
友人から連絡が来た。
「パラグライダーをやりたい人がいるので案内&説明してあげて欲しい」というミッションだった。
はぁ、私は、もう止めた人間なんですけどそんな奴でいいの!?
車弄りもぶっ飛んでたかもなんですが(冗)、別の意味でちゃんと飛んでた時代があったσ(^^)
友人のそのまた知人を連れて行ってきたよ。フライトエリアに。
とりあえずその知人に一通り説明して満足して頂きました。
本当にやるかどうかは、本人次第ですね。
久々にフライトエリアに行って懐かしかったぁ。
飛んでましたねー。私も昔は、あんなふうに飛んでたんだなぁと思い出した。
空を見上げながら昔のこと思い出しちゃった。
バカと言われそうなくらい毎週末飛んでたな。
靭帯損傷で足が動かなかった時も、痛み止めの注射を病院で打ってから飛びに行ってた。
天候が悪い日ももしかしたら天候回復するんじゃないかとフライトエリアに行ってた。そんな時でも集まってくるメンバーとお茶して待機してたもんだ。
そういえばスクールを卒業して少したった頃、スクールのある校長にインストラクターにならないかと誘いを受けた。
あの時インストラクターになっていたら自分の人生が変わってたのかもしれない。
パラグライダーをやってる人は、誰でも思う。もっと高く、もっと遠くまで飛びたいと。すると必然的に性能の良いグライダーに乗りたいと思うようになる。
でも、性能の良いグライダーになるほど安全性が落ちる傾向にあり、シビアな操作が要求されるようになる。安全を取るか、性能を取るか、それは、どんな飛び方をしたいかによって決まるものなのかもしれない。
スクール時代は、だれもが初級機グライダーに乗る。
さっき書いた理由で、スクールを卒業して半年ほどすると中級機に乗り換える人もいる。
そんな中、私は、スクール卒業後いきなり上級機に乗り換えた。世界大会に使われてるコンペ機をチューニングした上級機に。
試乗したら乗れてしまって、周りからの勧めもあって上級機に手を出した。
な~んて書いてると上手いような勘違いをされてしまいそう。そんなことも無いんです。上手いやつは、いくらでもいる。車の世界と同じですね。恐ろしくセンスの良い人が同期の中で一人いました。そういう人がプロになったりするんだろうなぁって思った。
そういえば、そのころのプロフライヤーにジムカーナ優勝経験有りって経歴の人がいたね。でも、車に全く興味がなかったので、感心のなかった私。Gを感じる感覚が似てるんですかね。
おもいっきりハマってたパラグライダー。
でも、あるとき、自分で気づいてしまった。
あの頃は、言い訳になるから絶対口にしなかったけど。
自分に身体的な障害があることに。外観からは、わからない欠陥。
身体的な限界は、どうやっても超えられない。
それは、車を走らせてる時も感じる。共通の障害。
その障害がなければもっと簡単に上達するんじゃないかとその障害のせいにしたくなる時もある。
そんな言い訳したって何も始まらない。だから練習するのかもしれない。
超えられない壁があることを知ってるということは、悲しいことなのかな。
日常生活では困ることは全く無いのに、高い身体能力を要求されるときに邪魔をする障害。
パラグライダーをやらなかったらずっと気づかずにいれたのかもしれない。
こんなこと誰にも話したこと無いかな。ここだけに呟いておこう。
なんか重い話になってしまったけど、「いつかまた空を飛ぶときが来るのかなぁ」って思いながら空を見上げたよ。綺麗な空だった。
Posted at 2005/09/20 08:40:30 | |
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