アキュラTL

とりあえずアメリカでの高級車の文法。

・本革シート
・サンルーフ
・クルーズコントロール
・「最低でも」V6エンジン（直4なんて以ての外）

・・・そんなワケで、アッチでは基本的に「高級車」とカテゴライズされている車には最低でもこれらの装備は必ず付いています。

また、アキュラがレクサスやインフィニティに比べてスポーツイメージを強調しているのはフラッグシップのRLであってもV6エンジンしか持っていないからであって、高級感で勝負しようとするとV8を持っているそれら2ブランドより立場的に不利になるからであります。
（メリケンのV8エンジンに対する思い入れは日本人の直6並か、それ以上）

そして、インフィニティG20（かつてのプリメーラ）なんかは直4エンジンしか持っていなかったので、当地では高級車と見られていなかった、という話が。



故に日本仕様のG50インフィニティが基本的にサンルーフやクルコンが全車に付いていたり、本革シートが全車に設定があったりするのはその名残とも言えますし、日本ではクルコンとサンルーフの設定は一切無かったUA4/5インスパイア・セイバーにしても、アッチの仕様（アキュラTL）ではしっかりとそれらの装備が。

日本でもそれらの装備があった方がより「高級車」を強調できた気がしますし、そもそもアキュラTLよりは遥かに販売数の少ないインスパイア・セイバーのためだけに、ワザワザ屋根を切らないボディを用意していた、というのもスゴイ気がします。

最も、アキュラと同等の装備を付けたら前期のUA4/5でも値段が最低でも30万円は上がりそうであり、タダでさえ売れなかったUA4/5が更に売れてなかったでしょうか。
（参考：UA5前期・328万円、UA5後期・345万円。ラインオプションは一切無し）

・・・ところで、アキュラTLのナビなんですが、なんかナビ本体に「HARD DISK」の文字が見えるんですが、気のせいでしょうか・ｗ・

確かUA4/5のナビって日本仕様では全年式でDVDだったと思うんですが。