2012年04月27日
あ、面倒くさい(笑)三つの次元の話
減価率の特別に低い公共的な製品
通貨。
一つずつの次元について定義しようと思いましたが非常に面倒くさいですね。
マネタリズムとストック&フロー経済学(提唱)で貨幣の次元は説明出来るハズですが、他次元が繋がってると結局話として破綻しそうです。
まあいいか。
貨幣数量説が通じるのはご存知の通り、通貨が一面的には製品の役割を持っているからです。
有名なのはアメリカのドル輸出政策です。
この通貨の流れをざっぱにカテゴライズしたのがマルクス経済学です。
平たく言えば
フローから利潤がでる、そしてストックに蓄積される
他:負債
ストックが資本で資本論ですね。
この中で通貨の役割を定義するのがマネタリズムです。
Mv=PY
M :貨幣供給量
v :貨幣の所得流通速度
P :価格水準
Y :産出物の数量
非常に魅力的な仮説です。
そして今、需要が足りないんですっけ。
付加価値となると労働市場ですから、別の次元の話になります、ほら面倒くさい(笑)
需要の供給方法についてはいくつかあります。
一つは通貨の消費義務です。
ストックのフロー化ですね。
ゲゼル通貨によって一面的には成功したと結論付ける事が出来ます。
話題のインフレ論もここに繋がるか。
要は通貨をマクロ的に水量かつ時間的なモラトリアムとしたあれです。
貯蓄があるから、不況があるですね。
モラトリアムの調整の結果、元締め利潤調整によって物価が修正されてデフレの場合負のフィードバックが発生、不況化する。
デフレ不況です。
この逆を地で行くなら通貨に消費義務を課せば良いという考えです。
問題は過剰消費と貨幣流通量によるインフレそして雇用くらい。
他にもいくつか需要の供給方法を書いてしまいましょう。
・雇用が水準を満たすまで付加価値を維持しながら生産効率を下げる。
色々難点のある考え方なんですが、需要の供給という観点では間違っていません。
過剰供給ですから修正しましょうと。
枠組み以外でそれほど問題は出ないんじゃないかなと思います。
(ただし枠組みの難点が非常に強い)
まあ、効率を下げるなんて余程無駄な行為ですから(笑)
・貨幣数量説に従って公共投資を無理矢理繰り返す
こんなんしてたら、いつか通貨が製品のとして機能を失いますけど最近ケインズ政策として主張を見かけます。
三橋さんの論もこれですね。
有効需要に従って景気刺激をしてインフレによって負債は解決に向かうですか。
私には向かうとは思えませんけど。
難しいのはこれらのどれもおそらくは間違ってないという事です。
私が一部の人を原理主義者だと言うのは、合っているであろう解答に対して、別の論をもって否定を繰り返す行為をするからです。
だから現実は妥協の組み合わせですよと書きました。
あれもこれも合っているなら、大抵はその組み合わせが正しいんです。
何故組み合わせて考えないのか?
今ある考えは既存の考えの組み合わせですよと孔子さんも言いましたね、それは何百年前の話ですかと。
少なくと義務教育を過ぎた人には理解して欲しい簡単な考えですし、私には否定をもって証明する以外の考えはちょっと理解できないんです。
単純に馬鹿にしてる訳では無いですよ、理解の外側にあるだけなんですからと付け加えておきます。
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Posted at
2012/04/27 07:47:56
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