
それほど 大きな交差点でなくても どこでも見かけることの多くなった【矢印信号】。
昨日白昼に【河原町五条の交差点】で事故が起きました。
またも小学6年生の児童たちが事故に巻き込まれました。
一瞬、先月の祇園の事故を連想しました。
大事には至らなかったようですが。
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71歳僧侶の車と修学旅行バスが衝突事故
17日午後0時35分ごろ、京都市下京区本塩竈町の交差点で、修学旅行中の三重県東員町立神田小の6年生らを乗せた観光バスと乗用車が衝突した。
男児5人と女児1人の計6人が京都市内の病院に搬送され、5人が膝を打撲するなどの軽傷、1人が気分不良を訴えた。バスには児童31人や引率の担任、ガイドら計37人が乗っていた。
東員町学校教育課などによると、修学旅行は1泊2日の行程で、17日午前7時に神田小をバス2台に分乗し出発。事故に遭ったのは先頭のバスで、もう1台には児童31人や校長が乗車していた。事故当時は清水寺から金閣寺に向かう途中だったという。
下京署は男性僧侶(71)の乗用車が右折しようとして、直進中のバスに衝突したとみて、僧侶や三重交通のバスの運転手(63)から事情を聴くなどして詳しい事故原因を調べている。
大西宗和校長は病院で「みんなシートベルトをしていた。6人については保護者に電話し、本人の声を聞かせた」と話した。(共同)
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記事には書いてありませんが、バスが走行していた⦅五条通~国道一号線~⦆は
三車線の幹線道路で
往生際の悪い(!?)乗用車ドライバーが走ってきた⦅河原町通り⦆は二車線の道路です。
たぶん 右矢印信号があったような気がします。
複数の報道から判断して、事故の原因は【乗用車側の信号無視】だと思われます。
京都の交差点のなかでは大きな交差点で、しかも五条通りは幹線道路でスピードも出るので、
おそらく【オール赤】は2~3秒間くらいは あるはずなのに。
損傷具合から見ると、バスは五条通り(ゆるやかな下り坂です)を西に向いて走ってきて青信号で通りかかって、乗用車の右側に接触したようですね。
事故の解説が長くなってすみません。ここからがわたしの教訓です。
どちらかと言えば、信号の矢印が消えたら 潔く停まるタイプなのですが、
正直に言えば、 「いてまえー!」と勢いよく通り過ぎてしまうことがあり、
ヒヤリとしたことも何度か あります。
この交差点がそうかどうかはわかりませんが、
多くの京都の市街地の【矢印信号】は 時間帯によって 矢印の点灯する長さ が変わります。
交通量の多い大きな交差点(この交差点もそうでしょう)では 特にその傾向がありますね。
自分が通り慣れていない時間帯に よく通る交差点の矢印が、予想に反して早く消えてしまい、
焦ったこともあります。
信号無視をした乗用車を庇うつもりはありませんが、たぶんそんな勘違いがあったのかも
しれません。
いづれにせよ、この【矢印信号】は、ほとんどの場合 『いきなり赤になる』ということ。
これは肝に銘じなければならないですね。慣れていない道はもちろんのこと、慣れている道は余計にきをつけなければ・・・。 とつくづく思いました。
それから
三重県から来た小学生は、全員シートベルトをつけていたんですね。 偉いですね。
まさかの時に備えていたとは。 すばらしいですね 大人も見習わねば。
「後ろは違反にならないでしょ~ 苦しいからしなくていいでしょー」なんて言う輩には、
この事故の話をして、羽交い絞めにしてでもつけさせようと思っております。
こんな想い出をつくってしまった悪いオトナ。過失とはいえ、罪作りですね。
☆☆☆
Posted at 2012/05/18 23:57:40 | |
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