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2014年11月30日 イイね!

GOLF Ⅶ towbar (hitch) 作業手順⑧ ハーネスワイヤリング-5 BCM&FUSE配線

 Fuse boxにたどり着くまで長い道のりでしたが、ようやくBCM&Fuse boxへの配線作業がスタートできます。

 作業の前に・・・
この作業は追試された他の方も手順と同じように作業できると断言できません。申し訳ありませんが、ご理解ください。

 サービスマニュアル(ElsaWin)を購入すれば良かったと後悔しています。(ElsaWinにも載っているのか定かではありませんが・・・)
後悔先に立たずですので、トウバー装着の作業をされるときは海外通販でElsaWinを入手して頂く必要があります。(自分はPCがMacだったので、Windows買ってまで・・・と、躊躇ってしまいました。)



一応一個人の記録として作業内容を残しておきます。



 まずはマニュアル通り、BCMにコネクターを割り込ませる作業から始めました。

↑わかりにくいのですが、点線で囲まれた部分を覗き込むとコネクターが3つささっています。


↑こんな感じです。(画像は既にコネクターが1つ外れた状態です)


このコネクターは、下の画像のように爪を押して白いレバーを倒すことで外すことができます。
・・・ですが、このコネクターを外すメンテナンススペースはほぼ無いに等しいです。手のサイズによっては外せないかもしれません・・・
(アクセスする方法を考えるのにかなり時間がかかりました。)



最初にAのコネクターを外したら、ハーネスが刺さっているカプラーを取り出します。

↑画像のように左右の爪を外して引き出します。(ハーネスの束をケースに縛り付けている配線バンドはニッパーでカットします。結線バンドはトウバーハーネスに付属しています。詳しくは製品の確認を行っているブログを参照ください。)


↑取り出せました。

このカプラーから↓のような先端の尖った工具を使用して必要なハーネスを抜き出します。

↑1574 - Cable extractor tool KABELEX


↑抜けない場合はターミナルがどこかで引っ掛かっています。
無理やり抜こうとするとハーネスが断線するので注意してください。
コネクターAからはCAN通信用のハーネスと、イグニッションONに連動して電源を供給するハーネスを抜き出します(CAN通信用ハーネスはトレーラーコントロールユニットと繋がっています)。こいつが後のコーディングの際に必要になります。


↑抜き出したら付属のカプラーにターミナルを刺します。相手側の色と合わせて位置を間違えないように注意します。


↑そうしたら、リアのトウバーから引っ張ってきたハーネスコネクターと結線させ、空席になった14,16,17番に画像のようにハーネスを挿し直します。


↑配線が終了したらケースに納め、結線バンドで縛り直してコネクターを元にもどします。



 次はコネクターCの配線作業を行います。

↑コネクターAと同じように、中身を取り出します。


↑コネクターCではブレーキライト用のターミナルを外します。


↑外したらコネクターAの時と同様に、付属のカプラーに接続しトウバーのハーネスと結線させます。不覚にも相手側のハーネスを色を忘れてしまいましたが、コネクターCはハーネス1本だけの作業なので問題ないと思います。コネクターの真ん中に赤/黒のハーネスを挿したあとはコネクターAと同じ要領で配線します。作業が終了したらコネクターを元の位置に挿し直してBCM配線の作業は完了です。




 次はFuse boxへの配線です。

↑Fuse boxの裏側にアクセスするために、boxを固定している爪3箇所を外します。

↑ところがFuse boxの下に付いているハーネスガードが邪魔をして手前に出てきません。


↑無理やりハーネスガードを引っ張り出しても、ハーネスの余長がなく引っぱり出せません。仕方がなくこのハーネスを外すことにしました。


↑このコネクターは画像に書いてある手順で外しました。ハーネスガードは力ずくで手前に引っ張り出してきています。力をかけなければ外れないというのはサービスとしてありえないと思うので、このやり方は間違っているのだと思います。ただ、考えても外し方がわかりませんでした(笑)


↑極太ハーネスを外したことでちょっとは手前に出てくるようになりました。ここでマニュアルには紫の爪を2mm引っ張り出すと書かれているのですが、これまた全くびくともしませんし、マイナスドライバーを差し込む作業スペースすらありません。やりすぎて壊れても困るので、とりあえずこの工程は無視して次に進みました。(後でこの紫色のパーツがターミナルが外れないようにロックをかける部品だということを知りました。)


↑Fuse boxの裏側に常時電源用のハーネスを3本差し込むのですが、極太ハーネスを外してもなお、Fuse boxは全く手前に引っぱり出せません。かなりの力で引っ張って画像の状態にまでは持ってきましたが、これ以上引っ張ると何かが壊れそうな予感がしたので、このスペースでハーネスの配線を行いました。これは相当大変です。差し込み口は全く見えないので、完全なブラインド作業になりました。もう根気との勝負です。作業中に周りが暗くなってしまったら終了です・・・自分でもよくやったと褒めてあげたい(笑)


仮に挿す穴を間違えたとしても、↓のような工具を使用してターミナルは外すことができます。この時ばかりはこの工具を買っておいて本当に良かったと思いました。間違って挿した上に抜けないなんてことになったら・・・想像したくないです(笑)

↑1591 - Cable extractor tool KABELEX



 根気比べの結果、なんとか目的の位置にハーネスを配線することに成功。紫色の部品をマニュアル通りに2mm引っ張り出さないと外せないはず??(ターミナルにロックをかける部品なので)なのですが、何もしなくてもターミナルを差し込むことができました。差し込めた理由が理解できない・・・




 海外のebayではfuse boxのみが単品で売られているので、それを購入して構造を解析しない限り、仕組みはわからなさそうです。たまたまなのか、最初からそういう仕様なのか定かではありません。

↑ebayで売っているFuse boxの魚拓(左ハンドル車用)



配線が終わったらFuse boxを元に戻して、Fuseを差し込めば完了!
やっと終わった!





 この後はひたすらバラした部品を元に戻す作業を行います。部品が傷つかないように細心の注意を払いながら、外した手順の逆を追って部品を組み付けていきます。これまたすんごい疲れます。何事も初めてというのは大変ですね・・・

 作業を終えた後、一言言いたいのは・・・
だれか正しい作業手順を教えてくださいm(_ _)m


あ〜、疲れた・・・
Posted at 2014/12/01 01:14:31 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ
2014年11月23日 イイね!

GOLF Ⅶ towbar (hitch) 作業手順⑦ ハーネスワイヤリング-4 グローブボックスを外す

Fuse boxに配線をする前に、Fuse boxを隠しているGlove box(以下G-box)を外します。そしてG-boxを外すために、まずはヒーターコントローラーパネル(以下ヒーコンパネル)から外します。この辺りは色々部品が重なっているので1つの部品を外すのにも苦労します。

 ヒーコンパネルを外すのは、コンソールのサイドガーニッシュを外すためなので、最初に嵌合位置を写真で示しておきます。

↑クリップが8箇所、トルクス1箇所です。このトルクスがヒーコンパネルの下に隠れています。

↑ヒーコンパネルはセンターポケットを開けた状態でパネルの下に指をかけて持ち上げれば外れます。ただちょっと硬めなので勢い良くバキッと外れます。周辺部品は養生しておくといいと思います。
 トルクスを外した後はサイドパネルの爪8箇所を外して、ガーニッシュを下方向に引っこ抜けば外れます。注意点としては爪を外す方向は車両左向きなのですが、先端部分がインパネに刺さっているのでそのまま左に引っ張っても抜けません。爪を外す際に差し込み部周辺を傷めないように注意が必要です。

 コンソールサイドガーニッシュの取り付け相手側の写真です。






 これでG-boxの上にかぶさっている部品が外せました。いよいよ今回の本題であるG-boxを外します。

 まずはG-boxの中にあるオーディオユニットを取り出します。この作業には専用工具が必要になります。自作されている方もいらっしゃいますが自分は以前に工具の話で紹介したツールを購入しました。

こんな感じでユニットの左右下端にある穴に専用工具を差し込みます。

専用工具を差し込むことで、↓の写真のように金属の爪を解除できるようになっています。


↓ユニットを引き出したらハーネスカプラーを外していきます。

自分の車はコンフォートラインのナビなしなので、配線が少ないです。助かりました(笑)。右端の黒いカプラーは外しやすいように解除レバーが付いています。

↑アームは最初は爪に固定されているので、爪を解除してアームを90度回転させるとカプラーが押し出されて出てきます。

 ユニットが外せたら、次はG-box本体を固定しているトルクス合計6本を外します。トルクス固定位置の写真を撮り忘れたので口頭のみの説明になりますが・・・まずG-boxの蓋を開けた状態で、上側3カ所にトルクスが止まっています。助手席足元に潜り込んで上を見ると、下端を固定しているトルクスが2箇所。最後の1個がわかりづらい位置にあるのですが、くろいいろさんが外し方を説明してくれていたおかげで悩むことなく外すことができました。(オーディオユニットの奥)
 ただ、すごく奥まった位置にあるので、L字のトルクスでは全く届きません。ラチェットドライバー(全長230mm)でギリギリ届いたのですが、もっと余裕を持って簡単に作業できるようにラチェット型のトルクスでエクステンションを付けて作業したほうが良かったと思います。240mm以上の長いエクステンションを一つ購入しておくとばっちりです。

 全てのトルクスを外すとG-boxを「下向きに」外すことができます。この時点ではまだハーネス類が結線されている状態なので、それらを外していきます。





↑このハーネスは金属製の返し爪でとまっているので外すときに引っかき傷がつきますが、気にせず外しました。クーラーホースもあるので一緒に抜きます。

 これでようやくG-boxが外せて・・・

目的のFuse boxが姿を表しました!


次は地獄のFuse配線です(笑)
今は笑っていられますが、本当に大変でした・・・


作業手順⑧ ハーネスワイヤリング-5 BCM&FUSE配線 に続く・・・
Posted at 2014/11/24 00:36:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ
2014年11月22日 イイね!

GOLF Ⅶ towbar (hitch) 作業手順⑥ハーネスワイヤリング-3 FUSEまでの配線

 前回トランクトリムを外して、次はハーネスを車内に引き込みます。

 その前に、13pinコネクターのケースに加工をしておきます。説明書には最初からカットされているように書かれていますが、自分でカットしなければなりません。


↓カットが完了したら付属のハーネスに組み込んでヒッチメンバーに固定します。

 付属のハーネスには水侵入防止のためのゴムラバーがもう一つ付いているのですが、そちらは不要なのでカットして捨てます。

 次に、この13pinコネクターからのハーネスを車内に引き込みます。

↑トウバーのワイヤリング用に車には最初から穴が設定されています。写真矢印の部分には穴を塞ぐためにキャップが取り付けられているので、それを上から指で押して取り外します。
 キャップを外したらトウバーに付属しているハーネスについているキャップをはめ込んで蓋をします。


↑トウバーからの配線はこんな感じです。写真ではまだ固定されていませんが、純正のトウバーハーネスをクランプする箇所があるので、そこを通して13pinコネクターまでハーネスを配線します。マフラーからの熱害を避けるために必ずトウバーの上側を通してください。


↑車内にハーネスを引き込んだら、ハーネスを前側に通しておきます。


↑ハーネスを前に通したら、GND端子2個を写真のように固定します。白い樹脂製のカバーはボルトを外して爪を解除すればGND端子をはめられるようになります。

 次にトレーラーコントロールユニットを配置するのですが、この作業は説明書(下記参照)通りに行うとトリムと干渉するので、説明書の作業手順は無視してください。

 マニュアルにはこのように、ホイールハウスに貼ってある吸音材をカットしてマジックテープでユニットを固定するように書かれていますが・・・

この作業は行ってはいけません。マニュアルに従ってカットしてユニットを設置すると、トランクカーペットを元に戻したときにユニットとカーペットが干渉してうまく組みつかなくなります。

 自分は別(下記参照)の方法でユニットを取り付けました。

↑トランクサイドに開いている2箇所の穴を見つけてユニットを配置してみたところ、なんとこれがぴったり合うのです。
 ただし、DCC装着車両はここにサス制御のECUが置かれているので取り付けられないかもしれません。コンフォートラインで良かったと思った瞬間でした(笑)

 工場出荷時に装着されるトウバーの場合、ユニットが配置されている場所について書いておきます。

 純正トウバーを装着した車両は車両左側にある写真のポケットの部分がなくなっており、ここを埋めたスペースを利用してコントロールユニットが配置されています。それ故ユニット固定用の専用ブラケットとトランクカーペットが必要です。
 DCCを装着されている方はブラケットとカーペットを新規に購入すれば問題なく取り付けられると思います。部番は以前に紹介した純正トウバー部品のリストに追記しておきます。



↓先ほどの穴を使えば、このようにユニットを取り付けることができます。

 固定用のボルトにはM6サイズを使用しました。ここに置けばトランクカーペットと干渉することはありません。さりげなく吸音材も両面テープを貼り直して元に戻しておきました(笑)。これならNV性能を犠牲にすることもありません。


 あとは先ほど車両前側に通しておいたハーネスを助手席まで配線するのですが、写真を撮り忘れました・・・
 この部分に関しては「くろいいろ」さんと「liger1974」さんの整備記録に載っていただので引用させていただきます。(くろいいろさん、liger1974さん、ありがとうございます!)

 まずBピラー下のトリムの中をくぐらせます。
外し方はこちら→No.7の手順で外してください。

 次に、発煙筒が取り付けられているAピラー下端のトリムカバーを外します。
外し方はこちら→Aピラー下端のトリムの外し方。

 これらのトリムカバーを外したら、すでに通っているハーネスに抱き合わせるように配線していきます。ここまで配線が完了したら、次はブローブボックスを取り外し、FUSE BOXにアクセスできるようにします。


作業手順⑦ ハーネスワイヤリング-4 グローブボックスを取り外す に続く・・・
Posted at 2014/11/22 18:26:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ
2014年11月16日 イイね!

GOLF 7(Ⅶ) towbar (hitch) 作業手順⑤ ハーネスワイアリング-2 トランクトリムを外す

前回トランクを取り外したことで、トランクトリムを固定しているポイントにアクセスできるようになります。
Golfはトリムの上にシートが重なっているので、シートを最初に外さないとトリムを外すことができません。シートを外してから他のトランク周りのトリムパネルも外していきます。


↑まずはこのガーニッシュを外します。




↑左右の端末にあるクリップ以外は全て鉄クリップでBODYに固定されています。


↑こんん感じでクリップ付近をリムーバーでこじりながら、反対側を手でつかんで両側から持ち上げます。結構力がいるので、はじから1個1個丁寧に抜いていきます。最初の1個が外れれば残りのクリップを外すのに力が入れやすいようになります。

トランク開口をグルッと一周しているラバーシールは接着されているのか外れません。無理やり剥がそうとはしないようにします。



次はCピラー下側のトリムを外します。
作業後に写真を撮り忘れたことに気がついて、中途半端な画像しか残っていなかったので少々作業内容が分かりにくいと思います。

↑この部品は上側2箇所、下側2箇所の合計4箇所が鉄クリップで固定されておいます。取り外す際はまず、上2箇所の鉄クリップを外し、③の矢印方向に引きます。すると下側2個のクリップが樹脂部品から外れ、クリップだけBODYに刺さった状態で取り外すことができます。

なぜこのような取り外し方をしたかというと、下側2カ所についているクリップ座の樹脂形状に剛性感がなく、クリップを無理に外そうとすると割れる可能性がありそうだったからです。クリップは後でラジオペンチで抜けば問題ありませんが、樹脂部品が割れたら最後ですから(笑)

Golfの内装パーツでBODYに固定する鉄クリップを使用している部品は全て、クリップを横にずらすと外れるようになっています(こうしないとクリップ組みつけられないですもんね・・・)。本日最初に紹介したトリム部品もクリップの部分をよく見るとそういう構造になっています。

これは覚えておくと部品を外す時の助けになると思います。



さて、Cピラー下側のトリムが外し終わったら次は、

↑こいつを外します。シートを外したのはこいつを外すためです。


↑写真の撮り方が悪くてトルクスが写ってませんが(笑)、ここのボルトを外します。


↑次にここの2箇所の鉄クリップを外します。


↑Cピラートリムに刺さっているこのクリップを外します。こいつは作業中にCピラーに傷をつけやすいので、周辺は養生テープでしっかりと保護しておいてください。このクリップの左下の方に白色の樹脂クリップもあります。写真撮ってなくて申し訳ないですが、こいつも車両内側にトリムパネルを引っ張れば外れます。


↑そして最後はこの2ピースクリップです。ここにアクセスするためにシートを外しました。


↑みやすい角度から。2ピース構造のクリップなので、真ん中にある切り欠きに精密ドライバーのような先端が鋭利なものを差し込んでこじります。自分はこのときミニマイナスドライバーを使用しましたが、先端は養生テープを貼って保護して外しました。


↑クリップの画像です。真ん中のピンが差し込まれることで周辺のギザギザ形状が広がって固定される仕組みです。これでトランクカーペットLの上側を固定しているトリムパネルが外れました。



次はトランクカーペットLの下側を固定しているトリムパーツを外します。

↑こいつはトルクスボルト2箇所で固定されているだけなので、すぐに外れます。


最後にこいつを外す、もといタイヤハウスの裏側にアクセスできるようにめくれるようにします。というのも、このカーペットはリアシートの背もたれまで全部取っ払わないと外れないからです。作業上今回そこまでは必要なかったのでカーペットがめくれるようにするところまで作業をしていきます。


↑ラッシング・アイと呼ばれる部品を外します。画像の矢印が示す部分にマイナスドライバーを差し込んで手前に引き出します(写真は手前に引き出した状態です)。この裏にトルクスボルトが隠れているので、ボルトを外せばラッシングアイは外れます。


↑最後に矢印で示した3箇所のツリークリップを外せば終了です。

ここで覚書ですが、ツリークリップは一度外すと再利用できないものだとばかり思っていたので、割れてもいいやという思いで力いっぱいに外しました。
思っていた通りツリーは途中から折れるし、形もボコボコになって使い物に
ならないなぁ・・・なんて思っていたら普通に再利用できました。

力いっぱいに抜いて途中から折れる、なんてことがない限り使い回しできるそうです。自分のは途中から折れてしまいましたが・・・それでも再利用できました。「使い捨て」なんて部品はないんですね。思い込みで先走ってしまった自分が恥ずかしい(笑)

これから作業される方、ツリークリップは再利用できます。


ようやくこれでカーペットがめくれるようになり、ワイヤリング作業を行う下準備ができました。
次回はFUSE BOXまでのワイヤリングです。
う〜ん、作業に疲れ写真を撮り忘れていたから、想像以上に手順書がアバウトになってしまった(笑)
この調子でこの先大丈夫だろうか・・・

作業手順⑥ハーネスワイヤリング-3 FUSEへの配線 に続く・・・
Posted at 2014/11/16 01:29:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2014年11月14日 イイね!

GOLF 7(Ⅶ) towbar (hitch) 作業手順④ ハーネスワイアリング-1 リアシートを外す

前回まででヒッチメンバーの装着が完了したので、今回からハーネスワイヤリング編になります。

現代の車にトウバーをつける上で避けて通れない作業だと思うのですが、
この作業が一番大変でした。

後々書きますが、特にヒューズボックス周りの作業に関しては自分とのやり方が正しいのかまったく保証できないので、あくまで参考として見てもらえればと思います。



それでは配線作業を行っていこうと思います。
まずは皆さんの想像から外れると思いますが、リアシートの座面の取り外しからスタートです。


↑まずはシートが外れたところから。4箇所に固定されています。


↑前側2箇所の固定はシートを単純に上に持ち上げることで外れます。


↑こういう差し込み構造になっています。

次に後ろの2箇所の固定です。

↑フックのような構造になっているので、シートを後ろに押し込んでこのフックから外します。(写真はシートが外れた状態です)

↓4箇所の固定が外せたら、シートを手前に引っ張り出します。
片側ごとに丁寧に、少しずつ外していきます。



反対側も同じように引っ張り出して、最初の写真のようにシート座面の取り外しが完了です。



次に、エアバックを搭載したサイドパッドを取り外します。

↓シートを取り外したことで、画像の矢印部分で固定されているナットを取り外せるようになります。ナットを取り外します。

これでサイドパッドが動かせるようになります。
他のブログや記事ではこのまま上に簡単に引き抜けますと書かれていたりしますが、大間違いですので十分に注意してください。


↑ご覧のようにサイドエアバッグのタグの横に固定点があります(写真ではサイドトリムが取り外された状態ですが、この時点ではまだ付いています)。ボディの穴に引っ掛けるフック構造になっているのですが、いくら上に持ち上げてもこいつが引っ掛かっている限り、邪魔になって上に少ししか持ち上がりません。
まず、エアバックタグを目安にこの部分を押し込んで(多少力が必要です)、車両内側にずらしてフックを取ります。このとき、トリムに傷がつかないように周辺を養生テープで覆っておくといいと思います。自分はサイドパッドとトリムの隙間から養生テープを差し込んで保護しました。

↓この作業が完了して、ようやくサイドパッドを全体に上に持ち上げることができます。無理に力を入れる必要はありません。破壊や変形の原因になるので、外れないと思ったら作業を中止した方がいいです。


真ん中のフックの他に、上下に差し込み形状があるので、それを上に引っ張ることで外します。↓の写真は上側の差し込み部分の画像です。最初の写真のように下側にも同じ差し込み形状があります。


↓これで外れました。


↓裏側にエアバッグ用のカプラーがあるのでこれを外します。ただし、バッテリーが抜かれている状態で行ってください。電源が入った状態で作業を行うとエラーが出ます。



↑このカプラーは黒い部分をつまんで①の方向にはっぱり出した後、②のように黒い部分を押すとロックが解除されてカプラーを抜くことができます。最初は抜き方がわからず差しっぱなしで作業してましたが、サイドパッドは意外に作業の邪魔になります。金属の端末が鋭利な部品もついているので、車を傷つけないためにも外しておいたほうがいいと思います。


いや〜、作業手順が事前にネットで収集した情報通りに行かないことが多くて苦労しました(笑)とにかく時間がかかる!ネットの情報を完全に鵜呑みにはできませんね・・・


無理な力を入れなきゃ外れない部品はないので、外せないときは何か問題があると思って一旦作業を止めるべきだと、今回の作業全体を通して気づかされました。何事も焦っての作業は禁物ですね。


だからこそゆっくり作業ができるガレージが喉から手がでるほど欲しい!


次回は、作業手順⑤ ハーネスワイアリング-1 トランクトリムを外す。です。

Posted at 2014/11/14 23:28:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ

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