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2.シビック35Mエクストラ（4AT）《グランドシビック》

　当時の候補車は「カローラSEリミテッド」と「シビック35Mエクストラ」
　
　おやじは，

「いままでもカローラ店にお世話になってるし（義理人情派），デザイン的にもカローラがいい」

と言っていたが，このころには，自分も中学生になり，将来的には自分がハンドルを握るかもしれない車。ということもあり，

「スタイリングが若者らしくない。」

と押し切り，この車が我が家にやってくることとなった。

　そして，7年後，当初の思惑通り，免許を取った自分の下に，マイカーとしてやってきたのである。いまでも好きな車ですが，苦労もたくさんさせられましたね～。選んだ当時はスペック表なんかは読めませんでしたから＾＾；

◆特徴①　走らない。
　6000rpmで91psを発生するエンジンなのに，いくら踏んでも必ず4000rpmでシフトUPするというATのスケジュールだったので，実際には80psも使えていなかったのではないか？？
　おかしなセッティングでしたね～。
　最高速は平坦路120km，ちょっとした山道の上りなら2速ベタ踏み，85kmでしたね＾＾；のぼりでは，軽自動車にも抜かれる始末。
　次期シビックでは，同系式のD15Bエンジンに　3ステージVTEC（130ps版）が出てきたので，積み替えも検討した程。（これなら構造変更もいらないし）でも，費用の関係で断念。偽VTECシールを貼り，気持ちだけパワーアップ。（カッコだけは速そうでしょ？？←写真参照）
　　　
◆特徴②　いまや希少の市販キャブ車（？）
　当時，かなりの車がインジェクションを採用してきた時代に数少なくキャブ車として売られていた車である。といっても，もちろん今，チューニングで選択するようなキャブではもちろんない。なんてったって91ps（使用できたのは80ps？？）
　そして，当時は車に関して無知な自分だったので，苦労しました。ろくなメンテナンスも無しで乗りつづけて，キャブが汚れ過ぎてアイドリングが3000rpm以下に下がらなくなったり…（アイドリングとは呼べない＾＾；）それ以来キャブ恐怖症です（笑）

◆特徴③　よく曲がる。
　これはこの車の数少ない美点です。走らない車でしたが，よく曲がりました。タイヤだって，標準のままの175/70/13なのに，キビキビ感がありましたね～。峠でも下りならそこそこ楽しく走れましたね。
　今，調べたら，足回りは，廉価版にもかかわらず，ダブルウイッシュボーン式でした。HOTモデルのSIRとの共通化のおかげでしょうか？？
　しかも車重はセダンなのに，

　　　「920kg！！」

　現在のロードスターよりもはるかにライトウエイト！！この形式の3ドアにB18Cなど積んで走る人々の気持ちも解るってもんです。おそるべし。

　若気の至りでオイル交換程度しかメンテナンスもせずに激しく乗りまわったせいか，8万kmを超えたあたりから，ATなのにエンストしたり故障が増え始め，買い替え検討にいたる。

　でも，この車は，スクエアなボディーで5人きちんと乗れましたので，友達といろんなところに出かけたり，また，生まれて初めてのデート体験（高校までは男子校だったので）もこの車でしたので，いい想い出がたくさん詰まっています（照）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上

1.カローラDX1300（4MT）

　我が家に初めて来た車がこれである。自分が小学校1年生の時だった。おかんが自分達がが学校に行ってる間にこっそり教習所に行き，免許を取り，おやじを説得し（おやじは，今も昔も車に興味なし），やっと購入したらしい。

　今から思えば，どちらかというと，会社の営業車のようなグレードだろう。ビニールシートに人力ウインドウ。オーディオはAMラジオのみ。
　ここが自分の車の原点なのだと思う。でも，安いグレードではあったが，MTのせいもあり，小気味良く走ってくれたような気がする。

　まあ，そんな〔ウンチク〕は，車のことを少しは知った　今言うだけのことであり，当時はそんなことよりなにより，乗ってて楽しかった♪うれしかった！！という記憶が一番である♪＾＾
　海へ川へ山へと，いろんなところに連れてってくれた。

　ある意味，一番ワクワクさせられた車なのかもしれない。

　そして息子は，この車をステップに車バカへと成長していくのでした（滝汗）ちょっと今，運転してみたかったりする。