
ゴールデン・ウィークたけなわですね。
この時期必ずニュースに出てくる高速道路は空前の大渋滞が各地の下り線で起こっているようですね。
昨日の中距離クルージングと昨日の寝不足がたたって、
きょうのクルージング計画が頓挫したので。
少しやっかみも入っているのは承知ですが。
いつも、この時期感じるのですが。
「混むのがわかっているのに、どうして渋滞する高速道路にこだわるのかなあ。」と。
そして、その渋滞をつくっている原因の一つに。 カーナビも一役かっているのではないのかなあ
なんて思います。 もう少し言えば、「カーナビをもっとカーナビを利用すればいいのに。」
と思う次第です。
実は、昨日私も渋滞に遭遇しました。でも、最後は自分の勘が功を奏し、カーナビくんの敗北。
探索ルートに逆らってひとつ前のインターで降りた私の勝利でした。
お昼の3時ごろに出発した、三重県の四日市方面に買い物を兼ねてのクルージングでした。
京都市内は、平日にもかかわらず、すでにゴールデン・ウィークモード。土日並みに混んでいます。
なんとか、京都南インターから名神高速に乗り、その後は高速道路はスイスイ。
でも。新名神方面へ入る草津ジャンクションの手前あたりを走っていた頃から、所々の電光掲示板で、「四日市渋滞7km」の表示。
約束の時間は30分余裕だったので、さほど気にはならなかったのですが。
亀山ジャンクションから東名阪道に入った直後から、ハイこのとおり。

その後、車線減少地点を過ぎたら、多少流れてきたものの。
追い越し車線が混んでいるのをみて。 「こりゃ完全にレジャー渋滞だね」と実感し。
迷わずに一つ手前の鈴鹿インターから渋滞の高速道路から脱出。
四日市インターから目的地までは一般道を10kmほど走る案内でしたから。
行き過ぎて戻る高速道路よりも早いかな。と。
並行する3ケタ国道は、このとおりスイスイです。信号も少なく、流れは渋滞している高速道路並み
のペースで流れておりました。
たしかに高速道路での移動は、「速く走らなくても、早く到着する」それは確かなのですが。
それは、渋滞していない大前提なんだけれど。
カーナビでルート探索したら、「高速をおりましょう。」という案内。みなさん聞いたことありますか?
Myカーナビには、光ビーコンもつけていますが。私は聞いたことがありません。
何故なのかなあ。と考えてみて。
カーナビって、思っているほど進化していないからなのでは。と思います。
その典型がこれです。
実は、きょう行く予定の一つだった 道の駅”マキノ追坂峠”への自宅(碁盤の目の北のはずれ)から
のルート設定の結果です。
もちろん私のお気に入りルートは、琵琶湖西岸の3ケタ国道経由なのですが。
なんと、カーナビ推奨ルートは、「超大回り」の名神高速を通って行くルート。
一般道ルートの1.7倍の距離を走っても、「こっちの方が早いよ」なんて指示しておりますが。
実は、3ケタ国道(R161)には、バイパス区間(制限速度60km)が含まれているし、郊外は信号
が少なくスイスイ。 さほど飛ばして行かなくても、わずか90分(約65%の時間)で到着します。
でも、Myカーナビは、到着予想時刻の設定は、一般道と高速道のみの二本立て。
渋滞の多い市街地であろうが、信号の少ない郊外であろうが、片側一車線の高速道路並みのペースでそうこうできるバイパスであろうが、 無料である限り ”高速道路よりも遅い”と判断しているから。
なんですね。このカラクリが『リ・ルート』の判断可否になっているから。判断はドライバーの勘が勝っているのでしょう。
人一倍、方向感覚には疎いこともあって、カーナビ歴は20年位になりますが。
CDナビの時代から使っているから、その進化については多少意識はして使っております。
たかだか800MBそこそこの地図情報だったころに比べれば、HDDなら何10GBもの膨大なデータを集積しているはずですよね。
でも、その割にはルート案内もリルートの判断も あんまり進化していないのではないのかなあ。
昨日気が付かなかったのですが、渋滞の東名阪道には、50kmの速度規制が表示されていました。ということは、VICS情報もあったはず。 でも、高速を降りる判断はしてくれませんでした。
道路が渋滞するこの時期。 カーナビは”利用”しましょう。
そして、ご自分のカーナビの身の丈を知っておくのもいいかと思います。
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(追記) MyカーナビをパーツレビューにもUPしました ↓