
3月13日の朝 テレビのニュースで聞きなれないことば
【自転車ナビライン】ということばを耳にして。
映像を見た時に抱いていた印象では、
「これって、かえって危なくなるんじゃないのかなあ。」
と思ったのですが。
色々と興味があったので調べてみて。
「うーん。これはいいね~。是非京都市街でもトライアルしてくれればなあ。」と思い始めました。
まずは、新聞記事の引用から
*******(東京新聞2013年3月12日 夕刊)
交差点 自転車守れ 警視庁「ナビライン」試行 文京区など2カ所
交差点を走る自転車の安全を高めようと、警視庁は、交差点内に自転車の通行路を表示する「自転車ナビライン」の試行を始めた。同庁は、自転車と歩行者の接触事故を減らすために自転車走行路の整備を進めているが、これまでは交差点に自転車の通行路を示す道路標示はなかった。今後、自転車に車道や専用路を走るよう促す一方、交差点での事故を防ぐ狙いがある。 (宮畑譲)
自転車は道路交通法上「軽車両」に位置付けられ、自動車などと同じように道路標識に従わなければならない。だが、実際は、自転車が歩道を走り、歩行者とトラブルになることも少なくない。警視庁は、車道の左端をカラー舗装した「自転車レーン」を都内に十四キロ整備しており、ナビラインは自転車向けの表示を交差点にも広げた形だ。
ナビラインが試行されたのは、文京区の千石一丁目交差点と港区の札の辻交差点の二カ所。千石一丁目交差点(図)では、これまで自転車は自転車横断帯を通行するのがルールだったが、車両と同じように直進できるようになる。これにより、車両の運転手が、自転車が直進か左折かの判断をしやすくする。一方、車両の運転手は、自転車通行路の確保と二段階右折する自転車への注意が求められる。
ナビラインの設置を知ってもらおうと、警視庁は十二日朝、千石一丁目交差点でチラシを配る街頭活動をした。警視庁の椎名康雄都市交通管理室長は「本来、自転車は車道を走らなくてはいけない。ナビラインの試行を検証して、問題がなければ、設置箇所を増やしていきたい」と話している。同様の取り組みは、札幌市、宇都宮市が始めており、東京都は三例目。
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(引用おわり)
本来自転車は道路交通法上は軽車両ではあるものの、我が街京都市内でもたしかによく見かけて、
危ないなあ。と思うのが。
歩道を疾走する自転車。 歩いている時も、クルマで走っている時も、自転車に乗っている時も。
とりわけクルマで交差点を左折する時に、歩行者信号が青の点滅か、既に赤になっているタイミング
で進入しようとするときは、怖いですね。
バイクの左折車や直進車に気を配りながら交差点に入り、横断歩行者を優先して渡るのを待ち、
そろそろ発進しようかと言うタイミングで 左後方から渡ってこられたときは、
ヒヤッとすることは多いです。
京都市街は、学生の街なので自転車が多く、特にキャンパスの近くでは若い学生さんだったりすると
結構パワフルに加速して横断歩道に入ってくるので。 ニアミスを見たことも、自分でヒヤリとしたこと
もたまにあります。
どこの街も多少の差はあるとしても、『都合のいい方の信号でわたる』
つまり、自転車が守るべき『歩行者信号』が『赤』でも、大きな交差点ならば大抵は、『車両用信号』
は暫くの間は『青』。
おそらくこのタイミングが一番事故をおこしやすいんだろうと思います。
記事にはかいてありませんでしたが、多分この『自転車ナビライン』の交差点には
『自転車専用信号』が敷設されていると思います。
察するに、横断歩道の歩行者用信号 → 自転車専用信号 → 車両用信号の順番で 『赤』に
なるようにされているのでしょう。
京都の交差点でも
このように自転車で走る時には、走りたくなることがよくあります。
例えばこんな具合に。
(でも、ルール化されているなら、右側の自転車の方が車両からは視認しやすいような気が
しますよね。)
ルール化されていない京都市街では、もちろんこれはご法度ですし、この画像のように
二本立てで渡られたら。あっちみてこっちみてになりますからね。
交差点の場所や時間帯によっては、右折レーンよりも、左折レーンの方が車両の列が多いことも。
事故のモトのみならず、渋滞のモトにも なっていますから。
そんな理由で、クルマで走る時に避けている交差点はいくつかあります。
いろいろと意見は分かれるかもしれませんが、個人的には【自転車ナビライン】。
歩行者にとっても、自転車にとっても、そして車両にとっても。
慣れてしまえば、安全に寄与すると思うので。 推進派のひとりになりました。
☆☆☆
(国交省と警視庁の記者発表の資料です。↓)
Posted at 2013/03/14 01:32:37 | |
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