神津島…
はい。3日目のお宿。

人里離れた断崖絶壁に立つこのお宿へせっせと坂道を登りむかいます。
島って坂道ばっかり(^_^;)
ここは静かな空間を楽しむべく、子供禁止、携帯電話通話禁止をうたっています。
予約をとる際のエピソードは割愛ですが、はじめ、一度宿泊を断られたんです。
しかし電話口でここの女主人さんと色々お話しているうちに、「ぜひあたなに泊まりに来て欲しいわ」と予約者がいたにもかかわらず日程を調整してくれ希望日に泊まれるようにしてもらったのでした。。
とても嬉しい(//∇//)
この宿より、電話口のむこうの女主人さんに会いたくて、とても楽しみにしていました。
表札もピンポンもない家。
ここであってるのかなぁ?
「こんばんわ~」

あれ、家?間違ったかな?
「すいませーん!すいませーーん!!すいませーーーーん!!!」
叫ぶがなかなか気づいてくれず、なんか意地になってきて
「
おじゃまします~~!!!!!!」
もう勝手にあがっちゃいましたΣ(|||▽||| )
「
あら、リカさん、いらっしゃい♪」
優しい声のイメージ通りの女主人さんが優しく迎えてくれました(//∇//)
ホントは素泊まり宿なので食事はでないけど(^_^;)電話でお願いしていました。
特製カレー(☆∀☆)

かなりスパイスが効いてて辛口っ! ヒ~ヒ~なりますがクセになる複雑な旨み。
そうすると…旦那さんも帰宅され、みんな一緒に食事!
「白馬やキタホの小屋に泊まって自分たちも山の上の断崖絶壁に宿を建てたかったんだ」
…なんとご夫婦ともに山登りがご趣味でアルプスの話で盛り上がる。
「あそこの山小屋の布団がフワフワだった」「あそこの山小屋はご飯がおいしい」「あそこの温泉はよかった」などなど北に南に、話は尽きません♪
別にやらしい目で見てなかったけど、ご夫婦の食事も分けてもらいました(笑)

お、おいしい。。(☆∀☆)
山の話、温泉の話、歴史の話、和歌山の話。私の過去の旅の話。。
無口なお父さんも酒が進むとともに話に加わり、どんどん話も広がります。
「ところで明日はもう帰るんかい?」
「はい。正月は実家で迎えたいので。」
「これじゃあ、明日は8割、船出ねぇぞ!もう一泊だな。」と漆黒の荒れる海と風吹き叫ぶ窓の外を指差す。。( ;∀;)
「しかもあんたが取ってる船は大型客船よりかなり揺れるから島の人は誰も乗らないよ。大型客船の揺れが1なら、その船は4倍、5倍だよ」
島生まれ島育ちの人にそう言われると妙にリアル…
船が出ない=帰れない
すでに船のチケット、特急券含む、鉄道のチケット購入済み。
ピーンチ!ピーンチ!!ピーンチ!!!(☆∀☆)
ぬぉぉ~!!船がでないだと~!? 時が経ち、潮が満ちた!
これぞ島の旅ってもんでしょう!!!
燃えるわ~~!!!こういうハプニング!旅の醍醐味っちゅうもんでしょう(☆∀☆)
あぁ~明日がドキドキするよ。神津島!!

すいません。
トイレのクロスが可愛くて、つい(^_^;)
あれ?素泊まり\7500のはずが…なぜだろう。なぜかしら。朝ごはんも出る(笑)

これに黒胡椒の効いたお豆のスープ付き。
追加料金、いくらかな…?
疑問に思いつつ、美味しいからもぐもぐ食べる。
これまで船酔いでお腹いっぱい食べれてなかったので、久しぶりの満腹感(笑) ←すでに船、乗る気なし。
食後のお散歩♪

よーし、よしよし、今日も風が強いぜっ。
船止まったら飛行機?飛行機だったら調布空港かぁ…また三鷹に行って、零戦のおじいさんに会いにいけるな~、予約済みのチケットの変更できるか確認して~…なんて思考回路を総動員させます。
ドドーン!
ありま展望台。おたあジュリアの十字架です
秀吉の朝鮮の役の際、戦争孤児として日本に連れてこられたおたあジュリア。クリスチャンであったジュリア終焉の地がこの神津島であり、島の人々に尽くしたジュリアを偲ぶため、この十字架が立てられたそうです。
この記念の十字架を建てる際、わざわざローマ法王にも報告いったらしいです。
しかし実はこのジュリアさん!
最近、別に
神津島で亡くなった訳ではないということが分かってしまったらしいです!!!(極秘)
うひゃひゃひゃひゃ。。。アカン、こういうの笑いのツボやわぁ~~ヾ(*´∀`*)ノ
こんな立派なん建てといて。。。ローマ行っといて。。。。結局違うんかぃ!
やっぱり東京都って金持ちね。
ま、ジュリアさんには罪はない。
どこでもいいから静かに神様に祈れたらいいね。私も祈ろう。大海原に!アーメン三唱!?
アーメン ソーメン ヒヤソーメン!!
アーメン ソーメン ヒヤソーメン!!
アーメン ソーメン ヒヤソーメン!!
ばびゅ~!ばびゅ~!ばびゅ~ん!!
アホな事いうと、風が余計強くなり、風圧で顔がヒラメになりそう。
冗談おいといて、ここに立つと地球って丸いかも…と思います(//∇//)オススメ。
AM8時15分。 島内に流れる、本日の船の運航についての大事な放送に耳を傾ける。
。。。。。。なーーんだ、船出てるって……( ̄▽ ̄;)!!
つまんね。。

ってことで、
次の島に移動することにしました(笑)
どんだけ今回遊んだら気がすむのだろう。。
なんしか風が強すぎて歩けないので観光できないのです。
今回は下田からの特急スーパー踊り子号の窓際指定席を諦め、伊豆諸島の島々を楽しむことにしました。
次、やっと最終回でっす!
長くなってスイマセン!