ATシフトロック機構修理
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
プジョー307のATはマニュアルモード付きで、Dレンジから左に倒すと、+-のマニュアルモードとなります。
このシフトポジションのロック機構が壊れ、Dで快適クルーズ中に突然マニュアルモード側に倒れて強烈なエンブレがかかり、ホーンパッドにkissをするところでした☆
とりあえずガムテープでマニュアルモードのゲートをふさぎ、家にもどりシフトレバーをバラすと、印のロッキングボールが飛び出してました。
2
ロッキングボールは常にスプリング反力を受け、シフト操作する時だけスプリングが縮んでボールを乗り越えることで、あの節度感が出ていますが、経年変化でツメ割れたのでしょう。
ディーラーに注文に行きました。
現物を見せてフロントマンに注文をお願いすると、待つこと10分・・。
部品図のコピーを持ってきて申し訳なさそうに
「部品単体補給はなく、ATリンゲージASSYになりまふ」
・・( ̄。 ̄;)
「価格は3万以上します・・。」
・・・_| ̄|○ す、少し考えまする。
「部品図は差し上げます。連絡いただければ注文しますので」
家に帰り冷静に考えても、コレに3万は出せない。
ゲート加工してマニュアルモードを殺すかなぁ。
考えながらネットを調べると、どこかの修理工場で同じトラブルを直した事例が載ってました。
しかも部品交換せずに。マイナー車のマイナートラブルなのに、ネットすげえ。
3
ロッキングボールの白いプラスチック筒は、図の黒い外筒の中で上下に動き、スプリングで上方向にテンションがかかり下部のツメで外筒から飛び出さないようになっています。
この外筒の側面に上下方向の長穴をあけて、ここからロッキングボールのプラスチック側面にタッピングビスをねじ込みます。タッピングビスがガイドとなって、外筒の長穴の範囲で上下スライドすることで、破損前と同じ動きとなります。
ホームセンターで精密タッピングビスを買い、加工したところ問題なく修理完了。
ただ、シフト分解時にうっかりスポーツモード切替スイッチを落としてしまいました。車内のせいぜい1メートル四方に落ちたちもかかわらず、カーペット下や後席まで探しても見つかりません。どうやら亜空間かパラレルワールドに行ってしまったようです。
ディーラーにもらった部品図を見ると、スイッチ単体補給はなく、メッキの化粧パネルとASSY補給で、価格は7~8000円します。
まさに二次災害_| ̄|○
マニュアルモードは結構使うけどスポーツモードなんてほとんど使ったことないよな、うんうん(。・・。)
ということで、スイッチのあった穴にはゴム板を切って埋めることにしました。まるでスイッチなど無かったかのように、綺麗に埋めることに成功し一件落着。
3万の部品代が500円(内300円は二次災害対応分)になりました。
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