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たいがーー@死芥博士のブログ一覧

2013年07月16日 イイね!

トゥデイ用ドアバイザーの製作 その4

皆さんお久しぶりです。
ドアバイザーの件、長らくお待たせいたしました。

バイザーを作ってくれる業者へサンプルを送って工場の技術者にトゥデイのバイザーを見てもらい、
作成方法を検討していました。

そこで問題になったのが、バイザーへの金具の固定方法です。
同じ形状の金具は作成可能ですが、オリジナルのハトメを使用した固定方法は工場でも経験がなく、やるにしても冶具を作成しないと難しい事がわかりました。
数千、数万単位で作成する場合は冶具使用して量産する方がコスト的にも品質的にも有利ですが、小ロットで数十万もする冶具を作成するのは現実的ではありません・・・。
ハトメ以外では、工場でも実績があるプッシュリベットや冶具の作成が不要な接着剤の使用も案に上がりました。
しかし、プッシュリベットはバイザー表面にリベットが出てしまうため、見栄えに問題が有り、接着剤は強度に不安があったので却下になりました。

金具タイプは装着にコツが必要で、Bピラー付近を収める工程が特に難しいんです。
だいとら氏のJW1に中古のバイザー装着を頼まれたのですが・・・


割ってしまいました(ごめんなさい)。
挿入時に一番力が掛かるため、正規の位置に収めようと力を加えると、こうなってしまいます。
当事ディーラーに勤務していた方にバイザーの固定方法を尋ねてみたところ、
新車時はガラスランチャンネルのゴムが柔らかく、バイザーはスルっと挿入できたそうです。


最後に残ったのが、両面テープを使ったガラスランチャンネル内側からの固定です。
ランチャンネル内側にガラスと一緒にバイザーを挟む所は純正と同じですが、
現在主流のドアサッシュ表面に両面テープで貼る方法とは異なり、純正と全く変わらない外観を保つ事が出来ます。
コレなら装着時にバイザー本体に負荷が掛かる事がなく、硬くなったランチャンネルでも容易に装着可能です。
また、この方法では冶具の作成も不要で、両面テープの固定は工場でも実績があるそうです。

よって、この方法を採用することに決めました。


「純正と同じ方式ではない」と不安になる方も居るかも知れませんが、外観は純正と同じになりますのでご安心下さい。
両面テープは3M社製の外装固定用のものを使用するので耐久性はかなり期待できます。
トゥデイが発売された1985年当事では、金具による固定方法はベストだったかもしれませんが、今回は2013年なりの作り方をしてやろうと思います。

多分、皆さんにも満足してもらえると思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
Posted at 2013/07/16 02:13:09 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2013年06月28日 イイね!

カトリブタスピーカーシステム

皆さん御久しぶりです。

秋ヶ瀬公園で行われたよっこいOFFに参加された皆様、御疲れ様でした。
御声を掛けてくださった方、遊んでくれた方、ありがとうございました。
モトコンポが意外に受けていたようで良かったです。
次回は試乗の際に気軽に被れるヘルメットも用意したいと思います。
遊びに夢中で写真を一枚も撮影していない為、画像はありません。
ごめんなさいw


さて、そのオフ会で白い変入さんが壊れたTVから外したスピーカーを持ってきて下さいました。
プレスフレームでフィクスドエッジのスピーカーで、耐入力は2W。
とてもHiFiとは言いがたい代物ですが、エッジにはダンプ剤が塗布され、磁気回路はフェライトですがキャンセルマグネットが装着されており、ボイスコイルボビン直結のセンターキャップ装備でなかなか素性はよさそうです。
スピーカーの口径は大虎さんの持ってきたカトリブタの口にちょうど嵌りそうな・・・。



ぴぎゃーん!

その瞬間
ラッパとブタの間に科学反応が起き
脅威のシステムが誕生したのであった

※世間ではカトリブタスピーカーは結構あるようですね。
 画像は大虎氏よりお借りしました。


ヴォーカルの帯域の再現性は非常に良く、音の通りも良いです。
かまぼこ型の音質で結構いけてます。
ただ、遊んでいるうちに不満も出てきました。
「豚が結構“鳴く”」
「パワー入れると低音で音が割れる」
「あっちででかい音で音楽流してる車に負けてるのが悔しい」
「どうせなら音質も欲張りながら、保護素子を入れてパワー入れられるようにしたいね」
「あとサブウーファーも・・・」
白変卿と大まかな仕様を相談し、内容を持ち帰って実際に作成する事になりました。

大まかな仕様は以下の通りです。
・子豚+親豚の2.1chシステム
・焼き豚にならない保護素子入り
・方chあたりの耐入力は10Wくらい

先ずは子豚の設計です。
2Wのスピーカーユニットに可能な限りパワーを入れるために以下のような事を行います。
・HPFを組んで音にならない低音はカットし、中高域のパワーのみを入れる。
・過大入力が入ってもユニットが飛ばないように、電球を直列に入れる。
・電球で足らん場合はPTCも入れる。
電球は非線形抵抗素子のため、電流が増えると抵抗値が上がる特性を持っています。入力電圧が上がると抵抗値が増え、ユニットを過大入力から保護します。小音量では電球の抵抗値は低く、音質に与える影響は少なくなります。
いい感じにコンプレッションが掛かります。
これはBOSEのスピーカー等で多用されている技術で、あの有名な101MMにも採用されています。


今回は12V 5W(約29Ω @12V)の電球を入れてみます。
HPFは100~220uFのコンデンサを一発直列に入れてやります。


シミュレーション結果はこのような感じです。

電球の抵抗値が1~30Ωまで変化した時、こんな感じにスピーカーへ入るレベルが落ちます。
計算が合ってるか怪しいですが、8Ωのスピーカーに30Wくらい入るくらいの電圧掛けてもスピーカーに入るのは1.4W程度。
電球のIRカーブが解らないんでなんともいえないけど、たぶんユニットが飛ばないはず・・・。

実際にこの乗数でスピーカーを組み、豚の鳴き等で特定の帯域が強調される場合、ネットワークを組んで特定の帯域を削ってやる予定です。
先ずは機械的特性が良くなるようユニットやエンクロージュアを設計し、暴れた周波数特性はイコライザで電気的に補正するというBOSE流の設計術です。
フルレンジなのにイコライザが入ってるのはこれが理由なんです。


こんな感じね。


電車も空いた頃だと思うので、そろそろ自宅へ帰ろうと思います。
Posted at 2013/06/28 21:34:08 | コメント(4) | トラックバック(0) | へんなもの | 日記
2013年05月12日 イイね!

カトリボーグ

カトリボーグ不慮の事故により、パックリ割れてしまったカトリブタ(480円)であったが、


悪の秘密結社マナテックのPOR15によって、


戦闘用カトリブタへと改造されることになったのだ。
Posted at 2013/05/12 15:21:13 | コメント(4) | トラックバック(0) | へんなもの | 日記
2013年04月14日 イイね!

トゥデイ用ドアバイザーの製作 その3

トゥデイ用ドアバイザーの製作 その3「おい、そういえばトゥデイのバイザーの件どうしたんだよ!」というそこの貴方!
すみません・・・、ちっ、違うんです!放置していた訳じゃないんです!
今日は中間報告をしたいと思います。

半年ほど募集を行った結果、現在大体30セット程集まっている状況です。
業者さんからは「40セット集まると取付金具の金型代サービスするよ」と言われているので、
もう10セット集まらないかと、のんびり構えていたのですが・・・、そう世の中甘くなかったようです。
告知から半年たって、これ以上お時間頂くのもマズイと思うので、そろそろ動き出そうと思います。

現在、以下の3つの工程のうち、2の段階に入りました。
1:数量の確定
2:試作検討  (いまここ)
3:量産

仮予約で最小発注セット数の20セットはクリアできたので、発注可能な状況と判断しました。



先日、業者へトゥデイのバイザーを送り、こちらでカラーサンプルを確認しました。
カラーは4種類あり、今回は新品のバイザーに一番色が近いダークスモーク(左から二番目)を選択しました。


日に焼けたバイザーは色が薄いですが、新品は結構濃いようですね。

業者の方から「円安のため、コストが15%ほど上がっているからね!」と連絡がありました。
なので半年前に書いた7~8000円と言う金額からは上がってしまいます・・・。
既に30式と言う数字を前提に動いているので、ご理解頂ければと思います。

また進展が有りましたらご報告させていただきます。
Posted at 2013/04/14 15:03:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ
2013年03月31日 イイね!

WM-F203の修理

WM-F203の修理思い立ったがたいがーーです(意味不)。
今年の正月辺りでしょうか・・・、大虎氏から「ウォークマンを直してたもれ」と依頼があり、修理する事になりました。

SONYは直ぐ壊れる印象を持っている人が多いと思いますが、プロ用機器のもやってる分野のSONY製品は結構タフですよ~。



今回の修理内容は特に大変なものではなく、
・溶けたベルトの交換
・グリスの固着したメカの修理
・電池ボックスの接触不良
といった感じで、普通の修理となりました。

ベルトは当然ながら部品が出ないので、いつもの汎用ベルトを使用しました。
ベルトのサイズは60φと65φとで悩みましたが、今回は純正のベルトより太目の0.95mmのベルトを使用しているため、軸受けの負荷を考えて多少緩めで65φを選択しました。


メカの整備を一通り終えて動かしている所です。


この頃のウォークマンはケーブルが多いので、所々テープで貼って固定してあります。
剥がすと使えない物も有るのでアセテートテープでぺっぺと固定します。


さて、一通り動作するようになったら、今度は調整を行います。
カセットテープ等は、デッキごとにアジマス(ヘッドの角度)やテープスピード(走行スピード)にバラつきがあり、これが再生の品質にかなり影響を及ぼします。
アジマスが狂っていると高域が伸びなくなり、テープスピードは曲のピッチに直結します。
車でいう所のアライメントですね。
コレを調整するにはテストテープと呼ばれるキャリブレーション用の基準テープを使い、2現象のオシロスコープや周波数カウンタなどを用いて行います。
が、そんな物は持っていません。(テクトロのオシロはあるが調子悪い)
そこで以前は聴き慣れた曲をかけて、聴感でアジマスとテープスピードを調整していましたが、最近比較的マトモなデッキを手に入れたので、コレで基準テープを作成し、このデッキに合わせる事にしました。
完全に正確ではありませんが、テストテープを作ったデッキで録音したテープは正確に再生できるようになります。


SONYのテープデッキのサービスマニュアルでは、アジマス調整は6.3KHz、-10dBのテープで調整しろと書かれているので、デンスケでそんな感じのテープを作ります。


コレを再生しながら、PCの波形表示ソフトでリサージュ曲線を描きます。
X軸がRでY軸がLかな?
(壁紙に突っ込まないでね)
リサージュ曲線の口が開いているのは、左右の位相差があるためです。
位相が90度ずれると丸になります。
サイン、コサインですね。


サービスマニュアルでは90度までのズレを許容しています。
実際テープを走らせると口が開いたり閉じたり、つまりテープの走行にムラがあって完全に一直線にはなりません。
0度になるよう頑張って調整しますが、有る程度は妥協しなければなりません。


こんな感じになりました。
テープスピードは、下のFFTでピークがテープに記録された周波数になるように調整します。
サービスマニュアルでは3KHzが指定されていたので、そのテープを作成して合わせます。
残念ながらこのウォークマンの限界でA面とB面でテープスピードが若干変わってしまうため、妥協してA面速め、B面遅めの真ん中に合わせました。
数値的には十分規格内なんですが、言われると気になってしまう位の差なんです。


測定器を使ってしっかり合わせるといいものですね。
調整前はかなりモコモコした音質で、スピードもおかしかったのですが、調整後は普通に良い音で鳴るようになりました。
今回の作業で、聴感で合わせるのも案外良い線行っていた事がわかりましたw
今後は聴感で合わせて、仕上げにこの方法を使いたいと思います。

おしまい。
Posted at 2013/03/31 04:40:23 | コメント(8) | トラックバック(0) | 修理 | その他

プロフィール

大学時代に買った足車のトゥデイと、時代について行けない男たいがーーの愉快な物語です。 ごみを集めて部屋に積むごみくず野郎です。 暫く活動を休止します。
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