しばらく定期的なブログアップは控えているので。
臨時のブログアップですが。ちょっと書きたくなりまして。
日付は変わりましたが、今宵【暗闇の中の故障車両】に出会いました。
そして その一件で自分も色々な教訓を感じた という話題です。
よく通る京都市街の道を走っていた時、某停留所の近くの赤信号で停車しようとした時のこと。
前方の停止車両が行っていた車線変更をみて。「あれ?」。
近づいてみると、無灯の停車車両とかすかに見える二人の人影がそこにありました。
最近暗くなっても、まわりが明るい(街燈や行きかう車両のヘッドライトで)とスモールさえ点灯させないで走るクルマを時々見かけるようになったので、先に見つけた無灯車両もその類かと一瞬思いましたが。 どうも故障だったようです。
「危ないなあ。全然見えなかったよ。」
路線バスが通る二車線の50km/h制限の道路です。
幸い私が通りがかった時は先の信号が赤だったので減速をしていたから、前方車と同じように車線変更を低速で行えましたが。
もし、青信号だったなら・・・。
「このままじゃ事故になるよ。」と思ったら
お節介な性格が行動に出ていました。
以前パーツレビューにアップしているとおり、【
非常信号灯】を
運転席側のシートとドアの間に常置しているのを思いだし、わずかな信号停止時に取り出して
真っ暗な故障車両の前に、無防備に突っ立っている若者に差し出しました。
ノーエアコンにしていた全開の窓から
「これ、使ってよ。あげるから。」
「えーーーっ?いいんですかぁ。」
「だって、後ろから全然見えないから。このままじゃ危ないから。」
そしてもう一人の男性は、携帯電話でどこかに通話していました。
しばらくして信号は青に変わりましたが、手短に手渡した彼に訊いてみました。
「危ないからハザード点ければ?」 「いや、全然ダメなんです。」
「・・・。」
再び走り出してから、いろいろなことを考えました。
「別に先を急いでいたわけではなかったから、路肩に路上駐車して手助けしてあげてもよかったなあ。」
以前のブログでも紹介しているように、 前愛車NOTEの時に2回路上故障しています。いずれも、アイドリングストップのやりすぎが原因の故障(たぶん)ですが。
一回目は夜の交差点の一台目で、
二回目は白昼の登り勾配で、
その他にも何度か路上の緊急停車の苦い経験がありますが。
いづれの時も、周りの通行車両は、避けて通ってくれることはあっても手を貸してくれることはありませんでした。
その時の心細さって つらいものがあるんですよね。
きっと、あの故障車のドライバーは、はじめての経験だったのかも。
実は、通り過ぎてから数百m走ってから。 停車して110番していました。
ロードサービスは呼んでいるかもしれないけれど、いつ来るかはわからないし。
でも通話中に 5W1Hをうまく伝えられない自分に気づきました。
その場所はかろうじて伝えられましたが。
「車種は?ボディカラーは?」と訊かれた時に、全く憶えていないのに気づき。
もちろんナンバーなんて全く。
これが路上故障だったからよかったけれど。それでこの動転のしようですからね。
交通事故の目撃者がなかなか見つからないのも。わかる気がしますね。
とまあそんなわけで。所用をすませて、40分位してから。さっきの道(反対車線)を通ってみました。
もうすでに、救援のロードサービスがレッカー移動の作業中でした。
そして。バイクで駆けつけてくれた 一人のおまわりさんも歩道にみつけました。
「なんとか無事だったんだね。」
画像ではわかりにくいのですが、 車種は2リッタークラスの欧州製ステーション・ワゴン。
ボディーカラーは、ダークパープルか、ダークグレーでした。
「やっぱり、停まってあげたらよかったなあ。」
緊急停車を何度か経験しているから。
停止表示板も、
予備発煙筒も備えているし、
蛍光ベスト だってあるんだし。
たとえ非日常な場所(追い越し車線)に停まっていても夜間の視認性は抜群だし、
雨は降っていなかったから、バックドアも全開できたわけだし。 等々。
「一般道路であっても、故障車両の前に無防備のまま立つなんて論外だよ。
(愛車よりも自分の命のほうが大事だから)。」のアドバイスもできたでしょう。
それよりも、なによりも 彼らがもう少しは心強く救援を待つことができたかもしれないなあ。と。
その方がきっとよかったとつくづく感じております。
☆☆☆
Posted at 2013/10/15 00:24:51 | |
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