車の免許を取得して40数年
北海道に生まれ住んでいるので、冬道運転も40数年の経験
私が運転を始めたころの冬タイヤといえば、スパイクタイヤが主流でしたが、10年後くらいに、スタッドレスタイヤの装着が義務付けられて約30年間、冬道走行での安全と命をこのタイヤに委ねている
現在、我が相棒 CX-5にはWINTER MAXX SJ8 225/60R17 、奥さんのTB車もWINTER MAXX のスタッドレスタイヤを昨年から装着しています
個人的な見解になるかもしれませんが、このWINTER MAXX シリーズが中々優れものではないかと思うのです
というよりは、スタッドレスタイヤでは他社に後塵を浴びていた DANLOP社の技術開発が進み、他社に比肩できる性能の製品を出してくれたという感じです
加えて、価格がリーズナブルという特典付きです
タイヤの価格って、数千円の差が馬鹿にならない
例えば、BS製品と約5千円/一本の差が、4本分ですから約2万円となるわけです
確かに、安全性能はお金で買えない「安心」というものを買うわけですが、この「安心」というものが定量化できないので、神話化してしまう
日本人は意外とこの神話(噂)に結構弱い
スタッドレスタイヤも性能数値を比較してみて、本当に性能に見合った価格なのかなぁ?~
とふっと思ってしまう価格差に感じます
話をスタッドレスタイヤの想いに戻すと
スタッドレスタイヤの出始めは、そりゃ恐ろしくて恐ろしくて・・・今直ぐにでもスパイクタイヤに履き替えたいくらいでした
兎に角、
スノータイヤに毛の生えたようなものですから、圧雪・凍結路面は滑~る・滑~る、車を止めるのがこんなに難しいのかという感じ
さらに交差点では、皆さん駆動輪の空転オンパレード状態なので、路面はますます磨きがかかり、浅田真央ちゃんが真っ青のリンク状態でした
いや、冗談抜きに、ちょっとした窪みにタイヤが嵌っただけで、スリップ・空転して、そこから抜け出せないなんてことが良くありました
特に当時はFR車が主流でしたから
私なんかも、ワンタッチチェーンなるものや、ラバーネットチェーンを持ち、トランクルームに砂の入った麻袋を持ち歩いていました
それから30年・・・
スタットレスタイヤも素晴らしい進化をしました
いや、車本体も素晴らしい進化を遂げ、北海道では4WD・AWDの車が主流となっています
今ではスパイクタイヤの方が優れていたと思わなくなりました
ブラックアイスバーンの走りだって、スパイクタイヤに引けを取らないどころか、優れているように思うくらいグリップ性能が向上しています
今の我が相棒 CX-5とWINTER MAXX SJ8 225/60R17では、昔のスタッドレスタイヤ導入時期の出来事が夢のようです
このように技術が進化した車の冬装備
私たちも十分にその恩恵を受けて、冬期間は安全運転に心がけ、無理な運転をせずに安全で気持ちの良いドライブを楽しみましましょう
スタッドレスタイヤ導入時期、こんなことを経験しました
無理な運転をしていた訳ではないのですが、当時の方々はこのような経験をしませんでしたか?
・国道を運転中、轍でタイヤとハンドルを取られ、スピンし対向車が来ている反対車線に突っ込み、あわや正面衝突 間一髪
・静狩峠の下り車線の低速運転時に、ブラックアイスバーン路面で操縦不能・スケート状態になり、曲がり切れずに路肩に突っ込み脱輪
・緩い下りの踏切で停止できずに、踏切板を越えてボンネット部が線路敷地に入った、そこを列車が通過・・・怖かった
このような状況で命を落とした方もおられたかに思います
それくらい、スタッドレスタイヤの性能は悪かったですね
今では考えられませんよ
この時期になるとこんなことを想い出します
PS 今日の札幌は雪がよく降り、積もりました 部屋の窓から近所の雪景色を

Posted at 2015/01/20 15:27:40 | |
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