
昨日走行中に見かけたワンショットです。
「あれー!?日産アトラスが何でFUSOのマークを?」
最初は目を疑いました。(もしかしてドレスアップ?)
乗用車以上に お盛んな商用車の相互OEM。
でも、国境を越えた遠くヨーロッパメーカー同士の
アライアンス(提携)の産物だったとは。
気づきませんでした。
メーカーサイトに行って見て。
プレス発表のページを見つけて。だんだんわかってきました。
後段の下り 少し引用しますね。
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なお本車両は、2010年4月に発表された、
ダイムラーAGとルノー・日産アライアンスとの戦略的協力関係に基づき、日産自動車株式会社と三菱ふそうトラック・バス株式会社(以下MFTBC)との間で締結された相互OEM(相手先ブランド供給)に関する基本契約の下、日産「アトラスF24」をベースに、MFTBCに供給されるものです。
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日独伊 もとい 日独仏三国同盟だったとは。
商業車の世界でも、ガッチリとスクラム組んでいたんですね。
ということなので。 やはり昨日見たクルマ 三菱(ふそう)キャンター・ガッツだったようです。
(6月12日発売だったので、ディーラーの試乗車だったのかもしれません。)
似てるはずです。もともとはこのクルマ
やはり日産アトラスがベースだったんですね。
そして、いすゞでも『エルフ100』という名前で。
カタログモデルで残っていました。ガソリン車専用のようですが。
UDトラックス(旧日産ディーゼル)にも『コンドル』シリーズで昔ありましたね。
そういえば。『FARGO』から『COMO』という名前に変わっても。
地味ながらまだ現役。もちろんベース車は。
『NV350キャラバン』ですね。
「以前は確かいすゞと日産が小型商用車で提携してたはずだったよね~。」と思って
何の気なしに。『NT450アトラス』をクリックしてみると。
「ん?あれっ違うメーカー見たのかな。三菱ふそうのページ見ちゃったかな。」と一瞬戸惑って。
ホッペをつねって見たら痛いし。
出てきたのはこのクルマです。
ちょっと前までは。
だったのですけれど。
このクルマ いすゞの『エルフ』がベースだったんですけれど。
今は、宿命のライバルの
『三菱(ふそう)キャンター』がベースになっているとは。
驚きました。
日独仏三国同盟が新興勢力に対峙する姿。 応援したいところですね。
でも。売る立場の日産や三菱ふそうの販売店の対応も大変でしょうね。そしてアフターサービスも。
それにしても。なんとドラスティックな。 と感じました。
つい先日、SUBARUのサイトでみつけた
『新型サンバー』を見たとき。
かつてのライバル車ダイハツの『ハイゼット』ベースになっていたのも。
【369万5677分の1】のサンバー旧オーナーとして かなりショックでしたが。
日産アトラスのベース車両が 『エルフ』から『キャンター』になったのは。かなりビックリでした。
商用車のOEMって、乗用車以上に進行しているんだなあ。と感じるニュースでした。
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Posted at 2013/06/13 23:17:52 | |
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くるまネタ | 日記