アラビアのオレンスのブログ一覧

　シビック ハイブリッドで積もつた雪道を走ると雪が車体とアンダースポイラーの間の空間に溜る場合があり、抵抗があるにも関はらずあまり無理をして進まふとすると、ぎつしり詰まりアンダースポイラーが雪圧で外れることがあるやうだ。
　昨晩、家の前の道の雪かきを底がすらない程度までおこなひ、タイヤを冬用に交換し、片道10kmの雪道を行き(10-30km/hの低速で)、目的地で貳時間滞在し、帰路ですぐそこが家といふ所で、底がすりさうな位雪が積もつてゐた、3.5時間しか経つてゐなひにも関はらず。
　手を抜いて、雪かきなしで、進んだら雪が底に詰まつて身動きできなくなつた。スコップで底の雪を取り出し、先方の道の雪を5cmほど、すらない程度に雪を退け、車庫に入れた。
　本日、底を覗いてみると、雪が車体とアンダースポイラーの間の空間にぎつしり溜り、アンダースポイラーのファスナー壹個がその圧で外れてゐた。実は、貳個外れてゐたやうだが、ディーラーにもつていつたところ、偶然部品の在庫があり、30分弱で直つた。
　ファスナーが弱い力で外れ、ドライブシャフトのブーツなど弱い部品にストレスが及ばない設計なのだと察するが、超マイナーで、しかも日本仕様車の生産終了モデルなのに、ディーラーに部品の在庫が有つたのにはをどろいた。

　壹時間半前位からさつきまで、家の前の雪かきをして、冬用タイヤに付け替えもした。
　壹応、走行可能を確認したが、すでに車高足らずで底面カウルが僅かに雪面をこすつてゐる。しかし、この雪の中でも、郵便配達のおじさんは貳輪車で勇敢に速達便の配達をしてゐる。

　積雪量を知るのに、門柱(斷面が55cm四方)の上に積もつた雪の高さを、ちやうど立つたまま、物差しを水平目線で見れるので、測つてゐたが、何だかこの方法は正しくなひやうな氣がして來た。
　壹昨年の大雪の時には11時ころ 25cmをこの場所で観測した。本日は1130で 12cmだ。壹昨年の半分位であることは判るが、道路(アスファルト舗装)には8cm位しか積もつてゐない。庭先のコンクリート舗装部分では10cm位だ。門柱の材料の比熱や熱伝導率はアスファルトより圧倒的に小さひやうだ。

　翌日朝早くから使用予定のディジタル式バーニアキャリパー(俗称：ノギス)の電池が切れてゐる(無負荷での電圧が 1.2V)ことに自宅で夜中に氣付ひた。LR44 といふボタン型の非充電式電池だ。豫備は無ひ。出勤前に調達すとなるとコンビニで何百円も出費することになる。手元の電卓や懐中電燈には使用中のが入つてゐるので、それらのどれかを流用してもよいが、良ひ機會なので、あへて充電してみることにした。
　昔、單參のアルカリ非充電電池(AA)は当たり前のやうに充電して使つてゐた。LR44 を充電したことは無かつたので、今回挑戦することとなつた。定電圧電源を1.75V, 10mA にセツトして六時間ほど充電してみた。その LR44 は FDK 製であり、中華製などの、怪しいものでは無ひので、液漏れ等の心配はしてゐなかつた。
　そして、本日壹日は、無事にこの LR44 で持ちこたへることができた。後何日持つか楽しみだ。

　約貳年前にマイクロウェーブオブンを修理した。マイクロスヰッチが熱で變形して接触不良を起こしてゐたので、その時は變形を正し、ホーロー用エポキシ接着剤で固めた。
　その後貳年間問題なく動作してゐたが、偶然に新品のマイクロスヰッチが手に入つたので、本日交換することにした。
　オブンを分解してみると、修理したマイクロスヰッチは当時のままでゐた。ホーロー用エポキシ接着剤は立派に役割を果たしてゐた。
　新しいマイクロスヰッチに交換する作業は數分で完了した。

　実はこの貳年間は「またマイクロスヰッチが熱で変形するのではなひか」を案じ數拾分に及ぶやうなオブンの使用は控へて來たが、本日その束縛から解放されたやうな氣がしたので、ポークスペアリブのメキシコ風ローストを作るべく、超市場で奮發して、国産スペアリブ650グラムを購入した。さつき、たれにつけたところで、壱拾貳時間後にローストを開始する豫定だ。