福士選手、ありがとう

２７日の大阪国際女子マラソンでマラソン初挑戦した、三千メートル、五千メートルなどの日本記録保持者の福士加代子選手がトップを独走しながら、終盤は疲労困憊（こんぱい）で次々と抜かれ、２時間４０分５４秒で１９位と惨敗。マラソンで北京五輪に出場する夢は消えた。

マラソンには別に興味はなかったのですが、ニュースで見てとても感動しました。練習不足、調整のミスも指摘されていますが、フラフラの状態で４度も倒れながら立ち上がり、走りきったのは立派でした。オリンピックへの夢が消えた状況で、倒れても倒れても立ち上がりゴールへ向かって走り続ける姿に胸が熱くなりました。

繰り返される殺人事件、企業の様々な偽装、官僚の不祥事、心無い政治家による庶民虐め・・・と毎日暗いニュースばかりでうんざりしていたところに、久々に明るい気持ちになれました。


福士選手、ありがとう！！負け組みの私も、倒れても倒れても這いつくばって歯を食いしばって生きていこう、と心に誓いました。