
先日のブログに対して、
「クルマ関係のSNSなんだから、クルマネタを書かないの〜?」
と聞こえてきそうですが、クルマとラジオの深い関係から、このネタは外せません。
皆さんは、クルマに乗っているとき何を聴いて(見て)いますか?
私はラジオです。FMとAMを曜日や時間帯によって使い分けしています。
交通情報をナビに頼らず知りたい場合は、やはりAMが情報量多いですね。
週末だと30分に一回は交通情報が流れてきます。
私の場合、TBSラジオをよく聴いています。
パーソナリティが「警視庁交通管制センターの”阿南京子さーん”」などと呼びかけると、
ラジオの向こうの見えない女性キャスターが、的確に交通情報を伝えます。
※阿南京子さんは、惜しまれつつこの春で卒業されました。
他にも、
碓井博子さん
白井京子さん
斉藤ゆうこさん
楠場えみさん
などなど、交通情報キャスター萌え〜
閑話休題。
先日のブログに、ぴすけ0703さんからの質問コメントがありました。
それについて解説いたします。
(質問その1)
「いくつか質問があるのですが、AMの方が長距離まで届く印象なのですけど、FMになるといくつかのアンテナから放送されるって事でしょうか?」
→(解説その1)
確かにAMのほうが遠くまで届きますね。
今回の在京3局の「ワイドFM」という名称は、”補完する”という意味合いが強く、決して遠くまで届くというものではありません。
放送は1カ所の送信所からです。予備送信所もありますが、あくまでも予備です。
FMは送信出力も10KW程度と記憶しています。よって遠くには届きません。
ちょっと解説しますと、
AMは、地表波とも言われ、建物や山の裏も回り込む電波で、遠くまで届くのがメリットです。
逆にAMのデメリットは、ノイズや干渉波に弱い事です。高圧線や電車の線路際ではAMラジオが聞こえにくくなります。
また、夜になると大陸の”ある国”から、AMラジオにガンガン混信が入ってくるのも、夜にはノイズや干渉波が少なくなり、遠くまで届くからです。(それでなくとも、1,500KWとかの高出力で放送しているらしい)
在京の民放局が出力100KWであることからすると、1,500KWって、どんだけー、、と思ってしまうわけです。
ちょっと横道に逸れましたが、AM放送をなぜ補完しなくちゃいけないか、という原点の話をしますと、現在のAM送信所(アンテナから電波を出しているところ)が、海岸や河川沿いにあるために、災害時に弱いことが挙げられます。
総務省の資料によると、こう書かれています。
「FM補完中継波放送はテレビ放送の地デジ化によって空いた、90~108MHz帯の周波数再編成の一環で、90~95MHz帯を主にAMラジオ局に割り当て、災害対策や外国局の混信、地形的な難聴対策として使われます。」
災害対策って、実は、送信所が川に流されたり、津波を被ったりってことなんじゃないのー。
在京の放送局では、TBSの「戸田送信所」って聴いた事ありませんか?
そう、戸田って、河川沿いですね。
文化放送は「川口送信所(辰井公園)」。※川口桜祭りで敷地解放されます。
ニッポン放送は「木更津送信所(東清川)」。
というのが現在の送信所ですが、これを補完するのが今回のFM放送、と理解しておきます。
FMは、直接波とも呼ばれており、直進性が高いので、比較的高いところに送信所があります。
よって、水害や津波といった災害には、遭いにくいというメリットがあります。
もし、AMの送信所がダメになっても、FMで放送できるのが、災害対策としての本音だと思います。
↑その筋の方が読まれて、違っていたらゴメンナサイ。
(質問その2)
「このFM周波数って、かつてアナログTVの1〜3CHがFMラジオで聴けた、その周波数って事なのでしょうか??」
→(解説その2)
ちょっとその上の90MHz以上でしたね。
以前、ポケットラジオ等でAM/FM以外に、TV 1〜3chが受信出来るものがありました。
実は、アナログ放送時代には、TV 1〜3ch(関東基準でNHKを指します)の音声は、90MHzより少し上の周波数で放送していました。テレビと音声は別の周波数だったんですね。
これが地上デジタル放送になってからは、映像と音声は、効率よく伝送するためにエンコードという信号変換がされて(+データ放送のソースも埋め込まれて)、放送アンテナから発射され、家や建物のアンテナに届きます。
この届いた電波を、テレビのチューナーでデコード(元の映像と音声の信号に戻す)されて、やっと映像と音声になります。
さて、ここで疑問が出てきますね。
なぜ、これまでのFM放送の周波数は、85MHzまでで、90MHzの旧アナログTV音声までの間は何も放送されないのか?
これは、ガードバンドと言われる、電波干渉を避けるための、ブランクの周波数帯が存在していました。
東京地域など、アナログテレビ周波数のガードバンドとして割り当てられなかった85~90MHz帯が、コミュニティFM局へ向けて解禁になります。地方では割り当てられていた85~90MHz帯が、全国割り当てになります。
コミュニティFM局は全国に280局以上あり、地域によっては新規開局の割り当て周波数の不足が問題となっています。その問題を解決するために、コミュニティFM局への割り当ても始まります。
電波行政によるこの周波数再編は、まだまだ続きます。
そんな中、2015 年2月に、ひっそりと消えたラジオチャンネル=NHKラジオ京都第一放送(621kHz)、悲しい出来事でした。
666kHz、通称=ダミアン周波数って、NHK大阪じゃないのー。
ち〜ん。
Posted at 2015/10/21 00:04:23 | |
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