2012年10月30日
この人らは、命題の意味をどう解釈してるんだろう?
こんなのは、只のプロテクトなんだから、プロテクトの組み方理解して、根拠で崩すだけの話ですよね。
否定出来てると思ってる?人は、教養が無いんじゃないのかなと疑問に思ってしまう。
労働価値説の否定。
これ究極にはセイの法則の命題否定ですよね。
このセイの法則の命題プロテクトの概要は供給が需要を生むんだと。
このプロテクトは相当固いんですけどね。
アダムスミス時代からの労働価値説の欠点は、供給を労働とした所かな、全部供給にするとどう?
金利や地代というのも供給というか、サービスの代価としたら、破れないでしょ。
キリスト教義は知らないから、当時の自由放任からは困るかもしれないけれど。
私からすると、不労所得自体には(何でも拡大は困るけれど)問題が見当たりませんし。
まあ、セイの法則、これ仮に破るとしたら簡単、供給をしないで需要すれば良いんです。
じゃあ破るとして、金を借りるとします、これ『供給してる』人を触媒にするんでしょ?
さらに貨幣は政府の公共サービスですよね、このサービスも省くのかって話。
政府は貨幣サービスの供給ために、税制をとっています、つまり需要してるんだから、供給してますよね。
供給は省く事が出来ないんです。
じゃあ盗めば良い、これも『供給してる人』を触媒にする。
そもそも需要って供給によるサービスの交換の結果なんですけどね。
これ私からすると、供給してないって命題上は人と接点を持たない、社会上に存在してないとかになりそうです。
そもそも破る気が無いんじゃないのかな?とも思ってしまう、プロテクトとして理解出来ないから。
ワラルスがそう言ったからとか、権威主義すぎてバカみたいな理屈ですけど、そもそも新古典派はセイの法則を捨ててなく、純粋に労働価値説のどこを否定したのかという話。
さてここで、労働価値説否定の論点を整理しましょう。
労働価値説の問題は、当時の背景とセイの法則を組み込んで、全ての物の価値が、労働投下量で決まると仮定したことにあります。
つまりセイの法則+物価の源泉は全て労働だとした複合命題。
まず、こちらの元祖労働価値説プロテクトを破るのは簡単だったと。
これがワラルスの需給曲線と限界効用です。
これセイの法則のプロテクトがどうしても残るから、これ労働価値説の『部分否定』だったんですね。
労働価値説は完全競争の世界として残ってます。
それで新古典派というのは、サプライサイド政策や、世界恐慌の政策から解るように、労働価値説からは完全に離れてません。
必ずしも、労働投下量が全てを決める訳ではないよね、例えばダイヤモンドの価値は、投下量と一致しないよね、希少性の需要と供給から決まる物もあるんだよね。
物価はともかく、潜在的にマクロ的な需要の総量で労働価値説を新古典は認めていたんだと、まあこれだけの話なんですが、世の中には需給曲線と限界効用によって、労働価値説は否定された!(果たして労働価値説が複合命題であることと、全否定と部分否定の差を理解してるんだろうか?)
と何だかよく解らない事を書く人がいるんですよね。
複合命題における部分否定というのは、まあ科学史から解るでしょ、普通は包括案による修正がなされます。
ニュートン力学は近似だから、実証主義から部分否定されてるの。
命題同士が『対立してない』なら包括案による修正モデルが通常の論理の流れ。
否定されたから、もう欠片も無いんだとかは教養の無さを自覚してない人の理屈。
じゃあ、需給曲線と労働価値説のどこが対立してるのか、こんなバカな話は無いんですから、理解のしようが、無いんです。
科学宗教(科学哲学)くらいモラルとして習おうよ。
ですから労働価値説に需給曲線乗っかりました。
新古典のその後を知ってれば、普通に、これでいい訳で。
何も知らない書きたがり屋さんが多いようですね。
願望丸出しのゴミを喧伝する理由がイマイチ解らないなと感じます。
その後セイの法則を元にした新古典派が、やっぱり恐慌を解決できなかったりしますが、
それだって、労働価値説のネタ元のセイの法則にまつわる需給の命題は、その否定を聞いた事はないですね。
労働価値説は否定されている!
なんのこっちゃと
内容の無い話でした。

Posted at 2012/10/30 01:08:33 | |
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2012年10月28日
前回の記事の続きですね、インセンティブの例から人は競争を好むといった傾向は、必ずしも真理ではないという記事をやりました。
まあ競争の条件付けの細かいこと細かいこと。
それでも競争の結果、今の世の中になってるんですけれど。
さて、競争原理といえば、淘汰が組み込まれているんですけれど、競争した結果、全滅したという珍しい例もあるんですよね、
ひとつには、眉唾物ですが恐竜の卵の固さ(笑)
対哺乳類で固くなって出れないという話もありました(笑)
まあ、確実なのは、前回の記事でやりましたよね。
高次哺乳類の絶滅した日本の山林と、モアイのある事で有名なイースター島です。
これ内容は、いい所で均衡しないで山林側が壊滅したという話なんですが、
自然の回復するサイクルに合わない慢性的な消費をした結果となっております。
まあ、北朝鮮の山林と同じなんですよね、こちらは山林が回復する前に燃料にしてしまうと。
そして全滅して然るべき国民には食糧援助をするので、いつまでも回復レベルに均衡しません。
これが競争と言えるのかが課題なんですが
シュンペーターはーイノベーション理論を通して、市場原理なんてのはイノベーションの創造以外は、只の均衡淘汰ですよと言ってますね。
競争なんてのは進化の派生以外は均衡淘汰でしか無い訳です。
バランサーでも無いわけで、この代表例が先の山林の全滅と。
じゃあ何で、競争原理が大正義に思えるのかというと、
競争という言葉に対する我執が
競争原理の神聖視に繋がってて、まあ例えは悪いかもしれないけど
信心すれば大勝利と。
どこかの宗教みたいな話になる訳です。
そして対立構造を持ち込んだ時点でまともな判断が出来なくなると。
では経済の競争の行く先と言えば、マルクス経済学ですね。
供給の方法が無くなれば、需要できなくなる。
効率化で供給の方法は無くなっていくと。
これに対して競争原理が何を産み出すのかも興味の無い人たちが、競争を信心すれば大正義なんて主張をしてれば、バイアスが増えすぎて中身も見えなくなっていく訳です。
じゃあ競争原理が資本主義において何を産み出したのか、バイアスを乗り越えて確認すれば良いじゃないですかと普通なら思うでしょう。
でもそれはシュンペーターがすでにやってるんです。
破壊的創造ですね。
それで派生したイノベーションがバランサーのためだったとは、今では誰も主張しないハズです。
普通なら死ね淘汰されろという層の、バランサーの役目は今政府なんですから。
だからこそ、別の視点からそのバランサーに言及したアダムスミスを普通に解釈しろというんです。
そのバランサーとはパン屋のおじさんの功利ですね、労働者による対国家功利です。
対競争原理とは、対完全競争である非効率な供給方法のエントロピーの増大です。
利潤なんてのは、誰かが供給を通して需要しないと生まれない物なんですから、適度に非効率にして利潤を回す世の中をつくればいいんです。
そのような世の中は資産税によって利潤を無理矢理回すような物ではなく、功利主義によるバランサーのまともに働いたインフレによって利潤の回る世界だと私は思います。
非効率性が供給というエントロピーの増大になるかは、次の記事でやってみましょう。

Posted at 2012/10/28 21:17:08 | |
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2012年10月28日
愚痴でもこぼしたくなる、内容の記事を、音楽で飲み込もうよという企画
年を取ると、だんだん新しい音楽とは疎遠になりますよね、という話なんですが
※ツールについていけないとか(笑)
最近買ったのが、葉加瀬太郎さんのひまわりを聞きたさでベストアルバム
一応コールドプレイなどの、耳に入った曲は聞いてるんですけどね、
これも古いじゃないかと、言われるかもしれませんが。
でも古い曲を聞いても楽しくありませんし、でも何で年取ってイギリスのバンドなんか聞くんだと言われても、まあ趣向の問題。
でですね、ジャミロクワイです、90年代からやってるこのアシッドジャズは、何回聞いても楽しいんです。
いかにも頂点という感じで(笑)
これもイギリス。
で、その頃、ジャミロクワイを聞いていたかと言われると、私はそんなの知るかで、テクノでアンダーワールドを聞いてたんですけれど。
これもイギリスですね。
振り返ってみると、何だかんだイギリス、UKアルバムチャートが好きなんですね。
このUKの底力はなんなんでしょう。
まあ若いときなんてのは自分の趣向も理解出来ない物ですから、色々聞きます。
どうせ何にも知らないんだから、邦楽洋楽の区別をつけなく聞いた方が良いと。
そして後で好きな物が残ります。
デズリーなんてのも素晴らしいと思います、イギリスだからじゃないですよ(笑)
考えてみれば、この嗜好の流れはU2の時から、変わらないんです。

Posted at 2012/10/28 20:38:13 | |
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2012年10月27日
インセンティブ関連の記事を続けましょう。
人類普遍のインセンティブといえば、まあ、対立です。
対立構造にインセンティブを見出だす人が多いんですね、私もそうなんですが(笑)
ですから、出来るだけ逆バイアスをかけないと
まともな考えも出来ないと。
ですから、当ブログというのは、どちらかというと不戦による予測のみとさせていただいてます。
つまり、対立構造に対立する中道をインセンティブとしてとってます。
というのは、対立構造というのは、バイアスの反動がどこに行くかどこに出るか解らない。
これ私の経験則なんですが、反対の反対は必ずしも元に戻らないんです、バイアスが強すぎて。
少しずつ、我執で歪んでいくという感じ。
ですから対立構造自体への疑問を基礎におきましょう、不戦条約ですね。
そうは言っても、自然構造物なんて只の均衡淘汰であり、対立構造なんてのは人間の我執の中にしか無いものだと思うんですけどね。
インセンティブの取り方をどうするかって大切ですよと、今回、それだけの話なんですが、もったいないので、孫子によるインセンティブの扱いの紹介も含めてやっちゃいましょう。
・孫子の兵法ー九地編ー
えーと、孫子というのは非常に面白いツールです。
軍事戦略からも、歴史的に面白い再発見がなされていて、様々な事柄が書いてあるんですが、その中には兵士のインセンティブなんて物もあります。
まあ今だから、これはインセンティブだなんて言えるんですけれどね(笑)
九つの地での戦い方からインセンティブ、功利の利用が含まれているよねという話。
「散地」
自国の領内が戦場になる場合
ここでは戦いを避けなければならない
「軽地」
他国に攻め入るが、まだそれほど深く進行してない地域
駐屯してはならない
「争地」
敵味方いずれにとっても、奪取すれば有利になる地域
敵に先をこされたら、攻撃してはならない
「交地」
敵味方いずれにとっても、進攻可能な地域
部隊間の連携を密にする
「衝地」
諸外国と隣接し、先にそこを押さえた者が諸国の衆望を集めうる地域
外交交渉を重視する
「重地」
敵の領内深くに進攻し、敵の城邑に囲まれた地域
現地調達を心がける
「ヒ地」※ヒは土己
山林、要害、沼沢などの行軍困難な地域
速やかに通過する
「囲地」
進攻路が狭く、撤退するのに迂回を必要とし、敵は小部隊で味方の大軍を破ることのできる地域
奇策を用いる
「死地」
速やかに勇戦しなければ、生き残れない地域
勇戦あるのみ
カテゴリとして、純粋なインセンティブとして扱うには面倒な九地編ですが、特に有名なインセンティブに属するなと思える地域は、死地や散地です。
当時の背景もいれなければ解りづらい物なんですけれど、面倒ですから、自分で考えて下さい(笑)
戦うなら兵士の功利を考えなさい、二千五百年前の孫子のアイデアです。
何も皆が皆、競争や争いが好きな訳じゃないんだと、皆さんおっしゃられますが、そんなのは昔の中国から変わらなかったんですね。
アメリカ軍の殺しに関する兵士の倫理問題もインセンティブが絡んでくるんじゃないでしょうか。
じゃあ競争原理は正しいって何?
という話になりますね、これも我執の見え隠れするテーマなんです。
このヒントは高次捕食者である肉食動物の欠けてしまった日本の山の現状と、モアイのあるイースター島で見られます。
これ市場原理と何が変わるのって話なんです。
まあ、インセンティブなんて完全に寄り道なんですが、ついでですから次回の記事のテーマは競争原理の行く先はでやってみましょうか。

Posted at 2012/10/27 23:37:10 | |
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2012年10月26日
さてさて、
インセンティブごっこ。
要は功利の研究なんですけど、代表的な例は、
テストに報酬をつけてもモチベーションは上がらないという実験結果です。
※成績の上下で言えば下がるという話
これについては、条件を決めて色々実験させて欲しいと思うんですが、
面白いインセンティブといえば、罰ゲームと、共有、そして条件制限だと思うんですよね。
軽い罰ゲームを考えた途端に、モチベーション駄々上がりなんて
まあスポーツやってれば経験のある事です。
※これについては、勝敗の予測出来る勝負では、モチベーションは変わらないそうですが。
つまり予測の出来ない結果かつ、意地悪なんて物を人はとても喜びます。
少なくとも私は(笑)
・共有。
シンパシーで脳内麻薬出まくりなんて誰にでもある経験じゃないでしょうか。
肯定して欲しがるなんて良くあること。
秘密の共有なんてのもそうなんでしょうか。
これで思い出すのは、教師と生徒が宿題をメールでやりとりした結果、そのクラスの成績がトップクラスになった例ですね。
何らかのインセンティブが働いたと、そのインセンティブはシンパシーじゃないのかなと私は思います。
・他には割の高い条件制限
例えば時間制限に報酬をつけるんです、私とかは、とにかく良くやってます。
ギリギリ届かないあたりの目標は興奮しますよ(笑)
これらの条件付けによるモチベーションの向上が
インセンティブです。
競争が無条件にインセンティブを高める訳ではない、今日やった話題だけでも解りますね。
まあ普通に細かいよねってだけの話です。

Posted at 2012/10/26 23:51:29 | |
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