洗車 その2 純水器！！

前回ご紹介した純水器ですが、数回使ってみて思い掛けず悩ましいので書き留めておきます。
ちなみに解決してないです。トホホ。

純水器の詳細については他のサイトをご覧頂くとして、ユーザーとしての最大の課題はフィルターであるイオン交換樹脂の交換に伴うランニングコストにあると思います。

一方で純水器の最大のメリットは、水染みができないこと。
洗車中にボディの乾燥に対して神経質にならずにワリとのんびりと作業を進める事ができたり、洗車の時間帯をあまり制限されずに済みます。

ということで、当方青空洗車の環境で乾きも早い、また途中でのホースの差し替えは面倒という理由でランニングコストの点では少し不利な全工程を純水で実施してみました。
で、その結果、２回目の洗車で、TPSメーターは1ppm。間違いかと思いましたが、その後2、3と数値が上昇しました。オイオイ。

コストコ純水器の交換フィルターは1個辺りに換算すると4200円。
で、洗車２回。
1回辺り2100円。。。
いくらなんでも高過ぎる！！！
というか、自分で洗車をするモチベーションがダダ下がり。

全工程とはいえ、それほど使いまくった印象もなく、ヨツベによれば600リットルとか700リットルいける筈。
はてはて、どうしたものかということになりまして、ネットで再調査。
で、調査検討の結果、今後の施策候補が下記の通り。

①時間辺りの流量問題。
コストコ純水器の許容流量は毎分9リットル。普通の蛇口で全開にすると20リットルらしい。
捨ててしまえと言った付属品の散水ノズルを使っていればこれで制限されていたなんて情報もあり、イオン交換樹脂の劣化が早まった可能性がありそう。
高圧洗浄機を使う場合はそこまで流量が必要にならない筈なのでこれたけが原因ともいえなそうですがまずは流量を規定に揃えて検証すべきかなと。
で、流量計を購入予定。なかなかお高い。
どれぐらい使ったのかもわかるようになるのでまあいいか。
バッテリー式流量計 DF0671-44
節水流量計 AS-111
辺りが狙い目か。

②交換フィルターの中身であるイオン交換樹脂を安価に調達する作戦。
密林で1リットル単位でイオン交換樹脂が売っておりまして実際にこれを調達して純水器を自作する人いるほど。
これが同等の性能を発揮するとしたら凡そ半額近くまで単価が下がります。

こんなストッキングのような素材に入ってまして、タイラップ止め。
中身を入れ替えるか別の袋に入れるかです。

③純水と軟水併用作戦。
軟水はざっくり言うと洗車用途だと性能がもう一歩な純水に近い水。
イオン交換樹脂が純水用とは種類が違う。
その代わりは食塩を使って樹脂の再生が出来てコスパは最強。
よって軟水用のフィルターを作って、洗車途中で入れ替えると言う作戦。ちょっと交換も再生も面倒ではあるけれど。

④番外編としてそもそも純水の使用量を抑制すべく水道水と純水を順次切り替えつつ洗車をする作戦。
が、なんか手間だったり、本末転倒な気もして乗り気ではないのです。

とりあえずこれらの作戦を上から順に試してみて、さて単価がどの程度に落ち着くか。
願わくば、①と②で1回500円以下まで行けば有り難いなと思っているところです。
②のイオン交換樹脂は780円/リットル
コストコ純水器ではおよそ3リットル程度が必要量。
なので４～５回程度の洗車が出来れば、単価が目標に届きます。

ということで、洗車にいい季節なのでもう一息がんばりたいと思います。