
3連休初日を会社で過ごし(涙)、アイス417さんからの「ヨシベー」の誘いを(無麺でなく)無念にも断るワタシ(涙涙)
その3連休前に発注後2ヶ月、発注したコトすりゃ忘れていた頃に、そのアイテムが届いた。
足回り・シートを含めた乗り心地は、かつての名車のような「夢心地」とは言えない現行C5であるが、スフィアを「コンフォート玉」に交換、更にこのアイテム装着でC5の「柔らかハイドロ化」を試みるものである。
そのアイテムとは・・・
写真のとおりクッション(笑)である。色もベージュでシートとの調和も取れておらず、浮いた感じである。
フランス車オーナー諸兄はきっと呆れているか、激昂しているコトであろう。
しかしながら、この1枚9千円弱の高級クッション、従来の「低反発」と全く異なり「高反発」。耐圧分散に優れ、浮遊感が得られるとのコト。
連休2日目、アイテム装着後、初のドライブに出かける。向かう先は八王子、目的は只1杯のラーメンを食べるために。。。何とも間抜けである。(嫁を誘ったが、当然断られた。)
横横道路⇒保土ヶ谷バイパス経由で一路八王子へ。
自動車道では、コンフォート玉に交換してから、交換前の路上の凹凸や継ぎ目など「コツコツ」と小さく拾っていた感はなくなり、上手に吸収してくれている感じ。更に例のクッションの効果?で何事もないようにスムーズに走行。
流石に大きなギャップのある部分では多少の突き上げ感はあるのだが、ココでもクッション装着前後では突き上げ感は小さくなったような気がする。(あくまでも暫定ですが・・・)
また、コンフォート玉取替前は「ゆらーり、どんぶらこ」感が希薄だったが、コンフォート玉では船のように心地良い「ゆらーり」感が堪能出来るようになった。
また、車速に関係なく確実に路上の凹凸を吸収し、ココでもクッションが助長してくれている感じ。
(因みにクッション無しの頃ですが、先月、三陸の地方道で未舗装路走る機会が度々ありましたが、驚く程スムーズに走行できました。)
あれよこれよと言う間に、目的地の煮干鰮らーめん「圓」付近に開店時刻より1時間ほど前に到着。
「15分前くらいに店の前に並べばイイや。」とタカを括って近所に駐車し、ケータイいじってたり暇を潰して15分前に店の前に着いたら、驚愕の張り紙が・・・
ワタシは一体何をしに遥々八王子まで来たのだろうか?
町田は先ほど通過しており、その時、対向車線は渋滞だったので、戻る気もしないし、仮に戻ったとしても、もう大行列のはずだ。。。(涙涙)
そのまま自宅に戻っても渋滞にハマるだけなので・・・数年ぶりに宮ケ瀬湖へ

湖畔の施設の駐車場ではバイクとかクルマとかちょこちょこオフ会やっていました。
宮ケ瀬到着は12時を回っていたので、一路厚木へ。向かう先は「麺や食堂」
下りの峠道、コンフォート玉に変えてからC5が苦手になった道路である。
そこそこの速度でコーナーに突っ込んでもサスが何とか追従してくれるので、タイヤは一言も泣かないが、何せロールがデカイ。特に前サスの踏ん張りが効いてくれない感じ。
サスを「オートモード」から「スポーツモード」に変えたら何とか走行できるが、クッション有りの場合、クッションが悪影響して非常に塩梅悪い。
後ろから、すごい勢いでユーノスロド星1台追いかけてくるので、逃げ切ろうと思ったが、あまりのロールのデカさに危険を感じて、あっけなくロド星に道をあけるハメに。
コンフォート玉取替前のC5や比較的柔らかかった旧C5は、無理しない範囲でコーナーでも結構イケたので、コーナリングスピードは明確に遅くなった。
まあ、C5など峠道で目を三角にして走るクルマではないので、まあ、これでイイっか。
13時過ぎ、「麺や食堂」に到着。
このブログを執筆し始めてから、もう数回通っている店である。
いつもはココの看板メニューの「醤油らーめん」を食べるのだが、今日は「特製味玉塩らーめん」(チャーシューをトッピングで)を注文。
着丼したラーメンはこちら。
黄金色に透き通ったスープを一口、上品に抽出された煮干・節類のイイ香りと風味がいつもの「醤油らーめん」より強く感じられる。
麺は醤油ラーメンと同じ中細ストレート麺。「う~ん、おいし~♪」幸せな気分になる。大概、スープが美味しいラーメン屋は塩ラーメンもやはり旨いデスねっ。
でも、唯一惜しい点は、ワタシには僅かにしょっぱく感じられたトコロかな。(相変わらず、しろーとのくせに強気な発言デス。)
翌日、どーしても「圓」に行きたい気持ちを抑えきれずに、昨日と同じく横横道路⇒保土ヶ谷バイパス経由で町田へ。
高速では新幹線に乗っているかの如きフラットライドな乗り心地に蕩ける。(単なる自己満足)
新店舗に到着した開店15分前には、既に数名並んでおりました。

開店したての綺麗な店ですが、カウンター8席の小さな店です。
店長+スタッフ1名の体制ですが、店長自ら全工程を一人で行っており、助手は麺の量を図るのみ・・・麺も1度に2名分しか茹でないので、回転率むっちゃ悪い。
多分、この店長が八王子の店主でしょうから、八王子の圓は当分再開できないでしょう。。。
ココは醤油(薄口or濃口)のみで、薄口の方を注文。
着席してから十分程待ってようやく着丼したラーメンはこちら。
スープを一口、初めから終わりまで僅かに酸味を伴う煮干のイイ風味が口中を潤し、煮干香が鼻腔を抜ける。
煮干の雑味・エグミは一切なく、洗練されている。中細ストレート麺もこのスープにとても良く合っている。
「蘭鋳」、「伊藤」同様、煮干好きには堪らない一杯である。スープを全て飲み干してしまった。
折角町田まで来たのだからと、ついでにもう1件、「進化」 塩ラーメンが定番の店である。

ココもカウンター8席のみで、多分に若い夫婦で営われているようだ。
ココの塩ラーメンは鶏ベースにアゴダシを加えた「しおらーめん」と豚骨清湯に煮干ダシをブレンドした「煮干塩らーめん」があるが、「しおらーめん」を注文。
着丼した「しおらーめん」はこちら。
鶏ベースの黄金色に透き通るスープを一口。塩の角が見事に包み込まれ、これほどまろやかな塩ラーメンは初めてかも。
麺はコノスープにぴったりの中細ストレート麺。チャーシュー(煮豚)にも拘りがあり、醤油で煮ていないので、スープの邪魔をしない。
高次元でバランスのとれた繊細なラーメンですが、惜しむらくは、スープの甘味(鶏由来なのか塩ダレに少々味醂を使用しているのか)が後半気になるトコロかな。
(これまた相変わらず、しろーとのくせに強気な発言デス。)などと言いながら、スープを飲み干すワタシでした。
上記一連の対策で得たもの、失ったものをごくごく簡単に纏めると、
(1)明らかにサスが「やわやわ」で、どの速度域でも、どんな路面でもイイ塩梅に
路面の凹凸を吸収してくれる。
(2)「どんぶらこ」感、大幅アップ・・・(1)と相まって、高速での運転が気持ちイイ。
(3)コーナリング時の踏ん張りが効かず、ロールがデカイ
・・・コンフォート玉はリアのみ交換する人も多いそう。(by田澤自動車社長)
あくまでXMオーナーの場合で、新C5ではワタシのクルマが初めてなので
分かりませんが・・・
結論として、ワタクシ的にはコンフォート玉に交換して良かったと思っております。
クルマの味付けは、ラーメンの好みと同じく十人十色でしょうし(ラーメンと同じにするな!)、結構金額もかかるのでオススメとは言いづらいトコロであります。