
新年
あけまして
おめでとうございます(和暦的な意味で)
どうもどうもりんとろでございます。
写真は4月30日に群馬に行った時のものです。
この日は雨で、山のほうは濃霧(笑)
おかげさまでこのシーズンでは人が少ない方で色々見て回る事ができました。
後から聞いた話ですけど、次の日あたりにハチロク関連の集まりがあったみたいですね。
GWといえば田植えな私です。イベント逃しまくりですよ。
栃木馬鹿も終わった後に・・・あ、今日だった。。。って気づいたのでした(笑
さて、本日のお題ガラケーの色々な使い方なんですが、
解 約 後 の使い道の話です。
ワンセグとか音楽再生とか、動画再生とか、色々ありますけど、
今回は解約済みのガラケー※で、音声通話の機能に絞ってご紹介したいと思います。
ちょっとマニアックな話なので、興味ある人いるか分かりませんが(笑
ちなみに、すべての機種が対応するわけではなく、使えるのはごく一部です。
※PHSも今回はガラケーとひとくくりで呼びます。
その1
トランシーバとして使う。
旧ウィルコムの一部機種限定になります。
所有してるのはこの3機種
左から
・WX310J(日本無線
・WX310SA(三洋電機
・WX320T(東芝
2006年から2008年に製造された製品になります。
この3機種はベースが同じファームウェアを使ってるようなのですが、提供元などは不明です。
グループ通話という機能があり、公衆回線を切った状態でも使えます。
登録は従来の家庭用子機登録装置を介したりせずに、
1台を親機としてそれに登録する形で行います。
1:2などの多重通話は非対応ですが、双方向通話ができるので便利です。
通話距離は見通し100メートル程度とのこと。
ツーリングなんかで使ったりしましたが、一度切断されたあとにもう一度ダイヤルする必要があるので、ちと不便かもですな。
機種としての特徴は全機種ともPCから専用ソフトを介してデータを入れたり、MiniSD、MicroSDから入れたりも出来るので、壁紙変更や着メロ変更もできます。
着信音にはパソコン用のMIDIがそのまま使えます。
その2
スマートフォンの子機として使う。
こちらも旧ウィルコム(Y!モバイル)の一部機種限定になります。
左から
・WX01S(セイコーインスルツ
・WX12K(京セラ
・WX03SH(シャープ
WX12Kは丁度ウィルコムからY!モバイルへの切り替え時期だったので、
Y!モバイルからも同じ機種がカラーリングを変更して402KCという名前で出ています。

いずれの機種もブルートゥースを介してスマホの着信を受ける事ができるほか、スマホの電話番号での発信も可能となっています。
WX01Sは無駄な機能を一切排除したモデルで、電池の持ちが良いです。
着信音はMIDI、画像等専用ソフトを介してPCから転送可能です。
WX12KはJAVAアプリ対応で、SDカード等からのインストールが可能です。
また、スマホとの専用連携ソフトがあり、Gmailなどのメール通知が受け取れます。
色々弄りたい人にはお勧めの機種ですが、電池の持ちが悪い。
WX03SHは「スマホ購入者にプレゼント」なんて言って配布していた時期があったりして、意外と持ってる人いるのではないかと。
子機として使えるほか、専用連携ソフトにて着信履歴やGmailの一部が読めたり出来たのですが、現在はスマホ側のメールソフトのアップデートなどで、使えなくなってます。
赤外線通信が使えるのですが、着メロデータなどの通信は基本的に出来ないようです。
通信環境なしではカスタマイズは出来ませんが、着信専用に使うなら便利だと思います。
その3
家の電話の子機として使う
こちらはドコモの一部機種限定になります。
※PASSAGE DUPLE対応機種のみ
左から
・N902iL
・N906iL
・N-07E
になります。
この3機種はビジネスモデルになります。
N906iLのみ店頭一般販売されたモデルですが、
他は法人でないと入手できなかった機種です。
某オークションなどで、中古で結構出ています。
自宅子機に繋ぐ条件としてはIP-PBX対応機種であることが前提になります。
ドコモの企業向けIP-PBXサービスであるPASSAGE DUPLE対応機種を使った応用編になります。
同社のサービスでホームUというサービスがありますが、あれとは別になります。
PBXというのは簡単に言うと構内の電話交換機です。
内線1とか内線2とか、外線1とか外線2とか、そんなのが書いてある電話機はPBXに繋がってます。
IP-PBXというのは内線1とか内線2の端末をIPアドレスで管理したものです。
最近の家庭用の光回線モデムには簡易的なIP-PBX機能が備わっています。
スマホを自宅の子機にしてる人、ネットで検索すると結構でてきますけど、それはこのIP-PBXを利用して繋いでいます。
という事で条件は
・光電話対応モデムPR-400KI等、簡易IP-PBX対応の物(IP電話でも可
・ドコモPASSAGE DUPLE対応機種(今回は法人モデルに限る。
やり方としては
今回紹介した3機種は無線LANに対応していますので、
自宅の無線LANに接続します。
光電話対応モデムに子機として認証できる枠を作ってあげます
ダイジェスト認証にて認証させるので適当なIDとパスワードを入れます。
先頭に00が入ると認証できない機器があるので、IDは数字一桁とか、簡単でいいと思います。
携帯電話から
それで、携帯電話の設定でSIPサーバー設定というところにダイジェスト認証のIDとパスワードの入力画面があるので、それを設定。
認証がうまく行かない場合はSIPサーバーIPアドレスとRegisterIPアドレスの所を手動入力でモデムのIPアドレスにしてあげればいいと思います。
「移動機SIPアドレス設定」という部分で
設定した内線番号@モデムIPアドレス
例 3@192.168.0.1
と入れてあげれば、携帯電話の無線マークの横にSIPというマークが付くと思います。
これで内線として使えて、自宅電話番号で外線発信もできるようになります。
IP電話の場合は登録次第では出先の公衆WiFiで使えるそうですが、番号持っていないので試していません。
※ちなみにIP-PBXサーバーとSIPサーバーとありますが、今回は「同じ」と思っていいと思います。
そんでもって今回ビジネスモデルに限らせて頂いたのは、一般向けモデルを持ってないからなのです。
単なるホームU対応のWiFi端末なら持っているのですが、制約が多く、Fomaカードが刺さっていないとWiFiにつなげなかったり、セルフモードではWiFiまでオフになってしまうので、Foma回線の電波が圏外の場合電力を食ってしまう等困った事になるので、一般向けのPASSAGE DUPLE対応機種がどのようになっているか不明なので、限定させて頂きました。
ビジネスモデルならWiFiのみの接続ができるのと、Fomaカードの有無によっての制限がほぼ無いので。
※WiFiによって携帯のフルブラウザの閲覧は可能ですが、
i-modeは元々WiFi非対応なので専用回線でないと閲覧は出来ません。
ということで、解約後も遊べる(?)機種を簡単に説明させて頂きました。
ネット上で詳しく説明してくれているサイトもあるので、詳しくはそちらを見てみてください。
・オマケ
N902iLです。
中古で購入したのですが、到着時はこんな感じでした。
傷が目立つのでどうにかしたいなと思い、一部塗装する事にしました。
メッキ塗装の部分は両面テープで貼ってあるだけなので、
カードとか間に挟めながらはがしていくと剥がれます。
ヤスリかけてメッキを剥がして、
塗って剥がせるラバースプレーで塗装。
完成。初めよりは見た目いいでしょ。
ちゃんとサブディスプレイ見れますし、光ります。
そんなわけで、マニアックな話でした。
その他面白い機種あったら教えてください。
ではではりんとろでした~