ドライブシャフトブーツ交換

ドライブシャフトブーツの周りにグリスが滲んでいるようなので交換します。選んだのは割れブーツです。その中でもゴム製のものより施工性が良いと評判のネオブーツです。

ネオブーツ(B-B13) 3,400円 x 2個
送料　500円
合計　7,300円

走行距離：112,152Km

まずは、現状確認です。左右ともこんな感じで、ひとつ目の谷間にグリスがベッチャリ付いています。

古いブーツを取り外します。取り外し方は金具をマイナスドライバなどでカシメを外し、ブーツはカッターで切ります。

結果、あれ？切れてはない？ヒビでも入ってる？？う・・・ん、目視では確認できませんが、もう切っちゃったので最後までやるしかありません。

さて、手順ですが最初に右側を、次に左側をやりましたが、その際、ちょっとやり方を修正しながらやりましたので、結果的に最善と思われた方を抜粋しながら記載します。

まずは、古いグリスをキレイに拭き取ります。
次に割れブーツを最初に通し、水平状態にして付属の溶剤を流し込みます。

焦らず、しっかり押し込んで噛合せさせます。その後は付属のカイロで10分程度加熱して固定させます。画像のように溶剤は結構はみ出していましたが、10分後には染みこんだようになっていまいた。

ここからがポイントです。

説明書や参考のWebなどでは、まずエンジン側のグロメットをはめて固定し、タイヤ側からグリスを入れるようになっていますが、それだと、グリスが入れづらく、シャフトの奥の方に押し込もうとするとブーツがグリスまみれになったので、以下の手順に変更するとうまくいきました。

①ブーツがフリーの状態でグリスをキレイに塗布←画像の状態
②エンジン側のグロメットをブーツにハメる　※まだ固定しません
③タイヤ側のグロメットをブーツにハメる
※これでブーツにグロメットがセットされた状態になります。

④エンジン側のブーツとグロメットを所定の位置に移動させる
⑤ タイヤ側のブーツとグロメットを所定の位置に移動させる
⑥エンジン側のブーツとグロメットを金具で固定
⑦タイヤ側のブーツとグロメットを金具で固定

要するに、何も邪魔するものがない状態でグリスを入れて、両方のグロメットをハメてブーツを所定の位置に合わせた後に、両方の金具でブーツとグロメットを止めるってことですね。文字で書くとわかりにくいですが・・・

また、説明書に記載の通り、グロメットの割れ位置はブーツの割れと重ならないように注意してください。

完成写真です。こちらは二度目に施工した左側。

こちらは最初にやった右側。

ブーツ交換は初めてでしたが、割れブーツなら結構簡単ですね。

しかもネオブーツはゴム製のものよりグロメットが分離されているので、施工が楽だと思います。オススメです。