『寬』という字の意味を調べてみました

先日、６月６日に薨去された寬仁親王殿下のお名前にある
『寬』という漢字を調べたくなりました。

なぜなら、新聞などの活字では、正しい字がほぼ書かれているのに、
インターネットではほとんど『寛』（“、”がない）になっているから。

漢和辞典を買いました。４０年ぶりに。　
（出物があったので、１０５円で手に入りましたが♪）

結局調べてみて、同じ意味を表す文字であったことを知った次第。
寬仁親王殿下の『寬』は旧体字のようですね。


パソコン（ネット）では、意味がどうしても調べられないし、この字を書いてもパソコンが反応
しないので・・・。

あの日ブログを書くため、色々と調べていたとき、たまたまそのことに気づかせてくれたサイト
があったので、字の違いを知りました。

実は、わたしは、生まれて５０年余りの間に、
自分の氏名の漢字（特に姓）をまちがって書かれた無数の経験があります。

『ひとの名前』には人並み以上に間違わないように、心がけています。

例えば・・・　今では、日本中で知らないひとはいないであろう有名人になった大阪市長。

ハシモトトオル　さん。　『橋本　徹』ではなく、『橋下　徹』と書きます。
今でも間違って書く人は、いらっしゃらないと思いますが、
大阪府知事に就任された頃は、勘違いされていた方も多かったように思います。

今でも、殿下の追悼の弔問記帳を受け付ける自治体、未だにその殆どが『誤字』です。

最初から正しい字で、正しい言葉づかいで案内されている自治体は、私の知る限り
『和歌山県　串本町～本州最南端の町～』だけでした。

調べるかぎり　現在は、『大阪市』のみが訂正されています。（言葉づかいも含めて）

人名なのですから、旧体字だから　とか　パソコンで表示されないから
とかの理由のようですが、一画だけの違いでも『間違い』です。

　宮内庁、日本・トルコ協会、財団法人中近東文化センターそして和歌山県串本町
などは、最初から正しく書かれています。

６月７日のタイトル画像をいただいたあの団体も、現在は訂正されていますが・・・。

薨去を悼むのであれば、誤字は　そして言葉づかいなども　訂正された方がよいと思います。

もし、自治体の総務・広報のおしごとをされている関係者の方がお読みになられたら、
ぜひとも、訂正いただきたく思います。

☆☆☆