2016年09月19日
カタカナ表記すると語源が獨逸語の場合では「ゾリスト」英語の場合では「ソロイスト」、日本語の場合では「どくそうしゃ」となる單語がある。日本の一般人は「ソリスト」と表記または發音してゐる。世界的アーティストでもさへも、日本では、「ソリスト」と撥音してゐる。しかし「ソリスト」は間違ひで、「ソロイスト」が正しひ。
Mostly Classic の 11月号にギドンクレーメルの取材記事があり、そこでは「ソロイスト」と正しく記述されてゐたので大いに感激し、取材者が誰かをみると高松宮殿下記念世界文化賞取材班だつた。この雑誌の他の取材者による記事では「ソリスト」が使われてゐるので、高松宮殿下記念世界文化賞取材班の快挙と感じた。
Mostly Classic の編集者が正しい「ソロイスト」をわざわざ間違つた「ソリスト」に修正しなかつたことも賞賛に値する。
私は「ソリスト」と聞くとトナカイに引かれたソリに乗るサンタさんやジャマイカのボブスレーティームを思ひ浮かべてしまひます。
Posted at 2016/09/19 00:40:03 | |
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日本語、和製英語 | 日記
2016年09月15日
豊田市の α1 といふホテルに今週初めから宿泊してゐる。エアコンの温度を 25.0℃ に設定し夜をすごし、翌朝仕事に出かけ、夕に戻ると、24.0℃になつてゐる。部屋の掃除担当がこの変更をおこなつてゐるのか、ビルの空調機が毎日 25.0℃に自動設定してゐるのか知らなひが、大きなお世話で、こまつてゐる。
目を閉じて妄想すると、トヨタ自動車は「室温を下げるほど生産性が上がる」といふ法則を發見し近隣住民にその情報をそれとなく漏らしそれを知つたこのホテルが売り上げを上げることを目的に室温を下げたのではなひかと勘ぐつた。
Posted at 2016/09/15 22:53:36 | |
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考察 | 日記
2016年09月11日
Sep 8 と Sep 9 の弐日の出勤でハイブリドバスにあたつた。
Sep8 の運転手は大前ひろかずさんだつた。かれはプリウス乗りがよくやる「モーターでできるだけたくさんはしる」運転をしてゐた。それはかれの意思によるものなのか会社の方針によるものか不明だが客として乗つてゐておもしろくない運転だ。
Sep 9 の運転手は名倉啓信さんだつた。かれは IC エンジン車ののりでややスポーティー運転をしてゐた。大前さんの運転より、乗客として、大変たのしめた。
はたしてこのバス会社は特定ルートにハイブリッドバスを配備してなにを調査してゐるのだらふ。私の想像では各運転手がかつてに運転モウドを定めてゐのでなく、会社がいろいろなモウドでの運転を指示して運航の遅れやコストを調査してゐるやふな氣がしてならなひ。
CAN モニターが装備されてゐて私の観察よりはるかに正確なデータが採取されてゐるのだらふか。運転手さんの心境に同情いたします。
Posted at 2016/09/11 22:12:36 | |
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乗合自動車 | 日記
2016年09月02日
今朝の出勤で乗つたバスもハイブリッドだつた。運転手も車両もローテーションしてゐるらしひのだが、それでも弐回連続でハイブリッド車両に当たるのはなにかの縁かとやや心が彈んだ。
停止から巡行速度に至る間でモーターのみで走る期間について観察した。昨日の観察では発車後の 1.5秒だつたが、よく観察すると 2.0秒のやうだ。但し、のろのろ運転の場合にはモーターのみで数十秒走ることもあるやうだ。
下車時に運転席の前にある表示盤からアイドリング回転数を讀みとらうとしたが、怪しまれることのない短時間(0.25秒以下)で讀みとることはできなかつた。1000rpm の目盛りよりあと弐目盛り下を針が指してゐた。四分割なら 750rpm だし、五分割なら 600rpm だ。クーラーが動作中といふことが原因か。いずれにしても高回転のアイドリング回転數だつた。
Posted at 2016/09/02 22:31:25 | |
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乗合自動車 | 日記
2016年09月01日
通勤で路線バスを毎日利用してゐるが、本日生まれて初めてハイブリッドバスに遭遇した。壱年半ほど前にこのバス会社のハイブリッドバスをターミナルで弐度見かけたが乗ることができたのは本日が初めてだ。どんな具合かを密かに観察した。
なぜハイブリッド車とわかるかと云ふと、後ろの隅にトイレにしては小ぶりな直方体がある。
乗り心地はディーゼル車となんらかはらなひ。メッシングノイズが全体のノイズの中の多くを占める点においてはプリウスと似た傾向だが、「一般人が好むハイブリッド車」と大きく異なり停車中にエンジンは回リ続ける点で、ヲー正しひコンセプトのハイブリッドカーだ、と感心した。ケミカル充電池(鉛、ニッケル水素、リチアムアイオン等)は充電に時間がかかるので回生ブレーキを構成しても、よほど蓄電池の容量が大きくなひかぎり、回生率がひぜうに低い。それなのに「一般人が好むハイブリッド車」は停車中といふ充電をするにはかつこうの機会にエンジンを止めるので充電できなひ。しかし本日乗つたバスは停車中に充電してゐる(に違ひない)。
信号待ちや乗客の乗り降りの際の約15秒に充電し、発車の1.5秒でそれを全て使ひきるといふ設計ではないかと想像した。
コンセプトが正しのはさておき、発車時にクラッチはすぐにエンゲージするので、ジャッダーはほとんど感じなひ。マニュアルトランスミッションではあるが、出だしはスムースだ。
バスともなると愚かなユーザに迎合しなひで良いハイブリッドカーを設計しても商売になるのだらうと感じたが、まだこのバス会社ではハイブリッド車がごくわずかであるところから、このバスの魅力を察することができなひアンインフォームドな購買担当がゐるやうだ。
Posted at 2016/09/01 22:46:12 | |
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乗合自動車 | 日記