
先週の土曜日に『道の駅マキノ追坂峠』に行ったときに、
店頭でみつけた懐かしい逸品
【瀬田しじみ】をメインディッシュに
思う存分いただきました。
獲れたてで並べてくれたお店に感謝。
というのも、買ってからすでに2日半以上経っていたけれど、全く傷んでいなくて、美味しくいただく
ことができたから。
思えば2日前の昼下がりでした。
300gでこのお値段が高いのか安いのか分からない位。
しじみをいただくのは、昨夏の夏土用以来なのですが、その時は汽水湖の宍道湖産でした。
琵琶湖で獲れたシジミといえば、子供の頃(遠い昔の頃です)は食卓にシジミ汁が出されると、
「おかあさん、またシジミ~??もう飽きたよ~」という位に よく食べたものでした。
「もし傷んでいたらどうしよう。漁師さんに申し訳ないヨ~」。
買ってきてその日は疲れてしまい。そのまま冷蔵庫に入れて。
気づいたのは、昨晩の晩ごはんの一日遅れの鯖寿司を食べ終わった時でした。
夜遅いし、明日は必ず。と二日おくれになって。
率直に言って、少し不安でした。でも『あの道の駅』のレジで、同世代の女店員さんと自分がした
会話を思い出して。それが勇気になりました。
声をかけたのは私から。
「シジミって珍しいですね~。週末に頻繁に京都から来てるんですけれど、いつもありましたっけ。
懐かしいですよ~。僕らが子供の頃は、いくらでもシジミを江州(滋賀県のことです)から漁師さん
が売りに来たはったんやけど。いつもあるんですかぁ?」と私。
女店員さん
「いやいつもというわけでは無くて、湖面が時化ているときは漁に出られないから・・・」と。
いまや漁獲量が激減し、高級食材になってしまった『琵琶湖のシジミ』。
週末だったからか、せっかく大量に仕入れてくれたんだから。
それでは、画像にて絶品の『シジミ汁』の調理工程をたっぷりどうぞ。
本当に懐かしい昔の味そのものでした。レシピどおりとはいかないくらいの量でした。
昔に比べて貝の大きさがめっきり小さくなってしまってはいるけれど。
お味噌を入れる前の、この何ともあらわしようのないこの色。もちろん昔は横で見ているだけでした。
でもあの頃の夕方、台所から漂っていた香りそのものでした。
普通の汁椀でたべようとしたら、きっと残るにちがいないし。
そう思って、お雑煮や豚汁やきつねうどんを食べる時のキングサイズの器を取り出してきて。
思う存分、懐かしい味を賞味させていただきました。
☆☆☆
(道の駅マキノ追坂峠のWebサイトです。↓)
Posted at 2013/03/18 23:43:55 | |
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