VW GOLF Ⅶ 1.2TSI DIYエンジンオイル交換 DIY Engine oil change

今回のDIYエンジンオイル交換は実は2回目です。5年の保証が切れてすぐに一度自分でエンジンオイル交換したんですが、いろいろと発見があってもっと楽にならないか考えていました。

今回のオイル交換作業で使った工具です。

マイナスドライバーはオイル缶を開けるために、ハンマーはオイルフィルターに食い込んで取りづらくなったフィルターレンチを取るために用意しました。フィルターレンチのサイドを軽くたたくと外れます。

ゴルフ7はサイドにしかジャッキアップポイントがないので馬がかけられません。そのためスローパーを購入しています。ただスローパーで上げても車下に十分なスペースは取れないので、寝転がって作業がしやすいようにクリーパーも追加で購入しました。アンダーカバーを外すときにこれがるのとないのとでは大違いです。ただ、欲を言うともっと床の低いクリーパーが欲しい。頭の部分も低くなってくれないとつらいですね。

まずは現状チェック。前回のオイル交換から4000km走行してローレベルになっています。

4000km毎にオイル交換しないといけないというのはオイルの消費量が結構多いんでしょうか。

スロープを使って車を持ち上げます。

ノーマルゴルフでこのクリアランス感なので、GTIやRのスポーツモデルは使えないかもしれません。

持ち上げたら↓のアンダーカバーを外していきます。

アンダーカバーは8本のスクリューと3本のボルトで止まっています。それぞれトルクスのサイズが違うので要注意です。しかもT45はかなり大きいトルクスなので一般的なトルクスレンチのセットには入っていません（差し込み角3/8"以上のサイズにしかない）。

態勢が態勢なので、ラチェットも超小型のものが作業しやすくていいです。

スクリューとボルトを外したら前側の樹脂爪2箇所を外すことで取り外せます。

アンダーカバーをとると↓こんな感じです。

オイルフィルターとドレインボルトの位置関係は↓こんな感じ。

ドレインボルトはスロープで傾いている車でもオイルが抜けやすい位置に設定されています。

オイルを抜く前にエンジン内に空気が入るようにキャップ類は蓋を開けておきます。

無風時でなければオイルが風に流されて飛び散る可能性があるので、オイルがこぼれても掃除しなくていいようにオイル吸収マットを引いておきます。これがあると片づけの時間が短くなっていいです。

作業姿勢の問題で力も入れずらいので、普通のメガネやラチェットを使ってドレインボルトを緩めようとすると結構大変です。柄の長い工具を使うと軽い力でたたくだけで緩みます。

オイルを抜いている最中・・・

外したドレインボルトを見て思ったのですが、交換用にディーラーで購入したボルトとシールの見た目と全然違っています。後から調べて分かったんですが、初期には長めのボルトと平ワッシャーの組み合わせの仕様のドレインボルトがついているらしいです。1回目の交換以降には短いボルトとOリングシールになるとのこと。なんででしょう？私の車は5年間一度もオイル交換されたことがなかったんでしょうか・・

オイルフィルターも交換します。

フィルターの交換が終わったら、ドレインボルトとオイルフィルターを新品に交換し規定トルクで締め付けます。

締め終わったらオイルを入れます。

今回は↓のような新兵器を投入しました。オイルファンネルです。

これがあると吹きこぼれの心配もないし、ジョッキへのオイルの移し替えもなくなります。

かなり便利なのでおすすめです。

こんな感じで缶で直接注げます。

1.2TSIエンジンはフィルター交換時で必要オイル量は4Lとされています。

新品オイルを4L入れてアッパーレベル近くまでになりました。

以上でエンジンオイル交換完了です。

交換後はエンジンの振動が明らかに小さくなります。