
VSジャダー Season2 EP01
「キングピンにシムを入れた分、ナックルの中で何かが減っているんじゃないかな?」
これは宮城県○○市で繰り広げられるジャダーとの壮絶な戦いの物語である。
オープニング♪ 「コードナンバ~・・・・
宮城県○○市内某所PM7:40
静かな田園風景に建つ怪しげな倉庫から今晩もインパクトレンチの音が鳴り響いていた。
吊るし上げられた哀れなジムニーと怪しいおっさんが、みん友の Poor Worksさんよりトルクス10mm3/8ソケットがハブに当たるとの報告を受け、確認作業を行っていたのであった~
うわ~ホントに当だっちゃ~
まーい~が~
こんなノリであったが、確認ついでに収録を開始した。
テキト~である。
当たり前だがタイヤを外す。
タイヤによっては、ドライブ方向指定があるので注意する。
以前、パーツレビューで間違えてたアホがいたので気を付けよう。
(;一_一)私だ~
ブレーキキャリパーを外すとローターが外れる。
例のトルクスでハブの先っちょを外す。
このタイプのソケットを使用すると、ハブにガリガリ当たり傷モノになってしまうので
みん友のPoor Worksさんのページを参考にしましょう。
ハブの先っちょを外すとこんな感じ。
スナップリングプライヤーでスナップリングを外し円形の板を取る。
この円形の板がドライブシャフトの位置決めをしているようだ。
続いて裏側の例のパーツを外す。
次に上下のキングピンを外すと~
何とか?(ハブ?かナックル?)が、ガバ~っと取れる。
タイロッドを付けたままなので、ぶら~んとさせておく
この時、下側のキングピンベアリングは自然落下している。
キングピンを取付けてあった上下付近にあるのが今回の敵である
「キングピンベアリング」
である。
このベアリングの穴にキングピンが入るのである。
下側は、まさに悪の容姿
ドライブシャフトはこの時点で引くと取れるが、中から大事な物まで流れ出てくるので注意。
「何かが~出ちゃうんだろ~」と口ずさみ※涙が~である。(ドリカム)
この角度からドライバーとハンマーを使用し叩いてベアリングの外輪を外す。
外した後。
ここで分解終了だが、敵にたどり着くまで大変だね~
原因を確かめる為、灯油で洗浄し新品と比べる。
写真左が新品、写真右の2個が外した古い物。
ヤバイ~\(◎o◎)/!
まだまだイケそ~ナ気がする~
キングピンに取付けて新品とのギャップ差を確認して見る。
ちょっとだが古い物の方がガタが大きい気がする程度、
しかし、せっかくなので交換する。
ナックルを洗浄しベアリングの外輪を少しづつ、角度に注意しながら打ち込む。
グリースプレイ。
モリブデングリスが無かったのでモリブデンスプレーでごまかし
組み上げる。良いのか~ほんと
運転席側を組み上げ、助手席側へ~
あっとゆう間に助手席側、
いつもの工具でステアリングロッドを外す。
バラバラ~
こ、これは~(^o^)
サビサビ~
さっそく洗浄して見ると~
写真左がキングピン下の物、右が上のベアリングである。
写真左のベアリングは回転すらしない。
しかも外輪はローラーの当たる部分が凹んでいる。
こ、これが
「悪の組織、ジャダーの正体」
だ~~~と夜中にはしゃいでるオッサンであった~
正直これを見るまでは不安だったんだも~ん。
プレ~イ
もう鼻歌まじりで作業である。
組み上げは、分解の逆に行えば良いのだが、
下側のキングピンベアリングには、グリスをよ~く塗っておくと落下しないので組みやすいでしょう。
組み上げ後、テスト走行~
もう、どこ行っても、何やっても、何も起こらないで帰還。
逆につまんないぐらいだ。
「キングピンにシムを入れた分、ナックルの中で何かが減っているんじゃないかな?」は
ベアリングが錆て摩耗し、減った分のギャップで振動(ジャダー)していたと思われる。
シムを追加してギャップを減らし取りあえずジャダーは収まっていた、と言えばつじつまが合う。
あ~もう遅いな~
帰~ろっと。
これにて
ジャダーとの壮絶な戦い。Season2
は、一話にして、いきなり最終回となってしまったのであった~
みなさんも、ジャダーが出現したら頑張ってね~(@^^)/~~~
じゃなくて参考にしてもらえると嬉しいかも。
これは宮城県○○市で繰り広げられるジャダーとの壮絶な戦いの物語である。
繰り返す。壮絶だったんだってば~
有難うサンレッド~
「完」
Posted at 2011/12/25 02:43:31 | |
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ジャダー | 日記