昨今のエコカーって凄いですね~。アイドリングストップ装置が走行中に働くって。
しかもアクセルを離せばすぐにエンジンがかかってくれる。というしかけ。
おそらくカタログ燃費の数字をイイ数字にするのに大きく貢献しているのでしょう。
その関連で言えば、目先の減税や補助金に貢献しているのでしょう。
一部のコンパクトカーから採用が始まって、やがては軽自動車にも普及し、
それが今やかなりの車種で採用されている【アイドリングストップ装置】。
身近になってきていますね。
でも。それがエスカレートして
『走行中にアイドリングストップする装置』になっているのって
不便じゃないですか?
市街地を走っていると、「こんなところでどうして作動するの?」という場面を
最近頻繁に見かけます。
数が多いからというのがその理由でしょうし、スターターの音がするからだろうと思われますが。
軽乗用車の新しい車種にその傾向があるように思います。
まるでカエルの鳴き声のように。そのあちこちで。「ゲロゲロッ。ゲロゲロッ」と。
信号の変わり目とか、交差点の曲がり角や横断歩道の前 止まれ標識のあたり 等々で。
実は、
私も、およそ一ヶ月位前に。強烈に「ゲロゲロッ。ゲロゲロッ」を経験しました。
ちょっとした不注意で愛車が緊急入庫をしたとき、鈑金修理の代車として
(かすり傷程度でしたが、工場がGW連休前で混んでいたから。ホントですよ~)
10日間 HONDA N-WGN カスタム (FFターボ無し)をお店のご厚意で。
乗らせてもらっていました。
ピカピカの新車で試乗車にもなっているクルマでした。最初は腫れものにさわるように、
チョイ乗り+αだけで 済ませていました。でもその中頃に 軽自動車を発端にした燃費偽装
問題が発覚して。その糸はぷっつり切れて。いつものペースで走らせてもらいました。
10日間でおよそ750km位を走行した中の 4割弱(270km)が市街地でした。
空いた道を走るときはスイスイ。気持ちよく走ってくれました。ターボはついていないのに、
CR-Zだったらモーターアシストがかかるような
山道の登り勾配でもスイスイと。
走ってくれました
。「えーっ!?こんなに走るのか」と感動の連続でした。
代替え時に軽自動車にダウンサイジングを決意する方々に「何で?」とかなり疑問に思っていた
一人でしたが。乗ってみてその方向に行くのも理解できるようになりました。
でも、
ゴーストップの多い市街地を走っている時は。
止まって欲しくない場面で何度もアイドリングストップしてしまい、ホントに困りました。
傍から見ていた時は、「自分だったらうまくコントロールできそうなんだけれど。」
とタカをくくっていました。「きっとドライバー初心者だね。」とさえ思っていました。
でも自分でやってみると 完敗でした。
思い通りにコントロールできたのは、3割位でした。
大相撲だったら、軽く負け越しです。関脇から平幕に落ちる力士の悔しさにも似て。
日頃はM/T車に乗り慣れているからかもしれません。もうイイ齡だから順応性が衰えている
というのもあるでしょう。
実際に乗っていた N-WGNは
およそ5キロ~7キロ位から【その装置】が
作動していました。最新車種だったら、10キロ以上から作動するものがあるようです。
この位の速度。ドライバーが一番コントロールするべき領域だと常々走りながら意識して
走っているので。凄く違和感を感じました。
それは、ECOLOGYという観点ではなく、
SAFETYという観点からです。
少なくとも
【その装置】今の性能程度ならばいっそのこと無効にする方が安全に走れるような
気がしました。
【装置】を作動させたまま、自分が走りやすいように走ってしまったら、譲り合うことが
どんどん少なくなっていくような気がします。
一方で。
・危ないタイミングで右折して直進車の目の前を横切るクルマ。
・赤になってから交差点に入ってくるクルマ。
・警報器が鳴り始めても、徐行さえしないで踏切を平気で通り過ぎるクルマ。
・“止まれ”と“徐行”の標識の区別がついてないクルマ。
増えましたよね。
第一義的には、ドライバーのマナー意識の低下が大きな原因とは思うものの。
【この装置】が 交通不安全に不本意ながら貢献しているような気がしている一人です。
この手のクルマに乗る機会があったら、迷わずスイッチ切ります。
(自分で言うのもナンですが、)
自称『アイドリングストップ推進原理主義者』の私
がいうのもヘンかなー と思いつつ。
最近気になっていることを書き連ねてみました。
♪♪♪♪♪
Posted at 2016/05/28 08:45:46 | |
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