
うちのPCが嫁さんの仕事用から解放されたため、たまったネタを更新中。
最近、ちょっとはまってるもの。
そう、よくCMにも流れていましたが、「戦艦」。
私は、まったく戦争支持者ではありませんが、ものづくりをする人としては、「温故知新」という言葉は、常に意識しているものでもあります。
この時代に、戦艦を始め、零戦というものが、小さな国が大国と渡り合うための一つの智恵の結晶だったのではないかと個人的には考えています。
何が必要だから、何を捨てて目的を果たすための「モノ」をつくるのか。
それの象徴がこれらだと最近勉強しながら考えるようになってきました。
NHKでも「made in Japan」という、日本製品、日本のものづくりへの問いかけとも思えるドラマも放映中ですが、パナにせよ、ソニーにせよ、最近の日本のものづくりへ疑問を持つ方々は増えているのだと思います。
そういう、私の周りも、確かに最初に「安くありき」を訴える人が多くなりました。何かというと、「海外メーカに発注したら安くならんのか?」が最初のコメントとなります。
その前に、自分たちの作り出すモノが、何を訴え、どういうシナリオで発展していくのかという話がないまま。。。。。
※海外メーカに発注すると言うことは、自分たちの子ども世代の日本での仕事を奪ってしまうことに繋がっているのではないかと、いつも思っています。
MINIに乗るようになって、外車と日本車の違いということを感じることがあります。
それぞれ、いいところと、満足できないところというのがあるのですが、どちらかといえば、外車の方が、これが駄目でも、それを許し越える部分があるのだという主張を運転しながら感じることができます。
それは、ちゃんとした何かを訴えるコンセプトがあるからだと考えます。
いろいろな評論家が言ってますが、それがiPhoneであったり、うちのルンバについても見るたびにそう思わされます。
自分たちのものづくりにおいても、「目指すモノはこれなのだ!」っていうことを最初に考え、ブレずに開発していけば、必ずや海外製品をしのぐものが作れると、私自身前向きに自分自身に魔法をかけて、ものづくりを進めています。
特に、日本人が作るもの、または日本人が指導してつくるものには、「気づかい」というものを感じます。「そんなところにまで手がとどくの~?」って感じ。
これは、海外製にはまねができないすばらしい日本文化だと。
これをベースに、意識しながら次の世代のものづくりできないかなと。
ま、何かかっこいい台詞を並べてしまったかもしれませんが、「ものづくり」に携わって約20年。もう一度、自分が関わるモノについて、自分たちの世代で何かを見直せないか、確立できないものかと考える毎日となっています。
これは、MINIを選択しなかったら気付くことはなかなかできなかっただろうし、MINIを通じて勉強させていただいている次第でございます。^^
というわけで、北陸の冬ではめずらしく太陽が射す窓の外。
BMW MINIに感謝しながら、いまから洗車です~。
Posted at 2013/02/03 11:26:35 | |
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