スイッチの分解とイルミ球交換

これはみんなスイッチの中にある小さなバルブです。

①画像左上：エアコンのイルミ用、１個￥３１５。Ｔ4サイズ。

②画像左下：スイッチのインジケーター用（14V-60mA）、１個￥４２０。T3サイズ。
白く見えるのでＬＥＤかと思う方もいるかと思いますが、従来のフィラメントのバルブです。
パワー＆スノーのランプや熱線スイッチなどに使われています。

③画像右上：スイッチのイルミ用（14V-40mA）、１個￥２７３。T3サイズ。
ハザードＳＷ・熱線ＳＷ・イルミ照度ＳＷ・エアサスＳＷなどの夜間照明用に使われています。

④画像右下：イルミ用ですがスイッチの中にあって、分解しないと取り出せません。
部品カタログには載っていませんが、部品屋さんに行くとあるかもしれません。
入手できない場合は、③のバルブを分解して、ソケットに装着します。
アンテナＳＷ・フォグＳＷ・ＡＳＣＤメインＳＷの内部に装着されています。

熱線（リアデフォッガ）＆ハザードスイッチ。

熱線のスイッチにはインジケーター用とイルミ用の２つのバルブがあります。
ハザードＳＷにはイルミ用のバルブがあります。
バルブの交換は時計と反対方向に回して抜き取ります。
取り付けはその逆。

メーター照明の照度を調節するスイッチです。
イルミ用のバルブの設定があります。
取替え方法は上に同じ。

左がシーマ用で、右がセドグロ用です。
どちらも内部の構造とコネクタ形状は同じです。

ＡＳＣＤ（オートスピードコントロールデバイス）メインスイッチとフォグスイッチです。

イルミ用のバルブは分解しないと交換できません。
内部には小さな部品があるので、分解はくれぐれも慎重に行ってください。
直径２mm程度のベアリングの玉のようなものがありますが、無くさないように。

車両からの取り外しは、ヒューズボックスの蓋を外して手を入れ、スイッチ自体をを裏から押して取り出します。
またはトランク＆ヒューエルリッドＳＷを外したところから手を入れる方法もあります。
ただしどちらも固くて大変な力が要ります。
いったん木目のパネルごと外してからＳＷを外すという手もありますが、右の木目パネルは裏からビス止めなのでロアカバーを外す手間が要ります。

アンテナスイッチの内部です。
イルミ用の内蔵バルブが２個あります。
車両からの取り外しは木目パネルごと外してから、スイッチごとに外してください。

この記事を書いた当時はマイナスドライバーを隙間に差し込んで外したものですが、年月が経ってパネルも割れやすいので、破損には充分に気をつけてください。

右はソケットから外した状態。

使用済みのバルブやソケット。
茶色くて長いのはＡＳＣＤスイッチの内部にあるものです。