みんカラお知らせがあったマツダのCX-5.今年2月に発売開始。
近くのマツダオートに用事があったので、ついでにCX-5を運転してみました。
まず、試乗したグレードはXDです。
ボディタイプ:ステーションワゴン(SUVと言った方がいいかなぁ)
エンジン:SKYACTIV-ディーゼンル 2.2L
駆動:2WD
TM:電子制御6AT
ボディ色:クリスタルホワイトパールマイカ
まずはフォルム。
フロントビュー。グリルの押し出し感は好みが分かれると思う。
リヤビュー。なかなか格好イイ。
サイドビュー
斜めビュー
エンブレム

フロントビューを除いて、全体の雰囲気は、そう、BMWのx5に似ている。なんちゃってBMWなのである。
フロントバンパー下部からサイドマッドガード、リヤバンパーまで黒がしぶい。サイドのタイヤハウスフェンダー部も黒く、これはトヨタ車にはない。ヨーロッパ仕様としては標準なのである。
タイヤは横浜タイヤ GEOLANDAR 225/65R17 102Vがおごられています。
うーん、私のクルーガーは225/60R17なので少し扁平率が高のでタイヤ外径が大きいですね。

ちなみにメーカーオプションで225/55R19を選択できますが、このサイズのタイヤは特殊で東洋タイヤしか今のところありません。よって、購入される方はご注意を。。(^u^)(横浜ゴムのスタッドレスならあるみたいだが。。。)
車内。助手席側はこんな感じ。
4:2:4分割可倒式シートバック。中央席のシートバックを前方に倒せます。



カラクリフィールドとは、トランクルーム左側にあるリモコンレバーを引くだけで、各部のシートバックが前方に倒れます。マツダ初採用。リモコンレバー↓
エンジンはプッシュボタンでスタート。

ステアリング部。各操作用スイッチが配備されています。

インパネ。質感が良くなかなか格好イイ。

ナビ&エアコン部。これも、綺麗でなかなかイイね。

シフトノブ、カップホルダーは至ってシンプル。サイドブレーキもレバーを引くタイプ。(フットブレーキではないのは、ヨーロッパ仕様がこれが標準仕様であるが為です)

ルームミラー部にサイドモニター(左側)が写ります。ナビ部はバックモニターに出来るので、両方を独立して視認することが出来ます。ルームミラーへのモニター表示は、センターコンソール下部のスイッチでON-OFF可能。ルームミラーにバックモニターも写すことが出来るそうです。

ナビ部のバックモニター

モニターON-OFFスイッチ
リヤラゲッジルームの下には修理キッドを収納。

SKYACTIV-D+ディーゼルエンジン用 i-stop採用。
これ、ディーゼルエンジンの圧縮比を14に下げたことで、補強パーツが軽減され、エンジン上部に配備できるようになった。
信号待ちで止まると、エンジンStop。

そして、ブレーキから足を話すと一発始動。0.04秒で始動するとのうたい文句通り、全くストレスは感じなかった。
面白かったのは、ドアミラーに写る、リヤ・ビークル・モニタリングシステム(RVM)。
体感してみた。
右レーンに車が近付くと点灯開始。通り過ぎるまで点灯。(もしこの時、ウインカーを右に出すと、点滅&警告音がなるらしいが。。。)

通り過ぎると、消灯。
マルチインフォメーションディスプレイ
i-stop累積時間など表示

セッティング

瞬間燃費表示

平均燃費表示
ヘッドランプはハイキセノン、ディスチャージ(オートレベリング付き)
これ、1つの球でハイビームも内蔵されている。よって、ハイビーム用の電球はない。ちなみに、画像のヘッドライト上部はポジションランプ。一方、グリル側はアクセサリランプとなっている。これ、みんな多分、LEDに変更するでしょうね。
ちなみに、ハロゲン車を購入すると、このアクセサリランプ部がハイビーム球に変わるのである。
フォグは暗いイメージ。やはりHID化したくなるのでしょうね。
シャークアンテナも標準装備。
マフラーは左右ダブルで装備。なかなかイイ。マフラーカッター付き。

ウインド操作用スイッチとドアミラー格納ノブ。ノブを真ん中に回せば、自動格納するのである。


それと、スバルがやっているブレーキ自動制御。
時速 約4~30km/hでの走行中にフロントガラスに設置したセンサーで前方の車両を確認し衝突の危険性が高いと判断するとブレーキを自動制御。
試乗の感想は、ドアは少し重いと感じるがしっかりしている。
シートポジションがいい具合で、見通し易く視認性も良い。
i-stopでエンジン始動するが、素早いしディーゼル車とは思えない静かな車。ディーゼルの独特のブルブル感は全くない。
アクセルペダルは意外に重く、でも、踏み込むと、体がシートに押さえられる感じになるくらいの加速感がある。じわーっと加速ではなく、ギュンっと加速するのでビックリ。下手したら、その辺の3~4Lクラスのガソリン車の加速感があるのではなかろうか。
突き上げ感もほとんどなく、ロールもしない。シャーシがいいのだろう。安定感がある。(2WD試乗だったが、4WDだと、更に路面との接地感が味わえるだろう)
ハンドルの戻りは素直。タイヤとの相性はよいと感じた。
町中運転で平均燃費12kmくらい。(多分、高速道路運転だとリッター18はたたき出すものと思われる)
以上、試乗レポートでした。
ちなみに、ガソリン車はディーゼル車より本体価格が40万円ほど安い。
なので、ディーゼルを購入して軽油でのランニングコストで、この差を埋めるには、5年くらい掛かるものと思われる。
長くのるならディーゼル車。5年で買い替えるならガソリン車の方が良いと思う。
但し、ガソリン車はディーゼル車より加速感が落ちるので、要試乗。試乗して決めて下さいね。(^u^)
終わり。