
「昔勉強してなかったからなー。
激戦州だったオハイオ州ってどこだよ~」
と思わずググってカンニング。
地理は嫌いじゃなかったけれど、
授業中に自分の知りたいところを見ていて
上の空だったのがいけなかったようで。
ニューヨークとクリーブランドとシカゴとロスアンジェルスとサンフランシスコのような都市はどこにあるか知っていました。
でも、真面目に覚えたデトロイト(生まれつきクルマ好きだったから)だって、五大湖のどのあたりかを指させって言われても。 今は もう忘れてしまいました。
決して自慢になりませんが、50州の中で、100%でわかる自信があるのは、たった5州だけです。
いまから13年前の夏、会社の団体旅行でアメリカに行きました。
成田→ダラス→オクラホマシティ→ダラス→ロスアンジェルス→ラスベガス→サンノゼ→成田
今でも覚えているのは、ラスベガスに三泊したことです。
「えー、ラスベガスの夜が三日!何もすることないじゃん」
もともとギャンブルとは無縁の私。(もちろん現在もそうです)
一泊目は夜遅く着いたので、寝るだけ。
二日目の日中は仲間と市内観光。 そして夜は。
ショーも楽しいとか言ってガイドさんが言っていたけれど。
みんな仲間はホテルのカジノへ出かけて行ってしまいました。 仕方なく日本に国際電話したり、
テレビを見ていました。
でも、三日目の最後の夜。 ついにカジノデビュー。とはいえ、初心者なのでスロットマシンを
ひたすら50$程浪費して。 サイフにあと100$札になる直前に、異変が起きました。
スロットにいれていたのが、専用コインだったのか、25セント硬貨だったかは忘れましたが、
大ジョッキ(およそ1リッター位)3杯分位になる位に。 コインが出てきました。
あとできいてわかったのですが、ターンテーブルに回っていたスポーツカー(一等賞)の次の
大当たりだったようです。
現金(お札)に替えてもらって数えてみたら。
『225ドル25セント』でした。(何故かこの金額はずーっと覚えています)
しかも、少額紙幣の1$紙幣と5$紙幣が主で。結構なボリュームでした。
急に大金しかも衆人の眼が気になり、ホテルの部屋に直行して自分のスーツケースへ。
今でもどこかに仕舞ってあります。
これをもらった時、そして日本に帰ってからも何度も見ました。
少額紙幣になればなるほど、『日本銀行券』とは比べようの無いほど 汚れていました。
ボロボロだったのも何枚かありました。
「アメリカだなー」と感じた瞬間でした。
なんだか今夜のオバマ大統領の演説をきいていて、すっかり忘れていた『225ドル25セント』が。
恋しくなりました。
☆☆☆
Posted at 2012/11/07 23:44:48 | |
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