TAX-1(T-sanと呼んでください）のブログ一覧

JPS号ですが、やっと集中治療室から一般病棟へ移りました。（笑） 


こういう状況でしたから、、、

エンジン降ろして、水回りのケア（パイプのステンレス化）
そして、ブレーキ関係のキャリパーOHやブレーキホースの
ステンメッシュ化など　さらにヒビの入っていたウィンドガラスの
交換など行いました。
　
交換前　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　交換後

合わせて、ウィンドトリムのアルミプレートも交換です。
今回取り付けたトリムはシルバーですが、オリジナルは
ゴールドらしいです。

エスプリのウィークポイントのサイドブレーキ【ぐらぐら】ですが
只今、切開手術中です。


サイドシルをぶった切るのかと思っていたら、カバーを外して
サイドブレーキを固定する金属プレート部分とその周りを切り出し、
そこを補強することで修復できそうです。


サイドブレーキのような力の掛かる部分の固定が片側だけ
の片持ちなんて、、、当然プレートを固定しているファイバー部分に
余計な力が加わり、ファイバーがめげてしまうのは当然ですよね！

これからは、優しくサイドブレーキを引くようにします。（笑）

（おそらく）週一のブログ更新です。

さて、気長に部品調達中のエスプリですが
気になる点があります。それは、、、
「生産台数」！！！

色々な雑誌に諸説書いてありますが
一般的には「英国本国で１００台」というのが通説になっています。

しかし、ワタクシのJPS号は左ハンドル
（あれ？イギリスって日本と同じ右ハンドルですよね？）
ニ　セ　モ　ノ　？　(ー_ー)!!

答えはあっさりと見つかりました。
http://www.lotusespritworld.com/EModels/JPS.html

英国本国で９４台、カリフォルニアに１０台、アメリカその他州に
１６台、その他向けに２７台。

計１４７台生産されたというのがロータス従業員の証言に
あるようです。多分、これが正解なんでしょう！

７８年のF1でマリオアンドレッティ（米国）がタイトルを取ったこと、
当時のロータスは北米市場の要求（売り上げが多かった）が強かった
ことなど影響しているんでしょうね。。。
（ロニーペテルソンのこともあり、Lotusバッジは黒）

それにしても、ロータスは公式にJPSとは謳っていないんですよね！
あくまでもCommemorative（記念） Modelと、、、
（多分７９年のシーズンでJPSがスポンサー降りた為と思われ）
７９年のF1ロータス８０は黒のイメージを残しつつ（濃紺？）、
スポンサーもMARTINI/ESSEXでしたからJPSと大々的に
アピールできなかったのではないかと推定します。

でも、エスプリS2の総生産台数が９８０台でそのうち
１４７台がJPSカラーって多くね？（笑）