
朝の全国TVニュースでも取り上げられていましたね。
「遮断機が上がっていたら、電車は来ない」
とは限らない
これは肝に銘じるべきだと改めて感じさせられました。
踏切を渡るときは、
必ず一旦停止はもちろんのこと
必ず左右の安全確認も
そして窓を開けて音をきく
この三つを確実に励行しましょう。
それにつきますね。
『遮断機が下りていない踏切を時速87キロで電車が横切る』
ちょっと大げさかもしれませんが、
まさか21世紀の今でも 起こりえない現実がこのように発生しています。
少し長いですが、全文引用致します。
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(京都新聞平成25年3月13日7時30分)
近鉄、木津川で遮断機下りず 運転士が急行と勘違い駅通過
12日午後1時20分ごろ、木津川市の近畿日本鉄道京都線山田川-木津川台間の踏切で、遮断機の下りていない状態で京都行き普通電車(乗客約60人)が
時速87キロで通過した。けが人はなかった。
近鉄によると、男性運転士(48)が急行を運転していると思い込み、踏切から約150メートル手前の山田川駅を誤って通過した。男性
車掌(45)
も非常ブレーキをかけなかったという。
踏切の通過時点で通行する車や人はなかったが、大きな事故につながりかねず、同社は「みなさまに深くおわび申し上げる」とし、全乗務員の面接指導など再発防止策を徹底するとした。
同踏切は幅約1・8メートル。普通車の通行は禁止されており、軽乗用車や二輪車、小型特殊車のみ通行できる。普通電車が駅に到着した時点で警報機が鳴り、その10秒後から遮断機が下り始める仕組み。しかし、駅に停車せず急行のスピードで走行したため、
遮断機が下り始める前に電車が通過したという。
山田川駅で乗車予定の乗客17人は後続の電車に乗り、同駅で下車予定の乗客3人は次の木津川台駅で折り返した。
■新型ATS未整備
2月7日のJR西日本片町線の八幡踏切(京田辺市)に続き、またも近鉄京都線の踏切(木津川市)で遮断機が上がったまま普通電車が通過するトラブルが発生した。一歩間違えれば大事故を招くだけに、早期に安全システムの構築が求められそうだ。
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(引用おわり)
教訓として、
運転士も決してパーフェクトではありません。体調のすぐれないときもあるでしょう。
世界に誇る日本の鉄道 その安全システムも、
人間がつくったものである以上、エラーはありえることなのです。
でも、たとえ遮断機が上がっている踏切にもかかわらず電車が疾走してきても、
安全確認を確実にやっていれば事故は防げます。
交通安全教室でよくいわれていることば
『
だろう運転』は事故のモト 『かもしれない運転』 を励行しましょう
これを再確認されるニュースでした。
まさに 初心忘れるべからず ですね。それを肝に銘じたいと思います。
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Posted at 2013/03/13 08:11:20 | |
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交通安全 | 日記