【其の壱】
さて、途中で
トリム完成祭り(^^;が割り込んでしまった為、
ちょっと中断させて頂いておりましたが、
再度進めて行きたいと思います。
118iパドル化計画!
前回、シーケンシャルモードのスイッチを
ステアリングまで持ってくる為の計画を、確認した訳ですが、
さっそく今回は実車での配線作業を行ってみたいと思います。
長文覚悟でお付き合い頂けると幸いです(爆
※注意!!※
今回から、実車での作業となります。部品の分解や、
配線の変更等、特に今回のモディはエアバッグ周りを分解する
工程も多く出てきます。この記事は、あくまで私の118iの事例となります。
同じ1erであっても、また同じ118iであったとしても、クルマの個体差、
製造ロット単位での単パーツのマイナーチェンジ等、
現行ロットとは違う可能性もございます。
よって、今回の記事内容に関して発生した全てのトラブル、問題等に対し、
私は一切の責任を取る事ができません。
参考になさって頂く場合は、大人の判断で、よろしくお願い致します。
さて、それではいってみましょう♪(^^
まずは
おさらいです(^^ 今回の作業工程は、
1)シフト周りの+、-信号のコードを分岐、それぞれコラムまで持ってくる。
↓
2)コラム内のマルチF用カプラ(12ピン)の空きスロットにそれぞれ接続。
↓
3)ステアリング内マルチF用カプラ(6ピン)の空きスロットからコード取り出し。
↓
4)適当なスイッチのプラスに接続
↓
5)スイッチのマイナスからステアリング内アース用ボルトに共締め。
となります。
まずは必要なパーツから。
各コード
こちらが必要なコード類です。
画像が分かり難いですが、私は青をシフトアップ、黒をダウン用の
配線としました。 もっと明暗ハッキリした色にすれば良かった(^^;
使用するコードサイズは、全て
0.3としました。
なので、分岐用の端子等も、全て0.3に対応するものを集めます。
ではパーツの説明です。
図中1、2はシフト~コラム内マルチF用12ピンカプラへの配線コード
(約1100mm)です。シフトアップ、ダウン各1本づつあります。
片側にシフト部への割り込み用の分岐端子(図中7)、
反対側に12ピンコネクタへの差込端子が付いています。
次に
3、4はステアリング内6ピンコネクタ~シフト用スイッチへの配線コード
(約180mm)です。
片側に6ピンコネクタへの差込端子、反対側はスイッチへの
接続用U字端子が付いていますが、この端子は、
どんなスイッチを取り付けるかによってそれぞれ違ってきます。
私の場合は、U字端子を使用しました。
次に
5、6です。これはシフト用スイッチ~アースまでの配線コードとなります。
長さが違うのは、アースボルトがステアリング中央についていない為、
ハンドルの右と左でボルトまでの距離が変わってくる為です。
私は、約240mmと約140mmの2本を用意しました。
このパーツも、片側はスイッチ用のU字端子。これはあくまで
私の場合・・ということになります。
反対側には、同じくU字端子ですが、これはアースボルトと
共締めする為のものですので、必要です。
・・・と、まずは使用パーツをざっと説明しましたが、
分岐端子や、U字端子は、別にこの通りでなくても
まったく問題はありません。切断&ハンダでも効果は同じですから・・。
私の場合は、一応後々元に戻す事を考え、図のようなコードを作成しました。
よって、
コードはそれぞれに適した方法で、自由でOKだと思います。
・・・しかし!
1点。必ず付けなければならないパーツがあります・・。
それが、
純正カプラーに割り込ませる為の差込端子です。
しかし・・これはなかなかその辺には売っていません(^^;
皆さん秋葉原や通販なんかでそろえてらっしゃるみたいですね。
私は運よく自動車業界に勤めている為、
会社に腐るほど転がっていました(^^;ラッキーw
物自体は数十円で買えるものなのですが、売っている場所が
なかなかないのはイタイです・・・。
・・・・と思いきや、
スイッチシフトの先輩のnao. さんから、こんな情報が!
「端子はオス17円、メス11円
ラジオデパート2Fのすずらん堂にあります。
ちなみに純正部品でもとれますよ。
6113 0006 663で40cmコード付で250円ぐらいです。」
純正品でもけっこうお安く買えるんですね(*^^*
nao.さん、素晴らしい情報、感謝です!
一応端子形状は ↓ な感じです。
では、作成したコードを使用し、配線作業に移ります。
まずは、シフト周り、ハンドルコラム、エアバッグ周りを分解していきます。
パーツの外し方は、
msano7さんのサイト
に詳しくUPされています。
msano7さん、いつもスミマセン(^^;
よーく読んで、慎重に行って下さい。
特にエアバッグ周り!!
怖いと思う方は、エラーログが残る可能性はありますが、
バッテリーを外してからの作業をオススメします。
私も怖かったですが、エラーログ残るのも嫌なので、
バッテリーを外さずに作業しました。・・・・
怖っ!!(^^;
まずはシフト周り。灰皿も外しますよ。

ボコっと・・・。
次にハンドルのコラム部分を分解!

ここで、図中のマルチF用コネクタというのが、
シフトからの配線を差し込む
12ピンカプラーです。
くれぐれもエアバッグコネクタは抜かないように!!
「抜きそうだ・・・」と思う方は、バッテリーを外してから!
次にハンドル部分。 エアバッグ本体の取り外しです!
慎重に!しかし大胆に!(爆
図中赤丸の部分が
6ピンコネクタ部です。
ここに、先程のコード
3、4を差し込みます。
赤丸部拡大図はコチラ↓
何度も言いますが、エアバッグコネクタには注意ですよ。
この図中の空きスロットにコードを差込ます。
そこからスイッチを経由して、アース線を図中のアースボルトへ
共締めします。
以上が、今回の作業工程です。
では実際の作業を・・・。
まずは、シフト周りからインパネ裏を通して、コラム部まで
線を引き回してきます。
シフト部のシーケンシャルモードのアップ、ダウン信号を
分岐します。
シフトアップ、ダウンの線は、
msano7さんのサイトに詳細がUPされていますので、
参照してみて下さい。
次に、シフトより引っ張ってきたコードを、
マルチF用
12ピンコネクタの
空きスロットへ差し込みます。
ここで、
msano7さんのサイトとは若干違うパターンとなります。
・・・とは言っても、より簡単になるんですけどね(^^;
E90は、この12ピンカプラのスロットが全て埋っており、
使用されていないピンを2本抜いて(または切断して)
空いたロットに配線するんですが、
E87の場合(118iの場合?)、最初から2箇所、空いてます(^^;
なので、カプラーを外して、空いているスロットにプスっと
差し込むだけで、この工程は終了です。
もしかして、1erにはボタンはあるのに設定が無い(爆、伝説の
ハンズフリーのスロットなのかな?などと思いつつ、作業を続けます。
さて、作業も終盤!
ステアリング部の
6ピンコネクタの
空きスロットへ、
コード
3、4を差込み、スイッチへ接続します(^^
そしてスイッチからアース線を取り出し、
先程のステアリング部のアースボルトに共締めします。
後は配線をキレイにスタイリングして、パーツを元に戻します。
この状態で、シフトをシーケンシャルモードに倒し、
ステアリング部のアップ、ダウンに割り当てたスイッチを押すと
・・・・手元でのシフトチェンジが可能に!!(*^^*
スイッチが現在製作中の為、最後の方(スイッチ~アースの辺り)
がチョット分かり難いかもしれません・・・。
「どうすりゃいいんだ!? ワカンネーぞ!!」という方、
メール等頂ければ、私の分かる範囲でしたらお答えします(^^;
この辺の詳細は、スイッチ作成の時に詳しくUPします。
と、いう訳で、今回はここまで!
次回は
今回のパドル化には欠かせないパーツをご紹介しますw
乞うご期待!!
・・・・・其の参へ続く
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Posted at
2006/10/04 11:48:06