
♪いつ~までも
いつ~までも
はぁし~れ 走れ~
ISUZUのトラック♪
この【ISUZUの最新CM】。ご存知ない方はぜひともご覧下さい。
(なんと驚くべきことにISUZUの公式サイトです)
http://www.isuzu.co.jp/museum/cm/index.html
さわやかですね~。目先の売り上げのためではなく、あくまでも企業イメージの向上をめざしたCMかと思われます。“素晴らしい”の一言です。
率直に言って、ワタシは【21世紀最高のクルマCM】だと思います
CMについて何度かブログにとりあげているとおり、ワタシはCMには大変興味をもっております。
それにしても最近のCMは・・・。つまらないと思います。
とっておきの名作ドラマ、注目のスポーツ中継、クイズ番組の答えを注目してみている時、などなど・・・。老若男女によって好きな番組は多種多様。
一時たりとも目を離さず視聴している時に・・・。
急にシーンが変わり、番組内容とは全く関係のない CMを頻繁に入れて番組を分断させられて、
不愉快な思いをしたことありませんか。私は反感さえもつことがあります。(“こんな製品絶対かってやるもんか”ってね)
ある意味人を茶化したようにしか思えないCM(あえて書きませんが、いくつか思いあたりますよね)は言うに及ばず、
広告している商品の性能だとか、たくさん売れているとか、顧客満足度が高いだとか、そんなことをアピールするCMばかり。
殊に、最近のクルマCMは目にあまります。
【エコカーでなければ、クルマではない】とばかりに、
「このクルマの燃費はリッター何キロ」だとか「エコカー補助金対象車」だとか「減税対象車」だとか・・・云々。
或いは、「○○賞受賞」だとか「○○〇クラスで販売No.1」とかのように、
個々のユーザーの選択を覆させるとでも思っているのか、と疑うような変なアピール合戦。 そんなクルマCM見るのは、もうウンザリです。
ECOが重視される時代だから、燃費性能もクルマの性能の中の重要なものの一つである。そのことを否定しているわけではありません。
でも、燃費性能だけがクルマを選ぶ基準のすべてではないはずです。
きょうから3月。【一年中で、一番クルマが“売れる”(“売る”或いは“売らなければならない”)】月なのは、毎年のことなので、私なりにもわかります。
昨年は大震災の影響での減産あるいは買い控えなどがあったし、
今年の商戦は、【エコカー補助金の復活】【エコカー減税継続】の相乗効果による目標販売台数必達のため、各社しのぎをけずっていることを否定するつもりはないし、日本のクルマファンの はしくれ として、たくさん売れることにより、日本の自動車産業が発展することは、大いに歓迎しています。
でも・・・。ありふれたクルマCM。あまりに多すぎると思います。それは、輸入車とて同じこと。
一方で冒頭に紹介した【ISUZUのトラックCM】いかがお感じでしょうか。
誰でもが覚えやすくて、口ずさみ易いメロディ。
歌詞(言語)を かえれば、世界じゅうで共通に流しても通用するのでは、
とさえ思います。
変なアピールなど一切なし。シンプルです。
【目的地が、人を強くする。】【前へ。】という文字。そして
【THE TRUCK OF JAPAN】という画面いっぱいの文字。
たしかに、バックナンバーを見ると(さりげなくではあるけれど)今時の他のクルマCMと同じようなテロップは出ています。
CMに出てくるのは、たぶんISUZU FORWARDだと思われます。
かつてのISUZUのCMのようにするのだったら、
あるいは最近何が何でもNO.1を誇示したいのであれば、
【普通トラック国内シェア〇年連続NO.1】でもよいのです。
↓このサイトを見ていただければ一目瞭然。
http://www.autoinfoc.com/hanbai/mekabetudoukou/h-mekabetudoukou-5.html
でも、あえてそれをしないISUZUの奥ゆかしさは絶賛に値すると思います。
さすがは‘80年代後半から【街の遊撃手】のCMで、FF GEMINIの認知度を高めた
あの会社ならでは。
【商品の連呼をせず、あくまで企業のイメージ向上にとどめているCM】。
かつてありましたね。
まだ幼少のクルマ好きの子供の頃に聴いた【日産のCM“世界の恋人”】のメロディ。
半世紀近くたった今でも口ずさむことができるし、ハミングすると気持ちがさわやかになります。
今幼い子供たちが大人になってもおそらく歌い続け、ずっとファンでいてくれる。
そして永年のファンになってくれるでしょう。
もう日本は新興国などの見本になるような、世界をリードする大国なのだから、
目先のことにとらわれず、ISUZUを見習って、大局的な見地でCMをつくってほしいものですね。
以上、長文におつきあいいただき、ありがとうございました。
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本日の走行データ(3/2 0:25追記)
市 街 地 31km走行 18.6km/l
郊 外 28km走行 23.1km/l
Total 59km走行 20.5km/l
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