皆さんは愛車のシートにどの程度満足しているのでしょうか。
伝統的に仏車の純正シートはとても造りが良く、長距離でも疲労が少ないと聴きます。
対する国産車、少なくとも私は過去に ”素晴らしい” と感じたシートは皆無でした。
それが 「設計」や「思想」 に起因するものなのか、「コスト」 なのかは判りませんが、なかなか満足出来る純正シートに巡り合わず、ほぼ社外品に交換してしまいます。
さて、500 。
チンクのシートは皆さん如何ですか?
以前のイタ車も含め、私は正直イマひとつ合いません…
ABARTH(正規モノ)の純正シートは 見た目の派手さはさて置き、そのポジション・材質・ホールド感、ぜんぜん悪くは無いけれどステアリングポジションと相まって 妙にシックリこない。
試乗を重ねた末、納車後1時間でやはり社外品に交換。
私はRECAROの装着割合が多いのですが、長時間使用すれば疲労度合の違いは歴然。
時には生死を分ける場面に遭遇する機会も多い交通社会、この「戦場」とも云える過酷な現代日本に於いて、路面からの豊富なインフォメーション・適度なホールド感が 「安心」 と 「冷静」 を提供してくれます。
命を預けるシートだからこそ、一度使うと戻れなくなってしまうのでしょう…
フルバケほどではないが、激しい横G ・ 急制動時もしっかりと身体をホールドしてくれる 「戦場の相棒」。
足場の悪い戦場で女性社員がつまづいて、熱っ~いコーヒーの雨が降り注ぐ その瞬間…
通常ならイスから転がり落ちて醜態をさらす場面ですが、このシートなら大丈夫。
サイドサポートが 肩・腰・腿 をしっかりホールド、微動だにせず(できず) 骨太な戦う男を演出してくれます。
冷たい空気が心地良すぎる快晴の日曜日、遊びに行きたい衝動を抑え職務に集中できるのも、このシートのお陰であります。
ちなみに、他の者はコレ →
← 新人くんは、こんなの (コレあんまりだろ…)
へたすると1日で最も長時間座る「イス」 だからこそ、身体に合った物を選びたいですね!
ところで、外した純正シートは皆さんどうしているのでしょうか…
宅内でもカレージでも邪魔、何か有効活用方を考えねば。