
三か月くらい前から
月齢を意識した生活になってゐます
生活に良いリズムがでてきたやうな
気がするのですよ
ストレス管理も楽になったやうな…
続けてみやうと思ふてゐます
別に必要はないのですが
来年用にかのやうなカレンダーも
買ふてしまひました
そこで
つらつらと思ふたのですが…
月の周期をベースにした陰暦と陽暦(太陽暦)の関係は
音楽で言ふと
純正律と平均律の関係のやうな気がします
月齢で時を刻んでゐると
年ベースの時間計算との間にズレが生じますね
太陽の周期に基づかないと
長い周期で時間計算をするときに
ややこしき問題が生じるのでせう
(細かいことは知りませぬが)
されど個体レベルの日々の生活には
月齢も大きな影響を及ぼしており
むしろ月のリズムに従ふた方が
生活のリズムがとれるやうな気もするのですよ
一方
音楽の世界でも
完全5度とか完全4度とか
音階と音階がきっちりハモル関係が
自然界にはあるわけぢゃけど
さうした協和音を積み重ねて行くと
1オクターブのところでズレが生じてしまう
(つまり完全8度になるはずがならない)
そこで無理やり作ったのが平均律
あえて協和音の関係を少しずつずらして
1オクターブの中に8つの音が平均的な間隔で納まるやうにした
無理やり
ぢゃから平均律の音階には
厳密な意味で協和音は存在しない
(完全1度と完全8度=1オクターブは別)
これはこれで転調が楽にできるやうになるなど
実用的には便利なことが多いのでせうが
いはば大局に合わせる為に
小局を犠牲にしたもの
この
純正律と平均律の関係が
陰暦と太陽暦の関係に似てゐる
気がしたのです
個体レベルで心地よく過ごすためのベースは
いずれも前者なやうな気がするのぢゃけど
大局的にみると不都合が生じるので
個を犠牲にして衆のための法則を奉じてゐる
さんな感じがしました
Posted at 2005/10/31 23:41:22 | |
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