魚淵

柳津温泉の温泉街を抜けた只見川にかかる観月橋のたもとにあり、
国の天然記念物に指定されている大量の天然のウグイが群生しています。

当地を訪れた弘法大師空海が臨済宗霊厳山圓蔵寺を訪れて虚空蔵菩薩を彫った時に、
その彫った木屑を只見川に投げ込んだら、それがウグイになって泳ぎだしたという伝説が
残っています。

ウグイは本来は群れを作らない魚なので、このような現象は大変珍しく、町・地域を挙げて
大切に保存されています。