます。そして各企業は利益を額ではなく、率で確保します。各企業が各々20%の利益率を確保した場合2%は、3.456%へと変化し、
4400億円は7603億円に変化します。今の日本にとって7603億円は、わずかな金額でしょうか?
ストレートに7603億円ではなく、商品グレードの低下もしくはコストアップ、その他生活に一番近いところの中小企業が大企業からのプレッシャーを受け利益圧縮を余儀なくされる様な事が起こり、うやむやになってしまいますが、数字としては見えなくとも何らかの形で7603億円の価値は、私たちの生活の中に影響を及ぼします。
経済を語って商売をしている人には関係ないのかも知れませんが・・・
私は中国の元切り上げを、仕方のない事だと、時代の流れだと考えています。私見ですので、考え方が間違っている場合は教えて下さい。m(_ _)m
Posted at 2005/07/22 02:32:52 | |
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