
久しくブログ更新が『梅雨入り』してしまって。
それに事欠いてか いきなり聞きなれないタイトルになりましてすみません。
実は、この現象の名前を知ったのは。
昨日報道されていた
この交通事故がきっかけでした。
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バスと乗用車衝突 20人余搬送
(6月23日 15時51分 NHK Web news)
23日午前11時ごろ北海道根室市東和田の交差点で、大型バスと軽乗用車が出会い頭に衝突しました。
この事故で、大型バスに乗っていた根室市内にある水産加工会社の研修生の中国人の女性ら21人が病院に搬送され、このうち3人が軽いけがをして検査のため入院しているということです。
また、軽乗用車に乗っていた2人も頭などにけがをして病院に運ばれましたが、けがの程度は軽いということです。
現場は根室市郊外の見通しのよい交差点で、信号機はなく、軽乗用車側に一時停止の標識があったということです。
警察は当時の状況や事故の原因について調べています。
***(引用終わり)
見通しの良い信号のない交差点での出合い頭の大きな事故です。
怪我をされた方には心よりお見舞い申し上げます。
交通事故は他人事ではない。と常々見ている一人として。その観点で つづけます。
この事故のニュースをテレビで見たときに。
「これって、そう。お互いが停まっているように見えるのが原因なんじゃないのかなあ。」
と思いだしました。
運転免許の更新の時だったか、はたまた違反者講習の時だったのか思い出せませんが。
ググっていて。出てきました。
【コリジョンコース現象】というんですね。
日頃は碁盤の目のように張り巡らされた道を通ることが多い私ですが。
この事故現場と同じような道を走ることもありますから。気をつけたいところです。
そして、もう少し分かりやすいサイトを見つけました。
一般財団法人日本自動車研究所(JARI)というところのサイトです。
見通しの良い交差点で事故?(出合頭事故)
目からウロコが落ちるようなサイトだったので。 少し抜粋 して紹介させていただきますね。
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事故原因は目の機能
このような、皮肉なことが起こる原因は、人間の目の機能にあると考えられます。人間の目の視野は大きく分けると中心視野と周辺視野に分けられます。中心視野は分解能が高く、物を詳細に見ることに適しています。一方周辺視野は動きに敏感に対応できます。人間には、周辺視野で動くものを異常と捕らえ、中心視野でその詳細を把握するシステムが備わっています。このような目の機能は、人類が車を運転する以前には有効に働いていたと思われます。しかし、前ページで紹介したような状況では、衝突する場合には、運転者の視野の中で相手車両が動かないために、その異常検知システムにかからないことになります。
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この分析を読んでみて。意外にも身の回りにもあるのでは。と思った次第です。
例えば。
京都市内にある信号のある交差点をクルマで右折した時の情景です。
歩行者用の信号が青なので、「もしかして、自転車が横断するかも?」と思いつつも。
このときのように、視界に横断者がいなければ、徐行しながら注意して通ることが多いのですが。
幸いこのときは、自転車が来なかったのですが。ヒヤリとすることが時々あります。
そんな時には。「ゆっくり走っているから、降りないで横断歩道渡ろうよ。」なんて思ったこともありましたが。
横断歩道の手前で一旦停止すれば。ヒヤリもなくなるんだ。と確信しました。
そして、意外にも。自転車で走っている時の 路地裏の交差点での自転車同士のニアミスによる
ヒヤリ 多いんです。
一旦停止して右を見て左を見る これが事故防止の原点だと。
そう考えてみると。身の回りにこの現象多いんだなあと実感した次第です。
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(財)日本自動車研究所のページです。↓他のページにも興味津々でみています。
よろしかったらご覧くださいね。
Posted at 2013/06/24 23:44:01 | |
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