今日(日)は午前中から出勤となったので、昨日(土)だけは自分の好きなことをしようかと思い、小旅行に出る事にした。小旅行の「テーマ」はホント小さいながら、
① シトロエンを思うままに運転すること。
② 大好きなラーメンを食べること
③ なじみの店で安ワインを買うこと。
②については、平日の昼食を含め小生の主食であり、今は妻子に恵まれているが、仮に独身であっても、「シトロエン」「ラーメン」「ワイン」の3点セットさえあれば、何事があっても息災に生きて行けると思う(笑)
朝、まだ布団に入っている家内に、「出かけてくるけどイイ?多分3時くらいに帰ってくるけど。」と言ったところ、「いいよ。」の返事。昼から塾で、既に起きている娘に「今日塾だけど、ごめん、送っていけないけどイイ?」と言ったところ、「いいよ。」と。「おお、何と言うイイ日だ。」
ありがとうMY家族! 早速、東京へ向かって一人でドライブとなりました。♪
エンジン始動、あれれ(汗)オーディオの電源が付かない。何回か停止、始動を繰り返して、やっとオーディオが「オン」になった。(その後、オーディオの電源が切れても音楽が鳴り続けると言う珍現象?が起こったが・・・今日はあえて気にしないことにしました(笑))
快晴の下、横浜の端から未だ交通量が少ない国道1号線に乗り、ハイドロの気持ちよさに癒される。
目指すは、以前足繁く通った下目黒のラーメン屋「かづ屋」。
何年ぶりだろう、今まで都度使用していた駐車場がマンションに変ってしまい、駐車場探しに難儀したが、お店になんとか到着。

時間を待たずして、中華そばを注文。「ああ、相変わらずやはり旨い!」薄口ながら絶妙なバランスの繊細なスープが、寒空の下少し歩いて冷えた体に「じわーっ」と染み入る。「ああ、本当に着てよかったー。」と改めて思った。(ココは中華そば以外に餃子も、ワンタンも本当に美味しいのです!ご参考まで http://www.kaduya.co.jp/)

(駐車場で高級車2台に挟まれ、記念撮影)
「ラーメン」の後、一度訪問してみたい所があった。それは荏原のシトロエン専門店Jさん。エンジン始動後、何故か今度はオーディオが正常に作動した(笑)「今日は何かイイことあるかも。」
「かづ屋」からJさんへは数分もかからず、近所のコインパーキングに停車し、店舗を見ると、1階は作業場になっているらしく、ボンネットを開けた2灯型のDSが修理中であった。初めて見るその姿を拝見するだけでも、私はもう、興奮せざるを得なかった!!
整備工場の隣に小さな入り口があり、恐る恐る2階の事務所に入ると、そこにはオレンジのGSがあり、Jさんの社長、と思われしき素敵に御年を召されたお方がおられ、「すみません。少し店内を見学させていただいても宜しいでしょうか?」、とお願いしたところ、店内に置かれているオレンジのGSを指差し、「あなたはGSを知っているかどうか分かりませんが・・・」、と言う節から始まり、新旧シトロエン、ハイドロについて、柔和なご口調でいろいろお話を頂きました。
そして、そのお言葉の一言一言に、ひしひしと「シトロエン愛・ハイドロ愛」が痛いくらいに伝わってくる!そして、一元さんにも係らず、「DS、CXが近くに置いてあるから。」と言って、自ら案内してもらいました。
決して広いとは言え無い場所に新C4、C5ディーゼルとともに駐車されていたDSが2台並んでいた。1台は4灯式、多分69年型の深緑のDSパラス(年式はインパネからの推定)と、もう1台は何と!2,3カ月前の「Engine」誌のフランス車特集号で思わず衝動買いしてしまった(が、知り合いに貸したまま帰ってこない。。。)に掲載されていた、フルレストアの実物!!ああっっ。我が憧れの淡いグリーンメタのIE23パラスが駐車されてあった!!もう、失神寸前である。
「無論エアコン無いですよね。」とド素人な質問をしたところ、「ツインエアコン付いてるよ。」と、返答が。「でも、オーバーヒートとか大丈夫なのですか?」「大丈夫!しっかり対策してるよ。」(その後、カーナビまで内蔵していることが判明。)
「写真撮ってもいいですか?」と言ったところ、「イイよ。」の寛大な一声で、私はまるで30数年前の小学時代のスーパーカーショーにタイムスリップしたかの如く、沢山の写真を撮らせて頂いたとともに、今まで考えられなかった「DS」に触れられるといった・・・もう感涙(T_T)デシタ。
その後、(ナイスミドルのカッコよすぎる息子さんにバトンタッチ。)CXが駐車されてある場所に案内頂き、そこにはシリーズ1のCX2台とシリーズ2のファミリアール、C6がディーゼルが駐車されていた。CX、カッコよすぎる!!
CXのボンネットを開けていただき、シトロエンの弱点である電装系・制御系はリレー類まですべて日本製に全て換装され、なおかつエアコンなど相当な手が入っていること(DSも同様の対策をしているとのこと)、3ATが嫌でなければ、日々の暮らしにも対応可能という、何とも心強いお言葉。
「小さな幸せ」どころか、「大きな感動」になってしまった!

(帰りに東京タワーまで足を伸ばし、車内から撮影しました。)
帰路には、なじみのワイン店で、ワイン談義に花を咲かせ、高級ワインは買えず、なけなしの小遣いで安ワインを購入して帰路についた。
「ああ、最高の1日だった・・・」今日の感動を糧に、「明日もがんばろ!」
Posted at 2011/12/11 07:58:40 | |
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