2005年10月26日
昨日のブログの続きをば
陵を背に 廿里(トドリ)の山の冬桜
二十三夜の 月は照らすや
解説:
昨日訪れし多摩森林科学園は多摩御陵(大正天皇、昭和天皇の陵墓)の隣にありました。ここは廿里(トドリ)と云ふ面白き地名で、その昔、武田信玄の軍勢が小田原城を攻めやうと南下した折、北条勢と刃を交えし古戦場ださうです。「秩父まで十里、鎌倉まで十里」の位置なので廿里と名付けられたと云はれてゐます。訪れし日は陰暦二十三日。今にも消え入りさうな冬桜を下弦の月は照らしたのでせうか。
芒(ススキ)と桜の同時見物を果たした
やんさま
次なる野望は
月と夜桜の「月花見」の宴です
(うーん、できると良いな~)
Posted at 2005/10/26 23:26:50 | |
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2005年10月26日

今朝のことぢゃった
突然もよほしたのぢゃ
「桜が見たいぞえ」
あわてた従者たち
「さのやうなことを仰せになられましても
今は季節が…」
たしなめる者どもの諫言も聞かず
「いやぢゃいやぢゃ、見たいのぢゃ~~っ!」
いつものやうに廊下でひっくり返り
両手足ヂタバタさせるわらは
つひに爺やが言ふた
「せうがありませぬな
おんかたさまが
さう仰せになられる時のために
特別に栽培してゐる桜がございますので
ご案内申し上げませう」
で、行って参ったのぢゃ
東京の八王子にある多摩森林科学園
写真は冬桜(フユザクラ)
別名:小葉桜(コバザクラ)
春と初冬に2回開花する品種ださうぢゃ
ススキと桜を同時に愛でる
ん~♪
これをクールと言はずしてなんとせう
「やはり秋は桜ぢゃな、爺」
「さやうでござりますな、おんかたさま」
(ちなみに「秋桜」と言ふとコスモスのことですよ~
本日のワンポイントうんちくでした)
Posted at 2005/10/26 00:10:13 | |
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