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まる源のブログ一覧

2012年04月27日 イイね!

パパもママも 知らない話

パパもママも 知らない話「痛み」 を表現できるのは素晴らしい。

多くを語らずとも、具現化できる事象と客観と主観。

だから、伝えるのは困難だと思える今日この頃。




「かつて味わったコトがある。」
耐性と云い、衝撃は60%以下に抑えられる。

「アレはキツイ。例えるなら… 」
置換、実は相当に効果的。

「 どう考えても… 痛いだろう。」
これは始まり。 悪化するとマゾ。


人は幼き日、疑うことも較べるコトも知らなかったからこそ全てが幸せだった。
「痛み」 = 「愛」 の時代。

やがて痛みは「悩み」へ換り、避けるべきモノとして、「大人」が完成する。




より強い肉体的な苦痛を味わってみたいという願望は誰にでもある筈。
まるで ”変態” みたいだが、ソッチの話ではない。

骨折? 物足りない。
打撲、 いいかも。
裂傷、 性根を据える。

だが残念ながら、既に耐性が着いているためチャレンジングでは無い。



神経根に触れられると、否応ナシに反応。
脳が頭蓋を圧迫すると、嫌悪感。
臓のモツが体外に露出してるコト自体が、不幸せ。
これらはダメ、不合格。

視えぬ敵、ピロリ菌。
カテキンみたいで可愛いが、なかなかやる。
そもそも「視得ない」のは反則、せこいぞ。


確かに私は 「ささくれ」 がこの世で最もキライだ。
昨年末に 「しもやけ」 が次点にランクインした。
「うるし」にかぶれるくらいなら、骨の1本位差し出そう。






生まれて初めて遭遇するには遅すぎた恐怖。


「痛み」 を再考するには良い機会と考える私に、容赦無い両手が眼前を舞う。

祗園。  良い響きだ…


ギャギーンッ!
ギャンッ!
グギッ!
キーーンッ!
ボギッ!
ギリギリッ…
ググ、グポッ!…





またひとつ大人の階段を昇ってしまった。

更に「耐性」を着けた私に、恐れるものなど在り得るのだろうか?

鮮明な意識を保ちながら、身体の一部を切り離される経験。
「忘却」というフォルダに封じ込められるなら、人間はどれだけ前向きに歩めることだろう。

突然襲った衝撃に、人はどう立ち向かうか。
身をもって考えさせられる、終生の記憶に残る1日。









人生、最初で最後の歯医者さん。
「親知らず」 よ、さらば…






おっちゃん、イイ歯してるけど油断は禁物だ。
前歯抜けてるの気付いてる?



Posted at 2012/04/27 00:07:59 | コメント(12) | トラックバック(0) | 日記
2012年04月22日 イイね!

「 スマホ 下さいっ!」

「 スマホ 下さいっ!」物を大事に永く使う。
日本人の ”もったいない精神” 、良いと思います。
出来るコトなら、天寿を全うするまで使ってあげるのが 「愛」。





購入して8年、私のケータイが折れたのは約1ケ月ほど前。

ぐ、遂に限界か?

いや、まだイケる。
もったいない、もったいない…

おや、割れ目から何か出てきた。
でも、ちゃんと使える。

使うにはコツが要る。
まるで旧車を始動するが如き「儀式」を経て、メールを打つ私。

そして、ご臨終。

う~、ヤバイ!
「バックアップ」なる素敵な措置など私が施してる筈も無く、焦る。
auショップへ、レッツラゴ~ッ!


よし、機は熟した。
時代は 「スマホ」 だ。(と聴く)
僅かな作動音とともに自動ドアが開くと同時に手空きの店員さんをロックオン、
最短距離で接近。
店員さんもコチラの並々ならぬ決意を感じ取ったか、凝視!  さすがプロ。
よーし、意思の疎通は既にクリア、ミサイル発射っ!

「 す、すっ、すまほ 下さいなっ!」

店員 「 よろこんでっ!」



数機種の特徴を流暢にプレゼンするその姿勢、感謝。
だが実は、このXデーの為の事前調査は完了している。 ふっふっふっ (ニヤリ)
四機種目の説明を始めようとした店員さんの言葉を遮るように、きり出す私。

「ありがとう。 ひと目見て気に入ったコレにしよう。」

指差す先には、i Phone 4S。


私はマック信者ではない。
どちらかと云えばモスが好み。
手と口がネチョネチョになるのは、美味しい代償。
ともあれ、アンドロイドと iPhone の機能の違いなど全く解からない。 無知。
ただ視て・触って、その絶妙なサイズと形が感性に合致する。



料金プランの説明に入った店員さんが PC画面の私の使用履歴データを凝視。
そして、沈黙の数十秒。

「お客様、ケータイで ezウェブやPCサイトをご覧になる事は?」

私 「 いえ、全く!  興味ありませんな(キッパリ)。 はっはっはっ  」

「 … 。 」



奥で店員さん達の密談が終了、ネクタイを締め直した担当さんが意を決し、毅然とした態度で私に告げる。
「お客様の現在の使用状況は、毎月1,980円。  基本料金のまま、上限に達してません。  スマホにすると一気に5千円以上高くなります。 今までと変らぬ使用環境ならば、スマホはもったいないかと思われます。」

私 「 … 。 」



春の香りが頬を撫でる帰り道、小鳥のさえずりが清々しい。
もちろん、手には機種変無料のケータイ入り紙袋。

店員は、お年寄り向けのカンタンケータイを薦めてきたが、それは既に仕事用に持っている。
全く同じ老人ケータイを2台持つというウケ狙いに奔ろうとする私に、もう一人の私が 「 眼を覚ませ! 俺!」 と忠告し、事無きを得る。

ニッポンの商売の仕方も変わったものだ…  グローバル化ってやつか?
更に基本使用料を下げてもらったのは云うまでも無い。






センチメンタル風味で帰宅すると、鰤が居た。



はるばる九州からやってきたか。
シーズン最終盤、名残りの使者。



大海原から九州~神戸、長旅で疲れただろう?

いま、楽にしてあげるよ。











この時季のお楽しみはナンと言っても 「真子」。

栄養が全て卵巣にまわるので、身脂は薄くなり風味も落ちる。
だが、真子の旨さは格別。
筍・ワカメ・ふき と炊合せ、木の芽をあしらえば春満開!


いつものように、ご近所さんで人だかり。
解体ショーはチビッコ達にも人気のアトラクションだ。

「 これ、エラで遊ぶんじゃない。」
「 えーい、ABARTHにブリの頭を乗せるんぢゃない! 血が滴ってるだろー 」

そんなこんなも、いつもの情景。

夜はこのまま、ご近所さんで宴会だ。
1本の鰤が様々に調理され、春の食卓を彩る、焼酎が進む!

春夏秋冬、季節の魚と野菜で交流できる日本の風習。
受け継いで、残していきたい 心のふれあい。

そうさ。
スマホじゃなくてもいいじゃないか。
「ケータイ」 という日本の風習を次世代に伝える ”伝承者” として、選ばれし者の誇りを持って歩いて行こう。

ABARTHも何故かパワーアップして復活。
新年度の慌ただしさも若干落ち着きつつある。
数週間徘徊できなかった みんカラも、これから楽しみ。
季節の移ろいは早い。
春から初夏へ、また太陽のシーズンがやって来る。
さぁ、ケータイ持って遊びに行こう!




皆様、今年度もどうぞ宜しくお願い申し上げます!



Posted at 2012/04/22 05:55:07 | コメント(16) | トラックバック(0) | 日記
2012年04月04日 イイね!

葬られし真実

葬られし真実

真実が明らかになる事。
世の中で起こる出来事のうち、それはむしろ稀有と云える。
歴史の表舞台から葬られ、記録は抹消される。
そして、何事も無かったかの様に、時間は流れ続ける。

    【注】  長文 ・ ほぼノンフィクション










日差しの眩しい、とある 春の一日。
朝から庭仕事に精を出す。
甘夏みかん、今季最後の収穫だ。
4年前の枝打ちから徐々に回復、今年は約200個の実り。
カタチは悪いが、味はイイ。
皮はマーマレードに最適だ。 チビッコたち、頼んだぞ。


昨年の台風ラッシュにもメゲず、お疲れ様。

あと3~4ケ月、子供達に逢えるとイイね。


昼下がり。
あー、お茶がウマい…
黒糖ピーナツの素朴な甘みが身体を癒す。

どれ、一区切りついたので、駆けてくるか。







レブリミット間際、インジケーターがせわしなくシフトアップを要求する。
息つく間も無くコーナーが迫る。
9割程度でブレーキング ・ シフトダウン ・ ブリッピング、今日もカカトが冴える。
舵角が残った状態から右足に力を込める。
ムニャリとトルクステアを感じさせながらも、弾ける様に加速。 最高だ。

今日はノレている。
先日導入したアイテムも、正確に機能。
皮剥きを終えたニュータイヤもバツグンだ。
お気に入りの峠を駆けるには最高の気温、ブーストの掛かりも調子イイ。
こんな至福の時を提供してくれる ABARTHよ、ありがとう。  キミ、最高! 




ピーーッ !!



警告灯点灯…  よくアル事だ。

ほどなく路肩に停車、確認。


「ESP警告灯」 

これで TTC ・ ABS ・ HHS 等、ESP絡みの機能を失った。

以前にも経験してるから、慌てないもんね。
実際に壊れた訳ではなく、何かの拍子にエラーが出て、電気的に遮断しているだけ。
むしろ無粋な足枷が外れ、より純粋な 「走り」 を楽しめる ひと時、歓迎。
ひとしきり駆けた後、Dに寄ってエラー消して貰えば済むコトだ。
では再び…


レブリミット間際、インジケーターがせわしなくシフトアップを要求する。
息つく間も無くコーナーが …   【 以下同文: 数十回繰り返す 】




東の空から夕闇が迫る頃、私の眼前は突如 ”闇” に包まれた。


唯一 ライト点灯マークを残し、メーターパネル ご臨終。


各所、チェック開始。

「走る」機能に全く問題はナシ。
ヘッドライト・ウィンカー・エアコンはじめ各機能ほぼOK。
死んだのは メーターパネル ・ ブーストメーター ・ ESP関連のみ。




「単にヒューズかな。」

予備持ってないし薄暗いし、閉店間際のDでサクッと交換すれば済むコトだ。
メーターは針も微動だにしない、だが普通に走るぶんには影響なし。
いや、むしろエンジン回転数を自らの経験・五感を駆使し、見極め、操る機会。
快感チャンス!




レブリミット間際、インジケーターがせわしなくシフトアップを要求 …
たぶんレブリミット付近、インジケーターが沈黙するなかシフトアップ。
息つく間も無くコーナーが …  【 以下同文: 10回ほど繰り返す 】






陽は沈み、ディーラーに到着。 「 ヒューズかな~!? チェックよろしくー 」



    いつどこで始まったのだろうか…
  確かに云えるコトは、このとき既に 「葬られし真実」 に足を踏み入れていた。



「テスター」  「保証」  「本国」  「新車」  「メーカー」  「前例」 …

素敵な単語たちが、かすかに聴こえてくる。
コーヒータイムのBGMにしては、やや枯れたトーンではあったが…




閉店時間を過ぎてなお、闇の街に浮かび上がるショウルームの中。
店内は私一人、静寂の時が過ぎていく。


ディスカッションを何度か交わしたが、あまり記憶に無い。
いや正確には、”記憶の引出し” を開けずにいる。
何故なら、「葬られし時間」だから。



薄めのコーヒーにやや飽きてきた頃、営業さんが歩を進め 私に告げる。

「 ヒューズが切れてました。」

ここまで約2時間。
最初に伝えた筈だが、もうどうでもイイ事だ。

「 あと5分ほどで作業終了します。」


  … なるほど、よかろう。    あ、コーヒーもう一杯。




カウンターの奥でスタッフ達が真剣な面持ち。
ヒソヒソ話すその空気、店内BGMは既に切られている。
ジュリエッタ脇の小洒落たテーブル、くつろぐ私。

私の聴覚は 「ノーマル」 ・ 「デビル」 ・ 「初老」 の三つに切換えられる。
この場は迷わず ”デビルモード” 選択。
彼らとの距離、推定約8メートル。
重要な単語を捕捉するには、充分な距離だ。
もちろん、視線は手元の Car Graphic誌から外す必要もない。

スタッフの皆様、大事な話は 「密室」 でどうぞ。



なるほど。


でも、心配無用。
ご安心下さい。

「葬られし …」   判っているさ、男の子だもん。





全機能復旧。
先ほどまで沈黙していたタコメーターも、青少年の如く 激しく猛り、反応。
夜遅くまで、ご苦労様でした。 ありがとう。
見送り体制万全のスタッフたち、最後に私は彼らに言った。

 「 予備のヒューズを5~6個くれまいか。 この症状は 必ず再発する からね。












風が生温かい数日後の朝、コーヒーカップ片手に 電話を手に取る。

   「 廻送車を手配してくれ。」


勿論、ヒューズは使い切った。
その間隔は日に日に短くなっている。

潮時。



ABARTH専用(でもない)修復工場に向け旅立つ 我が愛車。

大方の予想はついている。
ささやかな事実の奥に潜む、大きな「真実」がある。
永い別れの始まりだ。
急な案件の為、今回 Dは代車を用意出来なかった。
このコトも ”永い別れ” に拍車を掛けるであろうことは想像に難くない。
現に既に音沙汰なし…



  堅く閉ざされた修復工場の扉の向う。

  「時間」 と 「真実」 が ひっそりと葬られていく …
















今回の一件で気付いたこと。

「あのヒューズ」 が切れている間の ”走行距離” がカウントされていない。

調べるうちに聴いたハナシ。
「メーカー内・ディーラー等で新車・入庫車を走らせる時、このヒューズ抜いてるよ」
勿論、全てではないだろう。  事の善悪をここで提起する気も無い。

確かなのは、クルマとして「走る」ことに関して影響は殆ど無いという事実を、
私が体験したコトだ。


計算すると、約120km 。

私の ABARTHは 「葬られし事実」 を持っている。
だが、他人がソレを知る術は何一つ無い。
ECUを解析しても不可という。

確定事項。
次回給油時の燃費計算、表面上 猛烈に悪いコト。




また一つ、お勉強してしまった…

そっかー

  オドメーター、動かないんだ。

ふーん
  
  あの ヒューズ かぁ。




 
     良い子のみんなは、マネしちゃダメだぞ~ !!













Posted at 2012/04/04 17:19:32 | コメント(16) | トラックバック(0) | 日記

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