360°ビュー・モニタースイッチ増設

タクトスイッチをウインカーのレバーの頭に仕込む，mizu16さんの方法を完全コピーさせて頂きました．なので，自分も練習用にヤフオクで中古のCX-8用ウインカーのスイッチユニットを買いました．そうしたら，mizu16さんと同様，届いたのは自分の2021モデルとは仕様が異なるものでした．写真の上側が2021モデル用で，下側が中古品です．どうも，ちょっと前にオートライトが強制ONになった影響で，スイッチ自体も仕様や構造が変わってしまったようです．

外観の違いはこのシルク印刷の，「電球マークの位置」だけです．写真の右側が2021モデル用で，左側が中古品です．でも，2021モデル用はOFF位置で固定できなくなっていることもあって，中身の構造は違います．きれいに施工するには，タクトスイッチのケーブルを中のシャフトに通す必要があるのですが，2021モデルはシャフトが貫通しており，その点は楽でした．逆に中古で買った方は貫通していなかったので，穴あけなどの施工が必要そうでした．結局，買った中古は分解だけで練習はせず，ぶっつけ本番でゆきました．

厚さ5㎜のタクトスイッチを仕込むには，写真下側緑の部品と，その下側にある黒いシャフトの一部を削る必要があります．これはもう，現物合わせで削りました．この写真は削った後のものです．

中のシャフトに2本のケーブルを通して，タクトスイッチに半田付けします．

タクトスイッチを削った箇所に押し込んで，シャフトを通したケーブルをレバーの溝に押し込み，スイッチユニット本体の中から引き出しました．

写真撮り忘れましたが，レバー先端カバーの頭に穴を空けてタクトスイッチのボタンの上を貫通させ，キャップをかぶせて接着剤で固定して完成です．

あとは車体への装着です．クラスタースイッチのコネクタの，紫の線とグランドとの間にこのスイッチを入れればよいのですが，2.2kΩの抵抗をかます必要があります．抵抗はこの写真で黄色い熱収縮チューブの中に仕込み，スイッチユニットの中に納めました．

車体にスイッチユニットを装着し，配線を完了した状態です．写真で見て，スイッチユニットの裏側から追加したケーブルを引き出していますが，スペース的には余裕があって大丈夫でした．ケーブルの片側はクラスタースイッチのコネクタの紫の線に割り込ませて，もう片側は車体フレームに共締めしてグランドに落としました．非常に使いやすく，たいへん満足しています．開拓して下さった先輩の皆様に，厚く御礼申し上げます！