
朝の報道番組を見ていて。
初めて知りましたこのニュース。
台風4号が東海地方を縦断した6月19日の夜、
およそ9時間にわたって4月に開通したばかりの
【新東名高速道路】の一部区間で通行止め
だったらしいです。
そのニュース引用しますね。
*****
(ナレーション)
今回の台風で、意外にも『もろさ』を露呈したのが、
四月(十四日)に開通したばかりの新東名高速道路だ。
そもそも『災害時の代替道路』としての役割を担うはずだったのだが、
土砂崩れなどの恐れがあると、19日の夜からおよそ9時間も通行止めがつづいた。
(インタビュー)
~NEXCO中日本 保全・サービス事業部 村上修一担当リーダー~
「新東名高速道は まだ出来たばかりの道路で、実は舗装工事が終わってから
開通して、まだ大きな雨というのは実は経験しておりません。
まだこの後どのような挙動を示すかというのが分かっていない段階ですので、
やはり初めの方は(雨量規制値を)ある程度厳しめに設定させていただいて
またこれからの経験を踏まえて徐々にまあ見直しとかをしていければと考えています。」
(ナレーション)
「今後は雨量規制の見直しを含め対策をとりたい」としている。
*****
補足として、私がNEXCO中日本のコールセンターで確認したところ
・通行止めになった区間は、『藤枝岡部IC⇔新静岡IC間(約18.6km)』のみ
・通行止めの時間帯は、
『上り線は、21:40~5:05』『下り線は、21:40~6:20』
だったそうです。
台風4号が襲来したあの日に、報道ではほとんどこの情報を伝えてなかったように
思うのですが、それは本日の本題ではないのでこのあたりにします。
ただ このニュースを見て思ったこと、不思議に思ったこと 箇条書きにしてみます。
①新東名高速道路は、4月14日に、三ヶ日JCT⇔御殿場JCTおよび清水JCT⇔新清水JCT
のおよそ162kmが同時に開業されたはずなのに、何故この区間だけを通行止めにしたのか。
②たしかにこの区間に大雨が降ったのは、初めてかもしれないが、TVのナレーションにもある
ように、『災害時の代替道路』として、長年の間、研究をして計画をして そのルートを決めたの
ではないのか。適当に山側だからどこでもいいとルートを決めたわけではないと思うが。
③この道路には過去のデータがなくても、似たような地形をもつ他の道路で、解析できない筈
はないと思われる。
以上のことから、この道路の安全性に大きな疑問をもったわけです。
おそらく長時間にわたる通行止めの間、泥縄で現場に行って調査をしたのかもしれません。
一日でも早く開通した方が、採算が早くとれるでしょうけれど。
あの日ちょうど21時ごろから上下線全線を運休した『47歳』の東海道新幹線と
あまりにも対照的なので、ちょっと気になりました。
☆☆☆
Posted at 2012/06/24 22:26:35 | |
トラックバック(0) |
時の話題 | 日記