
九州の震災に非常に心を痛めております。軽々しいことは言えないのですが、「頑張ろう九州」と言った瞬間に他人事になってしまいそうで、今は義援金を送ることしかできず他に言葉がありません。自分はもともと神経が脆弱で災害や事故のニュースでショックを受けやすいので、つい目を背けようとしてしまう自分が嫌になります。
さて、この4月から職場が変わって自宅から遠くなった上に仕事量も増えたため自分の時間がとれず、クルマにもバイクにも殆ど乗れないので特にネタも無く(?)、ブログもひと月かふた月に一度更新ぐらいのペースになってます。ポルシェ997は先月サスを交換したのですが、近所を少し走って初期アタリが出たと判断し、車高調機能で5mmほどローダウンしてみました。これでスロープや段差にギリギリ当たらない車高です。
いつも情報収集している2ちゃんねるの水冷ポルシェスレを見ていたら、自分のブログにアップした画像リンクが流用されていることが判明。一種のシャレやネタであって悪意のあることではないものの、そこから2chの大勢の匿名投稿者に自分の身元が割れてしまうということは恐怖です。みん友さんじゃないと信じておりますが、ちょっと変わった写真やネタになりそうな写真をアップする場合は(特に女性は)気を付ける方がベターかもしれません。
クルマ/バイクのネタが無いのでちょっとヨタ話ですが、実はブーツマニアだったりするので、そのあたりのトピックでも。
20年間バイクに仕事に遊びにと酷使しまくってきたRED WINGのPT91エンジニアブーツがいよいよボロボロになってしまったので、新調してみました。本当にブーツが好きな人なら一生モノとして愛用し続けるのでしょうが、アッパー部のレザーがめくれてきてあまりにこ汚くなってしまったので、これ以上のリペアは諦めました。
このブーツではバイクでオフロード走行もガンガンしたし、雪の中や泥の中を歩いたりキャンプの火を落下させたりと足を守り続けてくれましたが、特にバイクのシフトペダルが当たる左足の甲の部分はもう少しで分厚いレザーも破れそうです。

20年以上酷使しまくってボロボロのエンジニアブーツ
今回新調するにあたり、ウエスコやホワイツといったブーツは高くて勇気が必要なので、頑丈でコスパに優れたRED WINGを再チョイス。新品で買える現行のRED WINGエンジニアブーツを調べてみたところ、
ド定番の2268というモデルを見ると、以前とはちょっと違うもっさりとした印象。それもそのはず、ブーツの内側や断面までブラックに染められたレザーを使用し、脱ぎ履きのしやすさを追求してかシャフトも随分と太くなっており、以前のシャープなイメージがありません。
調べてみると、つい最近出たばかりの
9268というPT91復刻版のエンジニアブーツもラインナップされていることが判明。こちらは昔ながらのPT91のスリムなシャフトに、レザーの芯までブラックに染めていない、いわゆる「茶芯」クロンダイクレザーを使ったモデルです。

茶芯レザーはやはり味があります(画像はRED WINGオフィシャルサイトから拝借)
さらに調べてみると、青山のRED WINGオフィシャルショップ限定で、
トゥにスチールカップが入っていない2966というモデルが存在することが判明。スチールトゥはヘビーデューティでカッコいいけど、ブッちゃけ重いし内側で爪先が当たって痛いしで、今回は軟派にスチール無しの2966をオーダーしました。
自宅に届けられた2966は、箱まで昔の被せ型ボックスを復刻していて、現行の真っ赤な箱を見慣れていると妙に新鮮です。箱を開けるとニオイまで以前のPT91と同じで、瞬間的に青春がフラッシュバックしました(笑)。今までRED WINGは全てUS7 1/2のサイズで履いているんですが、ネットの情報で9268は“少し小さい”ということがあったので、US8サイズを購入したところ、確かにかなりタイトな印象。早速歩いてみたところクロンダイクレザーがガチガチに硬いこともあって痛い痛い(;_;)。自分の足になじむまで数ヶ月はかかりそうです。

懐かしいダンボールのかぶせ箱!革カッチカチやぞ
トゥにスチールカップが入っていないのでPT91よりかなりシャープなイメージです。ディティールを細かく観察してみると、使い込むとブラックの表面からブラウンの下地がうっすら顔を出す茶芯レザーの他、現行2268の鋳物のガッチリしたバックルとは違うプレス打ち抜きの薄いバックルを使用していたり、ベルトの位置が下がっていたり、サイズやモデル表記がスタンプだったり、スネの内側に「RED WING」の型押しがされていたりと、かなり忠実にイケメンのPT91を再現していますね。ヒールとソールはRED WINGオリジナルです。そのうちビブラムに変えてしまうと思うけど。

シャープ&ナローでスタイリッシュな印象です
この茶芯レザーの匂いは、昔とまったく同じですね。ちなみに現行2268のブラッククロムレザーはちょっと違う匂いです。
内側のタテ型の羽タグまで再現されてますね。まあ言ってみれば懐古主義的なんですが、クルマでいえば憧れのアルピーヌA110に新車で乗れるようなもの(ちょっと違うか?)なので、デッドストックや状態の良い中古でもとんでもない高値が付けられているPT91を新品から履けることに感謝です。この先また何十年と履いていくと思いますが、ワークブーツは履いて履いて酷使してナンボなので、最低限の手入れとリペアの他は甘やかさないつもりです。この先20年も頼んだよ。20年後には自分が死んでるかもだけど・・・

羽タグまで完璧に復刻
懐古主義といえば、1960年代のスモール・フェイセズの名曲「Get Yourself Together」をカバーしてみました。スモール・フェイセズのオリジナルは彼氏と別れた女友達を慰めるソウルフルな歌声ですが、かなり元気良く現代的なビートロックにアレンジしてみたところ、何だかナンパソングみたいになっちまいました…
久々の投稿がクルマネタじゃなくマニアックなネタですんません…気候も良いしロングツーリングに行きたいなあ。
Posted at 2016/04/18 14:39:28 | |
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